福島県猪苗代町でドライブデートにおすすめのスポットをお探しの方へ。猪苗代観光協会の大竹さんおすすめのドライブコースをご紹介します。悠然と広がる猪苗代湖(いなわしろこ)と秀麗な磐梯山(ばんだいさん)に抱かれたこのエリアは、大人のデートにふさわしい特別な時間を過ごせる場所です。
今回ご紹介するコースでは、JR猪苗代駅を起点に、野口英世記念館、カワウソも見られるアクアマリンいなわしろカワセミ水族館、磐梯山を望むden・en cafe、猪苗代湖クルージング、そして湖畔の人気カフェTARO CAFEを巡ります。
歴史・自然・グルメと様々な魅力が詰まったエリアで、二人だけの特別な思い出を作ってみませんか。
▼今回ご紹介する猪苗代町ドライブスポットの見どころ
この記事の目次
山と湖が織りなす絶景を満喫!猪苗代町ドライブコース
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出発点 猪苗代駅| 約10分(4.2km)
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スポット1 野口英世記念館| 約7分(3.0km)
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スポット2 アクアマリンいなわしろカワセミ水族館| 約7分(3.6km)
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スポット3 den・en cafe| 約5分(3.0km)
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スポット4 猪苗代観光船| 約10分(6.8km)
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スポット5 TARO CAFE
日本第4位の広さを誇る猪苗代湖と雄大な磐梯山に囲まれた猪苗代町は、ドライブデートにぴったりのエリアです。「天鏡湖」とも呼ばれる透明度の高い湖面には磐梯山の姿が映り込み、幻想的な景観を楽しめます。道中に広がる磐梯山と猪苗代湖の風景は、ドライブをより一層魅力的なものにしてくれるでしょう。
それでは、猪苗代の魅力あふれる各スポットを順番にご紹介していきます。
スポット1:野口英世記念館(猪苗代駅から車で約10分)
猪苗代駅から車を走らせること10分、最初の目的地は野口英世記念館です。こちらの施設では三ツ和村(現猪苗代町)出身でノーベル賞の候補にもなった科学者・野口英世の生涯と業績を学ぶことができます。
敷地内に展示されている茅葺屋根の生家は、野口英世が幼少期を過ごした場所。偉大な科学者になる前の野口少年に想いを馳せられます。野口英世が科学の道を目指したきっかけは囲炉裏で負傷したことと言われており、人生を大きく変えることとなったその囲炉裏も、当時の姿のまま残っています。
展示室では野口英世のアンドロイドがお出迎え。実際に会話をしているようなユニークな体験をお楽しみいただけます。
さらに、世界的な細菌学者としての軌跡を物語る貴重な研究資料の数々を展示しています。黄熱病の研究に捧げた情熱や世界の医学界に残した偉大な功績など、野口英世が歩んだ道のりを辿ってみてください。
施設名 | 野口英世記念館 |
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所在地 | 福島県耶麻郡猪苗代町大字三ツ和字前田81 |
駐車場情報 | 専用駐車場あり(無料:300台) |
開館時間 | 【4~10月】9:00~17:30(入館締切17:00) 【11~3月】9:00~16:30(入館締切16:00) |
休館日 | 年中無休(ただし12/29~1/3を除く) 館内の感染症ミュージアムは12/1〜3/15が休館 |
スポット2:アクアマリンいなわしろカワセミ水族館(野口英世記念館から車で約7分)
次のスポットはアクアマリンいなわしろカワセミ水族館。野口英世記念館から約7分で到着するこの施設では、主に福島県の川や湖などの淡水に生息する生き物たちに出会え、福島県の自然への理解を深めることができます。
館内きっての人気者は愛らしい表情を見せるカワウソです。国内では絶滅宣言がされているカワウソ。実は1950年代頃までは猪苗代湖にも生息していたそうです。気持ちよさそうに泳ぎ回る姿や茶目っ気たっぷりに見せる愛嬌ある仕草はとてもキュートで、思わず微笑みがこぼれてしまいますよ。
アクアマリンいなわしろカワセミ水族館では、県内に生息する野鳥も展示されており、施設名にもなっているカワセミは必見です。神秘的に水色に輝く羽は美しく、運が良ければ水中に飛び込んで獲物を捕らえる瞬間も見ることができますよ。
期間限定で開催される企画展も展示方法がユニークで見応えがあると評判で、過去に開催されたゲンゴロウやカエルの企画展には多くの来場者を集めました。企画展は年3回程度開催されているので、訪れる際に事前にチェックしてみてくださいね。
施設名 | アクアマリンいなわしろカワセミ水族館 |
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所在地 | 福島県耶麻郡猪苗代町大字長田字東中丸3447-4 |
駐車場情報 | 専用駐車場あり(無料:80台) |
営業時間 | 【3~10月】9:30~17:00(入館締切16:30) 【11~2月】9:30~16:00(入館締切15:30) |
休館日 | 年中無休 |
スポット3:den・en cafe(アクアマリンいなわしろカワセミ水族館から車で約7分)
ランチはロッジ調のお洒落な建物が特徴の「den・en cafe(でんえんカフェ)」へ。こちらではオーガニック野菜をふんだんに使ったランチメニューやピッツァ、スイーツなどが楽しめます。
店内の大きな窓からは雄大な磐梯山を望むことができ、ランチタイムをより特別なものに演出してくれますよ。
