【静岡県清水町ドライブ&散策デート】透明度抜群の湧水地や恋愛運アップの神社を巡る旅

静岡県清水町でドライブデートにおすすめのスポットをお探しの方へ。清水町観光案内所「わくら柿田川」の日吉さんおすすめのドライブコースをご紹介します。

富士山の伏流水が湧き出る名水の里・清水町では、透明度抜群の湧水池や縁結びの神社など、カップルにぴったりのスポットを巡ることができます。自然と歴史が調和した清水町で、二人の特別な思い出を作ってみませんか。

▼今回ご紹介する静岡県清水町ドライブ&散策スポットの見どころ

静岡県三島・清水町ドライブ&散策スポットの見どころ

静岡県清水町のドライブ&散策コース

  • 出発点 JR三島駅
    | 約20分(5.7km)
  • スポット1 本城山・本城山公園
    | 約10分(2.9km)
  • スポット2 キッチンかわせみ
    | 徒歩約3分(200m)
  • スポット3 柿田川公園(第2展望台)
    | 徒歩約3分(200m)
  • スポット4 柿田川公園(貴船神社)
    | 徒歩約10分(500m)
  • スポット5 カメヤ 柿田川おみやげ館

清水町の隣にある三島市のJR三島駅を起点とするこのコースでは、富士山を望む展望スポット、名水を使った飲食店などを含め、清水町の魅力を堪能できるスポットを巡ります。

各スポット間は車と徒歩を組み合わせた移動で、カップルでゆっくりと自然を感じながら過ごせるようになっています。

スポット1:本城山・本城山公園(JR三島駅から車で約20分)

本城山公園の階段と展望台からの景色
最初の訪問地は、朝の清々しい空気が心地よい本城山公園です。公園がある本城山は標高76メートルで、ちょうど良い散策コースがあります。緩やかな傾斜の山道をゆっくりと歩くのがおすすめです。

本城山公園の頂上にある展望台からは、清水町に隣接する三島市街地の景観が一望でき、天気の良い日には富士山の雄大な姿も望むことができます。特に春になると山頂一帯が桜でピンク色に染まり、まさに絶景と呼ぶにふさわしい美しさを見せてくれます。

本城山は別名「北条山」とも呼ばれます。16世紀に戸倉城という城が築かれ、北条軍と武田軍による激しい攻防戦が繰り広げられていました。この場所で、パートナーと往時の戦いに思いを馳せるのもいいでしょう。

施設名 本城山公園
所在地 駿東郡清水町徳倉1921-1
駐車場情報 専用駐車場あり(無料)

スポット2:キッチンかわせみ(本城山・本城山公園から車で約10分)

キッチンかわせみの店内、冷奴、麻婆豆腐

本城山公園を散策したあとは、飲食店や土産屋が連なる複合型のお休み処「柿田川湧水の道」で昼食を。ここにあるカフェ「キッチンかわせみ」では、柿田川の清らかな名水を使用した数々の料理に出会えます。

看板メニュー「麻婆豆腐定食」は、柿田川の湧水で作られた豆腐の絹のような舌触りと、素材の旨味を引き立てる絶妙な味付けが特徴。食欲や気分に合わせて気軽に楽しめる「柿田川百年水豆腐/湯豆腐/冷奴」や「湯葉」などの単品メニューも用意されているので、シェアしながら様々な味を楽しむのもおすすめです。

さらに、ボリューム満点の豆腐ステーキなど豆腐の新しい魅力に出会える一品も堪能できます。地元で収穫した新鮮な食材と名水を使った優しい味わいは、二人の時間をより特別なものにしてくれます。

施設名 キッチンかわせみ
所在地 駿東郡清水町伏見86
駐車場情報 駐車場あり(有料:200円)
営業時間 10:00〜16:00
定休日 水曜日と木曜日

スポット3:柿田川公園(第2展望台)(キッチンかわせみから徒歩で約3分)

柿田川公園にあるブルーホールとカワセミ

美味しい料理でお腹を満たしたあとは、「柿田川湧水の道」のそばにある水景色が魅力の柿田川公園に向かいましょう。富士山からの伏流水が複数の場所から湧き出るこの場所は、国内でも稀少な湧水群として環境省の名水百選にも選定されています。年間を通じて水温15度を保つ透明度抜群の水は、訪れる人々の心を癒しています。

柿田川公園の第2展望台からは、湧水が溜まった場所に太陽光が差し込むことで生まれる「ブルーホール」と呼ばれる自然現象を眺めることができます。まるで青い宝石のような景観は、時間や天候によって様々な表情を見せてくれます。特に午前中の太陽光が差し込む時間帯は、吸い込まれるような鮮やかな青色を楽しめる絶好の機会です。

また、運が良ければ鮮やかなブルーとオレンジの羽を持つカワセミが飛ぶ姿を見かけられます。二人で息を潜めて待ち、その瞬間に遭遇できれば、忘れられない思い出になることでしょう。

また、夏の夕暮れ時(6月〜7月)には、柿田川周辺で蛍の光を観賞できるナイトツアーも開催されており、昼とはまた違った幽玄な雰囲気を二人で体験できます。

施設名 柿田川公園
所在地 駿東郡清水町伏見71-7
駐車場情報 駐車場あり(有料:200円)
営業時間 24時間開放(駐車場は8:30〜16:30 ※最終入庫は16時)
定休日 年中無休

