日々の仕事の忙しさから、自分の健康管理を「なんとなく」で済ませている人も多いのではないでしょうか?そんな多忙な男性から注目されているのが、身体の状態を客観的な数値で確認できる郵送検査サービス「カラダのものさし」です。
検査キットのラインナップは14種類。採尿でたんぱく質の摂取量を確認したり、唾液で免疫機能をチェックしたりできます。
検査は簡単で、自宅で採取した尿や唾液を郵送するだけ。結果は約2週間で届き、専用サイトでも見られます。仕事終わりや休日にサッと行う検査で、生活習慣を見直すきっかけがつかめるのではないでしょうか。
この記事ではそんな「カラダのものさし」について、開発した株式会社ヘルスケアシステムズに伺った話をもとに、検査キットの魅力や活用方法について男性向けにご紹介します。
この記事の目次
忙しい男性の健康増進をサポートする「カラダのものさし」
「カラダのものさし」は主に、健康の増進に役立てられています。
例えば、たんぱく質の充足度を確かめるキットの検査結果では、現状のたんぱく質摂取量から目標摂取量までの不足分、生活習慣についての助言などが伝えられます。このような目に見えるデータがあれば、改善すべき習慣が分かりやすく、忙しい男性でも対策を立てやすいですよね。
多くの男性が気にかけている減塩についても、どれくらいの塩分を摂っているのかが数値として分かれば、感覚任せではない対応ができます。
また、ヘルスケアシステムズによると、人それぞれ体質や腸内環境によって、体に最適な食べ物や栄養素があるとのこと。「カラダのものさし」の中には、一人一人の体質に合う対策も提案してくれるキットもあり、必要な栄養素を効率よく摂取できるようにすることも可能です。
身体の状態がどうなっているのか、どんな体質なのかを知り、生活習慣を整えるための心強い味方が「カラダのものさし」なのです。
検査数70万件超、導入機関3千施設突破の検査キット
「カラダのものさし」を提供するヘルスケアシステムズは、2009年に設立された名古屋大学発のベンチャー企業です。大学で食品の栄養が身体に与える働きについて研究していたメンバーにより、「研究を学術の場だけではなく、一般社会にも活かしたい」との思いのもと立ち上げられました。
2012年に「カラダのものさし」シリーズの第一弾として、大豆イソフラボンの健康効果を得られやすいかどうかを調べる「エクオール検査 ソイチェック」を発売。以後、検査キットの種類を増やしていき、2024年5月現在ではサイトで販売している検査は全14種類に。累計の検査数は78万件を突破し、3千を超える医療機関や健診施設でも導入されています。
今回は「カラダのものさし」の検査キットの中から、特に男性人気が高いという3種類を、ヘルスケアシステムズ商品企画部広報の高実子実奈子(たかじつこみなこ)さんのお話をもとにお伝えします。
▲株式会社ヘルスケアシステムズ商品企画部広報の高実子実奈子さん
「たんぱく質充足検査 フレミーチェック」はシニアだけでなくトレーニーからのニーズも
▲男性に人気が高い3種類の検査キット
たんぱく質が筋肉や骨、血液の基となる重要な栄養素であることは、ご存知の方も多いのではないでしょうか。ただ、年齢を重ねてたんぱく質の摂取量が減ると、筋力が落ちて怪我をしたり、フレイルと呼ばれる寝たきりの一歩手前の状態になってしまったりする恐れがあります。
「カラダのものさし」の検査キットの一つ「たんぱく質充足検査 フレミーチェック」は、生活習慣病予防のために厚生労働省が定める目標量を摂取できているかどうかをチェックできます。検査は、採尿をして郵送するだけと簡単です。
▲「たんぱく質充足検査 フレミーチェック」の検査結果画面
この「フレミーチェック」、もともとはシニアやプレシニア世代のニーズを見込んでいたそうなのですが、30代前後の男性の利用も多いのだとか。日ごろトレーニングに励み、「効率よく筋肉をつけたい」と考えている男性が、十分にたんぱく質を摂取できているかの確認に使っていることもあるそうです。
疲れを感じやすい中年男性に人気の「酸化ストレス検査 サビチェック」
「酸化ストレス検査 サビチェック」も尿検査だけで、アンチエイジングの大敵である活性酸素を測定できます。
活性酸素とは、体内の酸素が通常よりも活性化されたものです。細胞を酸化させて“カラダのサビつき”を発生させてしまうと言います。この“サビつき”は老化や病気の原因になるなど悪影響を与えます。
「サビチェック」は体の抗酸化機能が低下するとされる40歳代以降の男性に人気です。「疲れを感じやすい」「体力の衰えが気になる」という中年の男性は“サビつき度”を自覚することで、食生活の改善や紫外線の予防、睡眠不足の解消、禁煙といった対策を取りやすくなるのではないでしょうか。
▲「酸化ストレス検査 サビチェック」の検査結果画面
血圧高めの男性に効果的な減塩を提案する「減塩検定 シオチェック+」
