ドライブデートにおすすめのエリアをお探しの方へ。今回は茨城県笠間市を舞台にした贅沢な時間を過ごせる約6時間のドライブコースをご紹介します。笠間観光協会の青木さんが厳選した、笠間焼の美術館や名産の栗スイーツが楽しめるスポットを巡ります。
都心部からわずか1時間半ほどで行くことができる笠間市では、近代陶芸の祖・板谷波山や笠間市出身の人間国宝・松井康成などの作品が見られる陶芸専門の美術館や、日本一の栗の収穫量を誇る名産品の栗を使った絶品スイーツが楽しめます。
笠間市を巡る約半日のドライブデートで、ふたりにとって特別な時間を過ごしてみませんか。
▼今回ご紹介する笠間市ドライブスポットの見どころ
この記事の目次
美食と芸術と自然を楽しむ笠間市ドライブコース
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出発点 笠間駅| 約5分(1.8km)
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スポット1 笠間稲荷神社| 約5分(1.6km)
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スポット2 笠間つつじキャンプ場| 約5分(1.7km)
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スポット3 フレンチレストラン モン・ラパン| 約5分(2.5km)
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スポット4 茨城県陶芸美術館| 約10分(3.1km)
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スポット5 道の駅かさま
今回のドライブデートは笠間駅を起点にします。日本三大稲荷の笠間稲荷神社を参拝したら笠間つつじキャンプ場で癒しのひとときを過ごしましょう。
ランチは地元食材をふんだんに使用したフレンチレストラン モン・ラパンへ。茨城県陶芸美術館で陶芸の世界に触れたら、最後は道の駅かさまで笠間市の特産品・栗を使ったスイーツを味わい、ドライブの疲れを癒しましょう。
各スポットの移動時間は5〜10分と効率良く観光が楽しめます。それでは笠間市の魅力あふれる5つのスポットをじっくりとご紹介していきましょう。
スポット1:笠間稲荷神社(笠間駅から車で約5分)
笠間駅を出発して車で約5分。最初の目的地は創建651年と歴史があり日本三大稲荷のひとつに数えられる笠間稲荷神社です。
神社へ到着したらまずは参拝へ向かいましょう。笠間稲荷神社は関東屈指のパワースポットとも言われており、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全の御利益で知られています。
境内には荘厳な本殿をはじめ格調高い拝殿や風格ある楼門など、歴史を感じる美しい建築に魅了されます。時を越えて守り継がれてきた社殿の静かで風格ある佇まいは、忙しい日常を忘れさせてくれますよ。
また、春になると薄紫の藤の花が一斉に開花して、藤棚が広がる境内では幻想的な光景が楽しめます。11月には「笠間の菊まつり」が開催され、色とりどりの菊の花が境内を彩り普段とはまた違った神社の魅力に触れられますよ。
施設名 | 笠間稲荷神社 |
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所在地 | 茨城県笠間市笠間1 |
駐車場情報 | 専用駐車場あり(無料) |
スポット2:笠間つつじキャンプ場(笠間稲荷神社から車で約5分)
笠間稲荷神社を後にしたら次なる目的地である笠間つつじキャンプ場へ向かいましょう。笠間つつじキャンプ場は丘陵地帯にある笠間つつじ公園の一角にあります。園内にある丘陵面は春になるとピンクや白、濃紫など様々な色彩のつつじが咲き誇り、写真映えするスポットとしても知られています。
笠間つつじキャンプ場は丘陵の頂上部分にあるので笠間市街を一望できます。天気の良い日には遠く筑波山までも見渡せますよ。
笠間つつじキャンプ場ではデイキャンプも楽しめます。キャンプ好きのカップルでしたらアウトドア用のコーヒーキットやタープ、キャンプ用の椅子などの持参がおすすめです。タープを張って即席のテラスを作り、コーヒーを淹れて一息。心地よい風を感じながら自然の中でいただく一杯は格別ですよ。
高台から笠間市を見渡す絶景を眺めていると、日常では味わえない特別な時間の流れが感じられます。大切な人とくつろぎの時間を満喫してくださいね。
施設名 | 笠間つつじキャンプ場 |
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所在地 | 茨城県笠間市笠間616-7 |
駐車場情報 | 専用駐車場あり(無料) |
営業時間 | デイキャンプ&ナイトキャンプ利用時11:00〜翌日10:00 (笠間観光協会で受付が必要※事前予約が必要です) |
定休日 | 月曜定休(祝日の場合翌日) |
スポット3:フレンチレストラン モン・ラパン(笠間つつじキャンプ場から車で約5分)
笠間つつじキャンプ場でのんびりとした時を過ごしたらランチへ向かいましょう。「フレンチレストラン モン・ラパン」は家庭的な雰囲気でありながら、本格的なフレンチが楽しめる老舗レストランです。
ランチメニューはハーフコースのAランチとフルコースが2種類、そしてアラカルトメニューが用意されています。コースメニューのメインは「魚料理」(その時々の旬の魚を使用)と「肉料理」(子羊のグリエや鴨のローストなど)から選べます。ちなみに、笠間市観光協会の青木さんのお気に入りは魚料理とのことです。
