MANGA ART HOTELで漫画ざんまい！ビジネスマンの癒やしステイケーション

自宅近くのホテルでゆっくりとした時間を過ごす"ステイケーション"を楽しむビジネスマンが増えています。

旅行で遠出するとなると時間もかかり準備も必要ですが、近場で非日常体験ができるステイケーションなら、忙しいビジネスマンでもちょっとした休日を使ってリフレッシュすることが可能です。

今回ご紹介する「BOOK HOTEL 京都九条」と「MANGA ART HOTEL, BAKUROCHO」は、ステイケーションに最適です。これらは"本や漫画を読むためだけに滞在する"というコンセプトから生まれた、新感覚のホテルとなっています。

東京・京都の交通アクセスの良い場所に位置しているため、都会に住むビジネスマンにおすすめです。日々の忙しさを忘れられる空間で、心が癒される本や漫画との出会いを楽しんでみてはいかがでしょうか。

MANGA ART HOTELで漫画三昧！ビジネスマンのためのステイケーション

まずは、読書好きの男性や、読書習慣を身につけたいビジネスマンに向けて、2024年3月に京都駅近くにオープンした「BOOK HOTEL 京都九条」をご紹介します。

BOOK HOTELは、その名のとおり、「本」をテーマにしたホテル。ビジネス書から小説、漫画まで、幅広いジャンルの本が取り揃えられています。2021年に第1号店「BOOK HOTEL 神保町」をオープンして以来、出張やリフレッシュ目的で訪れるビジネスマンたちに人気を集めてきました。

「BOOK HOTEL 京都九条」は、BOOK HOTELの第2号店です。どんな魅力があるのか、詳しく見ていきましょう。

2000冊以上の漫画コレクション！マニアも満足の充実ラインナップ

BOOK HOTEL 京都九条店には、ビジネス書・文芸・エッセイ・ミステリー・絵本など、スタッフが厳選したさまざまなジャンルの本が並んでいます。その数は、合計約2,000冊以上にも及ぶそうです。

落ち着いたスタイリッシュな空間に本が美しく陳列されている様子は、本好きの心を掴んで離しません。

ホテル内の本は、すべて自由に部屋に持ち込み可能。座ったり寝転がったりしてリラックスしながら、お気に入りの一冊を片手に、おこもりステイを楽しめます。

普段、本屋で本をパラパラとめくる時間が好きな男性も多いでしょう。しかし、人の目が気になったり、長時間滞在しづらかったりする場合もあります。BOOK HOTELなら、購入せずに一晩じっくりと本を楽しめるので、普段なかなか手にとらないような本も存分に試し読みできそうです。

▲客室内にも、部屋ごとに異なるテーマで選ばれた本が並べられています。どんな本との出会いがあるか、部屋に入る瞬間からワクワクが止まりません。

大好評の選書サービスも！読書習慣がない男性でも楽しめる”仕掛け”が満載

BOOK HOTEL 京都九条は、本好きの男性だけでなく、普段あまり本を読まない男性にも本との新たな出会いを提供します。

フロアに並べられた本には、本好きのスタッフが1冊ずつ丁寧にコメントを書いたPOPが添えられています。本に詳しくない方でも、このコメントを読むことで興味が湧き、手に取ってみたくなるでしょう。

「何を選んだら良いのかわからない」という男性には、「ブックマッチングサービス」がおすすめです。これは第1号店でも人気のサービスで、事前に好みのジャンルやマイブーム、悩みなどについての簡単なアンケートに答えると、チェックインの際にスタッフが選んだ本を数冊渡してもらえます。

自分の興味のある内容なら読み進めやすく、普段あまり本を読まない男性でも、気づいたときには一冊読み終えているかもしれません。

さらに、「文庫本葉書」という独特なお土産サービスもあります。宿泊のお土産として渡されるのは、中身が見えない封筒に入れられた、タイトル不明の本です。封筒には、その本からの引用文だけが記載されています。開けてみるまでどんな本が出てくるかわからない、というワクワク感が楽しめます。