▲「減塩検定 シオチェック+」の検査キット
「減塩検定 シオチェック+(プラス)」も人気のキットです。尿検査の結果から、1日の推定食塩摂取量などが把握できます。
健康的な男性が摂る塩分の目安は、1日当たり6.5g以内。ところが現代では、外食や店屋物中心の食生活で味の濃い食事を繰り返してしまうなど、塩分過多になるリスクがそこかしこに潜んでいます。
「シオチェック+」は、そんな生活習慣の落とし穴に気づかせてくれるほか、食塩の主成分であるナトリウムを体外に排出してくれるカリウムの摂取量なども教えてくれます。
▲減塩検定 シオチェック+(プラス)の検査結果画面
血圧を気にしている男性は「シオチェック+」の使用で、単に塩分を控えるだけでなく、カリウムを積極的に摂る効果的な減塩に取り組めるようになるかもしれません。
▲検査結果画面では、具体的な改善方法も教えてくれる
血糖コントロールやダイエット、免疫チェックのためのキットも
ほかにも、「カラダのものさし」にはさまざまな検査キットがあります。
「血糖スパイク検査 スパイクチェック」は尿中の「ミオイノシトール」という物質の量から、食後の血糖状態が推測できます。血糖が気になる方の習慣改善につながることでしょう。
ダイエットに取り組む男性には、太りやすさに影響する腸内細菌を数値化する「腸内フローラ検査 スリムチェック」をおすすめできそうです。自分が太りやすい腸内環境かどうかを確かめられます。
「免疫検査 バリアチェック」は、粘膜免疫として機能する唾液中のIgA(アイジーエー)抗体量を測ります。生活習慣の分析や改善のためのアドバイスももらえるので、体調を崩しがちな男性は使用してみてはいかがでしょうか。
「カラダのものさし」で、もっと楽しく健康に
「カラダのものさし」は、ユーザーに手軽に身体の状態を把握してもらうことで、一人一人に無理のない生活習慣の改善を促します。健康のために過度な摂生を続けてきた男性も、今までの苦労から解き放たれるかもしれません。それは、ヘルスケアシステムズが掲げる「世界をもっと楽しく健康に」というビジョンとも重なります。
生き生きとした生活を送っていきたい男性は、「カラダのものさし」を継続して利用していくことも良いでしょう。良化されていく検査結果を眺めながら自分の身体が健やかになっていくことを実感するのは、想像以上に楽しいかもしれません。
「カラダのものさし」の口コミ・評判
実際に「カラダのものさし」を利用した方はどのような感想を抱いているのでしょうか。ここでは、利用者の口コミを紹介します。
新聞でおすすめされていたので試しに購入してみました。たんぱく質の摂取量は十分な自負があったのですが、足りていなくて驚きました。食生活を改善してまた試してみようと思います。
ジムで筋トレを始めたことを機に、たんぱく質の検査キットを使ってみました。検査結果には「1日につき、追加で⚪︎gたんぱく質を摂取しましょう」などと詳しく書かれていて、食生活の見直しに役立ちました。
長年睡眠不足の自覚があったため、「サビチェック」を利用しました。改善が必要な結果でしたが、具体的な数値で知ることができたので努力をしたくなりました。
健康診断は1年に1回ですが、「シオチェック+」なら時期に関係なくすぐに塩分摂取量を確認できるので、日々の食生活改善につながっています。
口コミを見ると、自分の身体のデータが手軽に可視化されることが好評を得ているようでした。利用者が検査結果をもとに、生活習慣の改善に取り組もうとする様子も印象的でした。
「カラダのものさし」の価格・購入方法
「カラダのものさし」はAmazonや楽天市場といったECサイトで購入できます。主な商品の価格は以下の通りです。
商品名 | 価格 |
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たんぱく質充足検査 フレミーチェック | 3,300円 |
酸化ストレス検査 サビチェック | 4,785円 |
減塩検定 シオチェック+ | 2,970円 |
血糖スパイク検査 スパイクチェック | 4,840円 |
腸内フローラ検査 スリムチェック | 15,400円 |
免疫検査 バリアチェック | 3,795円 |
※価格は税込み
そのほかの検査キットの詳細については公式サイトでご確認ください。
「カラダのものさし」の基本情報
運営会社 | 株式会社ヘルスケアシステムズ |
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所在地 | 愛知県名古屋市昭和区白金一丁目14番18号 |
問い合わせ先 | https://karadano-monosashi.jp/contact/ |
公式ページ | https://karadano-monosashi.jp/ |
※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。