モン・ラパンは地産地消をコンセプトに、笠間市を中心とした地元の食材を使用しています。レンコンやチンゲンサイ、コマツナといった地元の「笠間の野菜」をはじめ常陸牛や那珂湊や大洗で獲れる新鮮な魚介など、茨城県が誇る山の幸と海の幸を贅沢に使用した料理はどれも絶品ですよ。
施設名 | フレンチレストラン モン・ラパン |
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所在地 | 茨城県笠間市笠間1150 |
駐車場情報 | 専用駐車場あり(無料) |
営業時間 | 11:30~14:30/17:30~20:30 |
定休日 | 毎週火曜日/第一月曜日 |
スポット4:茨城県陶芸美術館(フレンチレストラン モン・ラパンから車で約5分)
フレンチレストラン モン・ラパンでお腹を満たしたら、心を豊かにする芸術の世界を満喫しましょう。茨城県陶芸美術館は東日本初の陶芸専門の県立美術館として知られており、茨城県ゆかりの陶芸家を中心に日本の近代陶芸を支えた陶芸家たちの作品が展示されています。
美術館のコンセプトである「ときめく」「識る(しる)」「楽しむ」という三つのキーワードに沿った展示で、陶芸の奥深さと魅力を存分に体感できます。また四半期毎にテーマが変わる企画展示では、国内外の優れた陶芸作品に触れることもできますよ。
笠間市に訪れる際は、事前に企画展示のスケジュールを確認しておくと良いかもしれませんね。
陶芸の文化を堪能したら、館内出口付近にあるミュージアムショップに立ち寄ることもお忘れなく。日本各地の陶芸家が作った工芸品の数々は自分への、そして大切な人へのお土産にピッタリですよ。
施設名 | 茨城県陶芸美術館 |
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所在地 | 茨城県笠間市笠間2345 |
駐車場情報 | 駐車場あり(近くにある芸術の森公園駐車場の利用推奨・無料) |
開館時間 | 9:30〜17:00(最終入館:16:30) |
休館日 | 月曜日(月曜日が祝日の場合、その翌日) |
スポット5:道の駅かさま(茨城県陶芸美術館から車で約10分)
茨城県陶芸美術館を後にして今回のドライブデート最終目的地の「道の駅かさま」へ向かいます。笠間市は、栗の収穫量が日本一。施設内のフードコートにある笠間の栗専門店「楽栗 La Luri」では栗を使ったスイーツが楽しめます。
栗のテリーヌや栗マーブルバター、栗のキッシュなど栗をベースにしたスイーツはどれも絶品。楽栗オリジナルブレンドのカプチーノと一緒に、ドライブの疲れを癒す至福の時間を過ごしましょう。
スイーツでお腹を満たしたらショッピングへ。館内にある直売所「みどりの風」では、地元で採れた新鮮な農作物が所狭しと並びます。その他にも笠間市の特産品も豊富に揃いますよ。ぜひ、お土産選びもお楽しみくださいね。
施設名 | 道の駅かさま |
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所在地 | 茨城県笠間市手越22番地1 |
駐車場情報 | 専用駐車場あり(無料) |
営業時間 | 物販施設(直売所)9:00〜18:00 ※施設によって営業時間が異なります |
定休日 | 毎月第二木曜 |
笠間市観光協会からのメッセージ
今回のデートプランでは笠間つつじキャンプ場のデイキャンプをご紹介しましたが、次回笠間市にお越しの際はこちらでのナイトキャンプはいかがでしょうか。
キャンプ場のある丘陵地帯からは美しい夕暮れの景色を楽しむことができ夜には満天の星が夜空を瞬きます。きっと二人だけのロマンチックな特別な時間を送ることができますよ。
笠間市ドライブコースのまとめ
おすすめの回り方 |
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主な観光スポット | スポット1:笠間稲荷神社
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スポット2:笠間つつじキャンプ場
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スポット3:フレンチレストラン モン・ラパン
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スポット4:茨城県陶芸美術館
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スポット5:道の駅かさま
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笠間観光協会の問い合わせ先
名称 | 一般社団法人 笠間観光協会 |
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住所 | 茨城県笠間市笠間1538-2 |
問い合わせ | https://www.kasama-kankou.jp/inq.php |
公式ページ | https://www.kasama-kankou.jp/ |

観光協会おすすめの「ドライブデート」企画や、「プロに聞くアドバイス」企画の編集を担当。地方移住に関する取材経験が150本と豊富で、各地の名所に精通。プライベートでも週2回はドライブするほどのドライブ好き。