【千葉県市川市ドライブデート】レッサーパンダや江戸時代の常夜灯を見て回るプラン

千葉県市川市でドライブデートにおすすめのスポットをお探しの方へ。市川市観光協会おすすめのドライブコースを紹介します。都心からアクセスの良い場所にありながら、自然や文化、グルメを一日で楽しめる魅力的なエリアで、特別な時間を過ごしてみませんか。

今回ご紹介するコースでは、JR市川駅を起点に、関東有数の飼育数を誇るレッサーパンダなどを見られる市川市動植物園、本格イタリアンが楽しめるトラットリア・アルポンテ、こだわりコーヒーのいちCafe、江戸時代からある灯籠が見られる常夜灯公園を巡ります。

動物とのふれあい、本格的な料理、歴史的な景観と、様々な要素が詰まった市川市でのデートをぜひ楽しんでください。

▼今回ご紹介する市川市ドライブスポットの見どころ

千葉県市川市のドライブスポットのみどころ

千葉県市川市ドライブコース

  • 出発点 JR市川駅
    | 約25分(7.5km)
  • スポット1 市川市動植物園
    | 約15分(5.8km)
  • スポット2 トラットリア・アルポンテ
    | 徒歩約1分
  • スポット3 いちCafe
    | 約20分(7.7km)
  • スポット4 常夜灯公園

今回のドライブコースは、約5〜6時間かけてゆったりと巡ります。コンパクトな動物園では、コツメカワウソやレッサーパンダといった人気者に出会え、名店「アルポンテ」の姉妹店では本格的なイタリア料理を楽しめます。また、夕方には常夜灯がライトアップされ、旧江戸川沿いの散策はロマンチックなシーンを演出してくれるでしょう。

それでは、市川市の魅力あふれる各スポットを詳しくご紹介していきます。

スポット1:市川市動植物園(JR市川駅から車で約25分)

市川市動植物園で人気者のコツメカワウソとレッサーパンダ
最初の目的地は、市川駅から車で約25分の「市川市動植物園」です。この場所は、家族連れだけでなく、大人のカップルにとっても心温まる隠れ家的スポット。コンパクトながらも見どころ満載の動物園で、約1時間の滞在で十分に魅力を堪能できます。

園内には、関東有数の飼育数を誇るレッサーパンダや、珍しいスマトラオランウータン、アルパカ、ミーアキャットなどがいます。また、コツメカワウソが半円形のパイプを用いた水遊び場で遊ぶ「流しカワウソ」は、人気を博しています。

ちなみに、午前10時から11時頃は動物たちが活発に動き回る時間帯で、来園におすすめだそうです。

施設名 市川市動植物園
所在地 千葉県市川市大町284番1外
駐車場情報 専用駐車場あり(民間駐車場・有料)
開園時間 【動物園・観賞植物園】9:30〜16:30(入園は16時まで)
【自然観察園・バラ園】9:00~17:00
休園日 【動物園・観賞植物園】毎週月曜日、年末年始
【自然観察園・バラ園】年末年始

スポット2:トラットリア・アルポンテ(市川市動植物園から車で約15分)

トラットリア・アルポンテの店内とメニュー
愛らしい動物たちとの時間を満喫した後は、「道の駅 いちかわ」内にあるトラットリア・アルポンテへ。
日本イタリア料理協会の副会長でもある原宏治氏がディレクションを務め、本格イタリアンが味わえるこのお店は、日本橋浜町で長く愛される名店「アルポンテ」の姉妹店。道の駅という場所から想像するカジュアルさを遥かに超えるイタリア料理の数々が、訪れる人々を魅了します。

シェフが選び抜いた食材で作る料理は、地元の常連客も認める美味しさです。おすすめメニューは、スペイン産生ハムを贅沢に使った「お皿いっぱいのスペイン産生ハム ハモン・デ・テルエル DOP認定」。

このハモン・デ・テルエルは、スペイン・アラゴン州の「テルエル」という地域で生産される最高級品質のハモン・セラーノです。ハモン・セラーノの中で唯一DOP(原産地呼称制度)認定を受けており、その品質の高さが証明されています。

他のハモン・セラーノと異なり、テルエルはイタリア産プロシュートのように皮付きで塩漬け・熟成されます。このため塩の浸透がゆるやかで、しっとりとした独特の食感が生まれます。ジューシーで口溶けのよい脂身と豊かな芳香、濃厚でコク深くとろける脂とその甘み、しっとりとしたテクスチャーのセラーノはテルエルのみです。旅の思い出に、唯一無二のおいしさをぜひ味わいましょう。

また、市川市提携都市イタリア・カンパーニャ州・カゼルタ市特産である水牛のモッツァレッラを贅沢に使った『Pizza 100%水牛のモッツァレッラチーズのマルゲリータ』も人気です。

ここでのゆったりとした食事時間が、旅の疲れを癒し、午後からの探索へと活力を与えてくれることでしょう。

施設名 トラットリア・アルポンテ
所在地 千葉県市川市国分6丁目10-1
駐車場情報 専用駐車場あり(無料)
営業時間 【ランチ】11:00~15:30(14:00L.O.)
【ディナー】17:30~22:00(20:00L.O.お食事・20:30L.O.お飲物)
店休日 年中無休