▲封筒を開けてみないとどんな本が入っているかわからない、お土産の「文庫本葉書」。自分で読むことも、切手を貼って誰かに送ることもできます。

このように、BOOK HOTEL 京都九条には、「このホテルに来たからこそ出会えた本」という、新たな読書体験のきっかけがたくさん用意されています。「普段本を読む機会がない」「読む本のジャンルが限られている」という男性も、訪れることで仕事や人生のヒントとなる本との出会いが待っているかもしれません。

なお、京都九条店の現地スタッフおすすめの1冊は、「星を継ぐ者」というSF小説です。ミステリー要素も含まれており、ドキドキする展開が楽しめるそうです。興味のある方はぜひ手に取ってみてください。

長期滞在も快適！充実の設備で観光拠点にも最適

▲客室はダブルタイプとツインタイプの2種類。1人でもゆったりと利用できるため、出張時の利用にも適しています。

BOOK HOTEL 京都九条は、地下鉄烏丸線九条駅から徒歩3分、JR京都駅徒歩7分という便利な場所にあります。

ビジネスにも適した立地のため、30代～40代のビジネスマンが出張時に利用するケースも多いそうです。出張先でBOOK HOTELを選べば、仕事後に読書を楽しむという、通常のビジネスホテルにはない付加価値が得られます。

BOOK HOTEL 京都九条店では、夜の読書を楽しむための特別イベント「ナイトライブラリー」を実施しており、夜20時以降はフロアが幻想的な雰囲気に包まれます。京都観光の際にカップルや夫婦で訪れれば、ムード溢れる空間で、2人でゆったりとした読書タイムを過ごせます。

さらに2024年夏頃には、昼はカフェ、夜はバーとして軽食やドリンクを提供するサービスを開始予定です。昼はコーヒー、夜はお酒を片手に、よりリラックスした時間を楽しめるようになります。

BOOK HOTEL 京都九条オリジナルのカレーやジンジャーエールも提供予定なので、訪問の際にはぜひ試してみてください。

MANGA ART HOTELの魅力：漫画好き男性のオアシス

続いては、仕事を忘れてリフレッシュしたい漫画好き男性に向けて、2024年4月に新しく誕生した「MANGA ART HOTEL, BAKUROCHO」をご紹介します。

MANGA ART HOTELは、"一晩中漫画を読んで夜更かししてしまおう"というコンセプトで作られた、漫画好きにはたまらないホテルです。洗練された快適な空間が、従来の漫画喫茶では味わえない新しい漫画体験を提供してくれます。

東京・神田にある第1号店「MANGA ART HOTEL, TOKYO」は、ソロで漫画に没頭できるカプセルタイプの部屋が特徴的です。一方、第2号店である「MANGA ART HOTEL, BAKUROCHO」は、それとは異なる魅力的な空間を提供しています。

では、「MANGA ART HOTEL, BAKUROCHO」の具体的な魅力について、詳しく見ていきましょう。

マニア向けマイナー作品も充実！漫画好き男性の探求心を満たす蔵書

▲各個室の中に漫画がズラリ。つい手を伸ばしたくなる美しい陳列が魅力。リピーターも楽しめるように、各部屋の漫画は定期的に入れ替えられているそうです。

「MANGA ART HOTEL, BAKUROCHO」に並べられている漫画の数は、全フロア合わせて約2,000冊～2,500冊。日本を訪れる外国人観光客向けに、英語版の漫画も豊富に取り揃えられています。

漫画は、各客室内とロビーにそれぞれ陳列されています。ロビーの漫画を部屋に持ち込んで読むことも可能なので、チェックイン時に気になる作品がないかをチェックしておくのがおすすめです。

漫画を仕入れているスタッフのこだわりは、人気作品や最新作だけでなく、知る人ぞ知るちょっとマイナーな漫画を豊富にラインナップすること。

話題の漫画はもうだいたい読んでいるという漫画好きの方でも、新しい漫画との出会いが楽しめそうです。

スタッフが1冊1冊熱意をもって書いている「おすすめコメント」にもぜひ注目してみてください。

▲各部屋には多機能プロジェクターが設置されており、アカウントさえあれば動画配信サービスの鑑賞なども楽しめます。「アニメを流しながら漫画を読む」という贅沢な楽しみ方もできそうです。