「den・en cafe」は美味しいランチと美しい眺めが楽しめるので若いカップルから年配の方まで、幅広い層に愛されています。木の温もりを感じる居心地の良い空間で、贅沢なランチタイムを満喫してくださいね。
店名 | den・en cafe |
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所在地 | 福島県耶麻郡猪苗代町大字三ツ和字家北500-3 |
駐車場情報 | 専用駐車場あり(無料) |
営業時間 | 【ランチ】 平日11:30〜14:00(ラストオーダー13:30) 土日11:00〜14:00(ラストオーダー13:30) 【カフェタイム】 平日・土日14:00〜17:00(ラストオーダー16:00) |
定休日 | 月・火 |
スポット4:猪苗代観光船(den・en cafeから車で約5分)
ランチでお腹を満たした後は、猪苗代湖のクルージングを楽しみましょう。猪苗代観光船は可愛いらしいフォルムの「かめ丸」と「はくちょう丸」の2艇で定期運行されており、およそ40分で湖内を周遊します。
猪苗代湖は日本第4位の広さを誇り、山手線がすっぽりと収まるほど広大です。さらに猪苗代湖は「天鏡湖(てんきょうこ)」と呼ばれており、驚くほどの透明度が特徴。その清らかな水面には磐梯山の姿が映し出され、幻想的な風景が広がります。
クルージング中は陸上からでは決して見ることのできない360度のパノラマビューの景観が楽しめ、磐梯山と猪苗代湖が織りなす壮大な自然の芸術に心を奪われることでしょう。
日常では味わえない特別な時間をふたりで存分に味わってくださいね。
施設名 | 株式会社猪苗代観光船 |
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所在地 | 福島県耶麻郡猪苗代町大字翁沢長浜870 |
駐車場情報 | 専用駐車場あり(無料 ※場所によっては1日1,500円) |
出航時刻 | 【3~10月】10:00〜15:30 ※30分おきに観光船が出航 【12~3月】11:00〜15:00 ※60分おきに観光船が出航 |
定休日 | 不定休 |
スポット5:TARO CAFE(猪苗代観光船から車で約10分)
クルージングを楽しんだらカフェでひと休みしながら猪苗代湖で見た絶景の余韻に浸りましょう。猪苗代観光船の船着場から車で約10分のところにある「TARO CAFE」は、首都圏から足を運ぶ人が後を絶たない人気のカフェです。
湖畔沿いの店内からは磐梯山と猪苗代湖が見渡せる圧巻のパノラマビューで、日常を忘れさせてくれる特別な空間が広がります。
看板メニューのシフォンケーキは、ひと口食べれば誰もが虜になる逸品です。ふわふわの食感と上品な甘さが織りなすハーモニーは、訪れる人々の心を癒してくれます。その他にも、できたてのワッフルと一緒にいただくアイスクリームも人気メニューで思わず笑顔になってしまう魅力的な一品。
こだわりの自家焙煎コーヒーは一杯ずつ丁寧に淹れられ、店内はコーヒーの豊かな香りで包まれます。絶景を眺めながら寛ぐ至福のカフェタイムは「TARO CAFE」ならではの贅沢体験ですよ。
店名 | TARO CAFE |
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所在地 | 福島県耶麻郡猪苗代町堅田入江村前704-3 |
駐車場情報 | 専用駐車場あり(無料) |
営業時間 | 11:00〜17:00(ラストオーダー16:00) |
定休日 | 水曜日 |
猪苗代観光協会からのメッセージ
猪苗代町に訪れたら道の駅「猪苗代」にもぜひお立ち寄りください。とある旅行サイトで実施している道の駅の満足度ランキングで度々上位にランクインしており、連日多くの人で賑わっています。
道の駅「猪苗代」は通年営業しているイチゴ園が隣接しており、季節を問わずいつでもイチゴ狩りを楽しむことができますよ。こちらは人気スポットなので事前予約がおすすめですが、空きがあれば当日でもご案内が可能です。
自然豊かな猪苗代町で、かけがえのない思い出を作りに来てくださいね。
猪苗代ドライブコースのまとめ
おすすめの回り方 |
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主な観光スポット | スポット1:野口英世記念館
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スポット2:アクアマリンいなわしろカワセミ水族館
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スポット3:den・en cafe
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スポット4:猪苗代観光船
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スポット5:TARO CAFE
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特別ポイント | 道の駅「猪苗代」
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猪苗代観光協会の問い合わせ先
名称 | 猪苗代観光協会 |
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住所 | 福島県耶麻郡猪苗代町千代田字扇田1-4 |
問い合わせ | https://www.bandaisan.or.jp/contact/ |
公式ページ | https://www.bandaisan.or.jp/ |

新聞記者としてスポーツ取材を中心に四半世紀のキャリアを持つ。現在は多様なジャンルの取材を手がける傍ら、大学院に籍を置きスポーツメディアや社会とスポーツの関係を研究する日々を送る。