【日田市ドライブデート】進撃の巨人聖地と名物グルメを巡るアニメファン必見コース

大分県日田市で特別な思い出作りをお考えの方へ。今回は、世界的人気作品「進撃の巨人」の聖地として注目を集める日田市のドライブコースをご紹介します。

作品の世界観を体感できるミュージアムやフォトスポット、そして名物グルメや温泉まで、豊かな自然と文化が織りなす見どころが凝縮された特別なコースとなっています。日田市観光協会の武内さんおすすめの、魅力あふれるドライブプランをお楽しみください。

▼今回ご紹介する日田市ドライブスポットの見どころ

アニメ聖地を網羅する日田市ドライブコース

山々に抱かれた盆地に広がる日田市は、アニメファンはもちろん、上質な観光やグルメを楽しみたい方にとっても魅力的なドライブデートスポットです。本館とANNEXの2つのミュージアムでは貴重な展示品の数々を堪能でき、地元の名物「日田焼きそば」や、全国的に有名な大山の梅干しなど、この土地ならではの味わいも楽しめます。

今回のコースの拠点となる日田駅では「進撃の巨人」の主人公エレンの銅像がお出迎え。アニメファンなら一気にテンションが上がることでしょう。

それでは、日田駅から始まり大山ダムまで、約6時間のドライビングタイムで巡る、見どころ満載の各スポットをご紹介していきましょう。

スポット1：進撃の巨人 in HITAミュージアムANNEX（日田駅から車で約10分）

日田駅から車で10分ほど走ると、サッポロビール九州日田工場に併設された「進撃の巨人 in HITAミュージアムANNEX（アネックス）」に到着します。HITAミュージアムANNEXは次に訪れる「進撃の巨人 in HITAミュージアム」の別館という位置づけの施設です。小高い丘の上に建ち、日田市街地の盆地を一望できる絶好のロケーションも特徴的。

館内では、原作の世界観を体感できる迫力ある巨大デジタル展示「イマーシブコミック」を、3面スクリーンで上映しています。原作をベースにした映像は、森の世界が迫ってくるような臨場感あふれる内容です。

また、作者自身が各巻ごとの思いを綴ったコメントも展示されています。これはANNEXでしか見れない特別展示なので、ぜひ足を運んでみてください。

スポット2：進撃の巨人 in HITAミュージアム本館（HITAミュージアムANNEXから車で約12分）

HITAミュージアムANNEXの次に訪れるのは、より多くの展示物が見られる本館。本館の最大の見どころは、通常では公開されることのない作者の生原稿の展示です。数えきれないほどの生原稿が複数の部屋に渡って展示されており、ANNEXで見られる複製原画とは異なる作者直筆の本物を間近でご覧いただけます。

また、作者の記念イラストや作者の貴重な私物も豊富に展示されています。ミュージアムの周年記念や来場者数節目の記念プレゼントなど、特別な機会に描き下ろされたイラストの数々は、ここでしか見ることができない貴重な展示品です。

展示契約終了後は破棄される作品も多い中、作者の幼少期の作品も展示されているほか、祭りのねぷたを制作した際の作品なども大切に保管・展示されています。

施設内の見学時間は1時間程度で、じっくりと楽しむ方は2～3時間を目安にすると良いでしょう。

スポット3：道の駅 水辺の郷おおやま（HITAミュージアム本館から車で約1分）

本館のすぐ隣には、道の駅「水辺の郷おおやま」があります。ここでは進撃の巨人コラボのお土産のほか、大山の特産品、特に全国的に有名な梅干しや梅酒を取り扱っています。

大山の梅干しは日本一の受賞歴を誇る逸品で、地元の農家や梅農家が代々伝わる製法で丁寧に漬け込んでおり、昭和初期から本格的な梅の生産を始めた大山町の歴史が詰まっています。

梅産業が盛んになった時期には、村民のパスポート所持率が日本一になったことや、梅産業による収入で、多くの村民が海外旅行を楽しめるほどの経済的発展を遂げた興味深いエピソードも。

梅干しの品質の高さは多くのテレビ番組でも取り上げられ、出演者からも絶賛の声が上がっています。

スポット4：焼そばの想夫恋・大山店（道の駅 水辺の郷おおやまから車で約1分）

道の駅 水辺の郷おおやまから少し離れた場所に、地元で長年愛されている老舗の焼きそば店「想夫恋（そうふれん）大山店」があります。このお店は、諫山創先生が高校生時代にバイトをしていた思い出の場所で、進撃の巨人ファンの聖地巡礼スポットの一つとなっています。

想夫恋で提供される日田焼きそばは、地元の名物として知られ、独特の調理法が特徴です。麺は揚げ焼きにしてパリパリとした食感を生み、まるでおこげのような香ばしさも楽しめます。また、シャキシャキとしたもやしとの相性も抜群で、お好みで卵をトッピングすることもできます。

実は日田市内には焼きそばの個人店が多数あるため、観光客の中には複数の店舗を食べ歩く方も多いです。その中でも想夫恋は日田焼きそばの元祖的な存在として、多くのファンに親しまれています。

スポット5：大山ダム（道の駅 水辺の郷おおやまから車で約8分）

ミュージアムから分岐路を通って向かう「大山ダム」には、進撃の巨人の主要キャラクターである3人の銅像が設置されています。この銅像は、日田市が「進撃の巨人」の聖地として知られるようになるきっかけとなった重要な存在です。設置にあたってクラウドファンディングが実施されたところ、目標金額を大幅に上回る支援が集まり、大山ダムだけでなく、駅前銅像の設置にもつながりました。

銅像は壁を見上げるポーズで設置されており、銅像と同じポーズをして写真撮影するのが来場者の定番となっています。さらに、専用アプリをダウンロードすると、AR機能で超大型巨人が上から覗き込んでいるような演出付きの写真撮影も可能です。

土日は特に人気のスポットで、写真撮影の順番待ちができるほどの賑わいを見せています。

ダム施設の上部も散策可能なので、周囲の美しい農村風景や川の眺望もぜひお楽しみください。

日田市観光協会からのメッセージ

進撃の巨人の聖地・日田市には、アニメファンだけでなく、自然や温泉を楽しみたい方にもお勧めのスポットが数多くあります。

ミュージアムの先には、フォレストアドベンチャーがあり、車で約40分でアクセスできます。ここでは進撃の巨人とコラボレーションした特別なアスレチック体験や、谷底までの深い高低差を活かしたスリリングなアトラクションを体験できます。『とても楽しかった』『大満足』と来場者から好評が寄せられる人気スポットなので、アクティブなデートをしたい方はぜひご来場ください。

また、温泉も日田の魅力の一つです。ANNEXからミュージアム本館へ向かう途中にある日帰り温泉にも対応する施設「琴ひら温泉」では、小川のせせらぎと四季折々の植物に囲まれながら、隠れ里で過ごすような気分を味わえます。高級旅館では、人気の「うめひびき」のほか、天ヶ瀬（あまがせ）温泉、日田温泉など、見どころ満載です。

日田市では今後も新たなイベントが企画されていますので、ぜひ一度訪れてみてください。

日田市ドライブコースのまとめ

日田市観光協会の問い合わせ先