仲間と過ごす非日常空間：12名まで宿泊可能な大部屋の魅力

「MANGA ART HOTEL, BAKUROCHO」の客室は、広々とした個室空間に複数の2段ベッドが設置されており、最大12名まで宿泊可能な大人数向けの空間です。利用者は主に20〜30代の若い世代で、5〜6名以上の学生時代の仲間グループでの宿泊が多い傾向にあります。

親しい男友達と自由に楽しむ漫画時間は、学生時代の懐かしさを感じられる、心安らぐひとときになるかもしれません。

▲2階の客室のテーマは旅。実際に寝台列車で使用されていた寝台の一部やランプシェードなど、旅情を感じさせる備品が配置されている。

部屋にはキッチン、2つのシャワールーム、2つのトイレなど、大人数でも快適に過ごせる充実した設備が整っています。食材を持ち込めば、外出せずに1日中漫画に没頭することも可能です。

▲トイレやシャワーがそれぞれ2つあるため、大人数で宿泊しても順番待ちのストレスが軽減されそう。

料金はルーム単位で設定されており、家族や友人など大人数で利用するとお得です。2024年5月現在のオープニング価格では、平日の場合1室あたり3〜4万円程度（※）となっています。
（※）7名以上は追加料金あり。詳細は公式サイトでご確認ください。

宿泊人数によっては、1人あたり1泊5,000円程度で利用できる可能性もあります。近々友人との集まりを計画している方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

観光と漫画を楽しむ：長期滞在に適した充実の設備

インバウンド利用も想定して作られたこのホテルは、長期滞在にも対応しています。洗濯機や乾燥機など、連泊に便利な設備が充実しているため、団体客の長期滞在にも適しています。

馬喰町は東京駅から電車でおよそ5分の距離にあるため、地方からの東京観光の拠点として連泊利用するのに最適です。観光を楽しんだ後、ホテルに戻って漫画を読むという過ごし方ができます。特に漫画好きの男性グループにとっては、リラックスした最高の休暇になるでしょう。

▲キッチンには鍋や電子レンジ、お皿なども用意されています。食材を持ち込めば、簡単な自炊も可能です。

ビジネスと漫画の融合：テレワーク可能なシェアオフィスの活用法

MANGA ART HOTEL, BAKUROCHOの最上階には、一時利用できるシェアオフィス「MANGA AND BOOKS WORK LOUNGE」が設置されています。

室内には約500冊のビジネス書が用意されており、これらを閲覧することで、仕事に役立つアイデアや情報を得られる可能性があります。

さらに、JR東日本グループのシェアオフィス「STATION WORK（ステーションワーク）」と提携しているため、ステーションワーク利用者は、専用アプリで予約して利用することができます。JR馬喰町駅から徒歩30秒という便利な立地にあるため、ビジネスパーソンにとって利用しやすい環境となっています。

「BOOK HOTEL」「MANGA ART HOTEL」の口コミ・評判

BOOK HOTEL とMANGA ART HOTELに宿泊された方の口コミを紹介します。

新しい本や漫画との出会いを楽しめるという口コミが多く見られました。「出張や観光目的で宿泊したけれど、今度は本や漫画を読むためにまた泊まりたい」という声も多数ありました。本や漫画が好きな方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

「BOOK HOTEL」「MANGA ART HOTEL」の店舗一覧・予約サイト

2024年に新たにオープンした2店舗をご紹介しましたが、2024年5月現在、BOOK HOTELは東京と京都に各1店舗、MANGA ART HOTELは東京に2店舗あります。それぞれ特徴的な本やマンガの世界観を楽しめる宿泊施設となっています。

各ホテルの公式サイトから予約が可能ですので、興味をお持ちの方はぜひチェックしてみてください。滞在中に読書やマンガを楽しむ新しい宿泊体験ができるかもしれません。

「BOOK HOTEL」「MANGA ART HOTEL」の運営会社