スポット3:いちCafe(トラットリア・アルポンテから徒歩約1分)

「いちCafe」のカフェスペースとこだわりのコーヒー豆

美味しいイタリアンで満腹になった後は、デザートとコーヒーでゆっくり過ごしましょう。トラットリア・アルポンテと同じ「道の駅 いちかわ」内にある「いちCafe」は、隠れ家のような落ち着いた雰囲気で、二人の時間を楽しむのにぴったりです。

「いちCafe」の自慢は、世界の選りすぐりの豆を使った自家焙煎コーヒーです。特に、ブラジル・エチオピア産の豆をベースに甘み・香りのバランスにこだわった「道の駅いちかわブレンド」(Mサイズ 税込363円)は、コクと酸味のバランスが良く、なめらかな口当たりで、二人でゆっくり味わうのに最適です。コーヒー豆も購入でき、お好みの焙煎度合い・挽き方の指定ができるので、ご自宅に帰ってからも楽しめます(購入は200g税込1,188円~)。

また、人気の「梨ソフトクリーム」(税込509円)は地元で採れた梨を使っていて、さっぱりとした甘さが楽しめます。お土産には、コーヒー豆のほか、水や牛乳で割るだけで本格的な味を楽しめる濃縮コーヒーベース(250ml 税込702円)もおすすめです。

施設名 いちCafe
所在地 千葉県市川市国分6丁目10-1
駐車場情報 専用駐車場あり(無料)
営業時間 9:00〜18:00
店休日 年中無休

スポット4:常夜灯公園(いちCafeから車で約20分)

旧江戸川に佇む常夜灯
市川ドライブの締めくくりに訪れたい場所、それは常夜灯公園です。この公園では、江戸時代から残る石灯篭である常夜灯の歴史に思いを馳せつつ、旧江戸川沿いをゆっくりと散策することができます。

公園には、市川市指定有形文化財第1号である高さ4.31メートルの石造りの常夜灯があります。この常夜灯は文化9年(1812年)に建てられ、旅行者や行徳特産の塩を江戸へ運ぶ「行徳船」の航路安全を祈願したものです。平成21年(2009年)に公園内に移設され、免震装置を施してリニューアルされました。かつて江戸と行徳および地方を結ぶ重要な水路であった旧江戸川を行き交う船の安全を見守ってきたこの灯籠の近くには説明碑もあり、歴史の変遷を知ることもできます。

夕方以降は常夜灯がライトアップされ、ムードがグッと良くなります。川面を眺めながらの散歩は、日々の喧騒から心を解放し、穏やかな時間をもたらしてくれることでしょう。

常夜灯公園へのアクセスは、公園から徒歩1分の場所にある国道6号線沿いの三井のリパーク本行徳駐車場の利用が便利です。

名称 常夜灯公園
所在地 千葉県市川市本行徳28
駐車場情報 専用駐車場なし
※最寄りの駐車場は「三井のリパーク 本行徳駐車場」(市川市本行徳29-7)

千葉県市川市ドライブコースのまとめ

おすすめの回り方
  • 全行程:約5〜6時間
  • 出発:午前10時頃推奨(動物が活発な時間帯)
  • 終了:午後4時頃
  • 各施設間の移動は車で15〜25分程度
主な観光スポット スポット1:市川市動植物園
  • 大人のカップルにもおすすめの隠れ家的スポット
  • 関東有数の飼育数を誇るレッサーパンダが人気
  • コツメカワウソの「流しカワウソ」が見どころ
  • 所要時間:約1時間
スポット2:トラットリア・アルポンテ
  • 日本橋浜町の名店「アルポンテ」の姉妹店
  • 日本イタリア料理協会副会長の原宏治氏がディレクション
  • 「お皿いっぱいのスペイン産生ハム ハモン・デ・テルエル DOP認定」は唯一無二の味わい
  • 各国の厳選された食材で作られるイタリアンが絶品
スポット3:いちCafe
  • 道の駅いちかわ内の隠れ家的カフェ
  • ブラジル・エチオピア産豆を使用した「道の駅いちかわブレンド」(Mサイズ 税込363円)
  • 地元産の梨を使った「梨ソフトクリーム」(税込509円)が人気
  • 世界各国のコーヒー豆をお土産に購入可能
スポット4:常夜灯公園
  • 市川市指定有形文化財第1号の高さ4.31メートルの石造り常夜灯
  • 文化9年(1812年)建造の歴史的建造物
  • 夕方以降はライトアップされロマンチックな雰囲気に
  • 旧江戸川沿いの散策が楽しめる

市川市観光協会の問い合わせ先

名称 市川市観光協会

住所 千葉県市川市八幡1丁目1番1号
問い合わせ 047-335-1711
公式ページ https://www.ichikawa-kankou.jp/
編集部:竹内 彩
●編集部 竹内彩

観光協会おすすめの「ドライブデート」企画や、「プロに聞くアドバイス」企画の編集を担当。地方移住に関する取材経験が150本と豊富で、各地の名所に精通。プライベートでも週2回はドライブするほどのドライブ好き。