スポット4:柿田川公園(貴船神社)(第2展望台から徒歩で約3分)

貴船神社に入るカップルと結び所

続いて訪れたい場所は、柿田川公園内に佇む貴船神社。京都貴船神社本宮の分社であり、水の神様を祀る一方で、「恋が叶う神社」としても知られています。

境内には「えんむすびおむすび」という紅白の丸い石が置かれていて、触れると恋愛運に恵まれるという言い伝えがあります。また、この神社では、清らかな水に浸すと文字が浮かび上がる珍しい「水みくじ」も楽しめます。

参拝を済ませたら、神社の北側にある「カフェ・リリオ」で一息つくのがおすすめです。柿田川の湧水で作られた名物の「ソーダら」は、地元の方言「だら」(〜でしょの意)をかけた粋な命名が特徴のソーダ。爽やかな香りが効いた清涼感あふれる一品です。

他にもコーヒーやカフェラテ、紅茶などのドリンクメニューやソフトクリームなど、カジュアルに楽しめるメニューが揃っています。

施設名 貴船神社
所在地 駿東郡清水町伏見72-1
駐車場情報 駐車場あり(有料:200円)
営業時間 24時間開放(駐車場は8:30〜16:30 ※最終入庫は16:00)
定休日 年中無休
施設名 カフェ・リリオ
所在地 駿東郡清水町伏見86
駐車場情報 駐車場あり(有料:200円)
営業時間 9:00〜17:00
定休日 年中無休

スポット5:カメヤ 柿田川おみやげ館(貴船神社から徒歩で約10分)

「カメヤ 柿田川おみやげ館」に陳列されているわさび漬

デートの締めくくりは、「柿田川湧水の道」に店を構える「カメヤ 柿田川おみやげ館」へ。伝統の味を守り続けてきた老舗の食品メーカー「カメヤ食品株式会社」が手掛けるお店で、地元の人々から長年愛され続けている味が販売されています。

看板商品の「わさび漬」は、天城産のわさびを贅沢に使用した逸品。素材本来の風味と辛みを活かした本格的な味わいは、わさび好きの方に特におすすめです。また、ピリッとした刺激的な辛みがご飯に合う「わさびふりかけ」も人気を集めています。

また、地元の新鮮な野菜を使用した漬物や、じっくりと味わい深く仕上げた佃煮、手軽に楽しめるお茶漬けの素などもあり、豊富な品揃えが目を引きます。これらをお土産として持ち帰れば、旅の思い出を振り返ることもできるでしょう。

施設名 カメヤ 柿田川おみやげ館
所在地 駿東郡清水町伏見86
駐車場情報 駐車場あり(有料:200円)
営業時間 9:00〜17:00
定休日 年中無休(年末年始を除く)

静岡県清水町のドライブ&散策コースのまとめ

おすすめの回り方
  • 全行程:約5時間
  • 出発:JR三島駅
  • 移動手段:車と徒歩の組み合わせ
  • 富士山を望む展望スポットや名水スポットを巡るカップル向けコース
主な観光スポット スポット1:本城山・本城山公園
  • 標高76メートルの山頂から三島市街と富士山を一望できる展望台
  • 春には桜が咲き誇る絶景スポット
  • 別名「北条山」と呼ばれる歴史スポット
スポット2:キッチンかわせみ
  • 柿田川の名水を使用した豆腐料理が楽しめる
  • 麻婆豆腐定食が看板メニュー
  • 豆腐ステーキなど豆腐の新しい魅力に出会える
スポット3:柿田川公園(第2展望台)
  • 環境省の名水百選に選定された透明度抜群の湧水池
  • 「ブルーホール」と呼ばれる神秘的な青い水景色が見られる
  • 運が良ければカワセミの飛ぶ姿も観察できる
  • 夏季には蛍観賞ナイトツアーも開催
スポット4:柿田川公園(貴船神社)
  • 京都貴船神社本宮の分社で「恋が叶う神社」として知られる
  • 「えんむすびおむすび」という縁結びの石がある
  • 水に浸すと文字が浮かび上がる「水みくじ」が楽しめる
  • 隣接する「カフェ・リリオ」では柿田川の湧水で作られた「ソーダら」が味わえる
スポット5:カメヤ 柿田川おみやげ館
  • 地元で長年愛されている老舗食品メーカーの直営店
  • 看板商品「わさび漬」は天城産わさびを使用
  • 「わさびふりかけ」も人気商品
  • 地元の新鮮な野菜を使った漬物や佃煮も豊富に揃う

清水町観光案内所「わくら柿田川」の問い合わせ先

名称 清水町観光案内所「わくら柿田川」
住所 静岡県駿東郡清水町伏見86
問い合わせ 055-975-7155
公式ページ http://www.kakitagawa-kanko.jp/
編集部:竹内 彩
●編集部 竹内彩

観光協会おすすめの「ドライブデート」企画や、「プロに聞くアドバイス」企画の編集を担当。地方移住に関する取材経験が150本と豊富で、各地の名所に精通。プライベートでも週2回はドライブするほどのドライブ好き。