箱根「成川美術館」で、彼女も喜ぶオトナ旅!芦ノ湖を見渡す絶景も必見

箱根は、首都圏からのアクセスが抜群で、週末のプチ旅行や日帰り旅行先としても人気の温泉地。仕事の疲れを癒したり、彼女や奥さんとの少し特別なデートを楽しんだりするのに、最適な場所ですよね。一方で、大人気ゆえに混雑しがちな週末の箱根。特に紅葉の時期などは、ある程度人混みを覚悟しなければなりません。

今回は、そんな箱根で、絶景を楽しみながら落ち着いた大人の時間が過ごせるおすすめのスポットとして、箱根の芦ノ湖畔に位置する「成川美術館」をご紹介します。箱根には、箱根美術館やポーラ美術館、彫刻の森美術館など、芸術を楽しむ観光地が数多くありますが、その中でも成川美術館は、静かでゆったりとした時間を過ごしたい方におすすめの美術館です。

最寄りのバス停からは徒歩2分。箱根の玄関口、箱根湯本からもバス1本で行けるというアクセスの良さも、嬉しいポイントです。

多忙な男性の心に癒やし!「成川美術館」の落ち着いた空間で現代日本画の鑑賞しよう

成川美術館は、箱根で現代日本画を楽しむことができる美術館です。

芦ノ湖畔の少し小高い場所に建てられているこの美術館は、そのひっそりとした雰囲気も魅力の一つ。広く静かな展示室だけでなく、館内の展望ラウンジやカフェも、落ち着いた癒しの時間が過ごせます。アートに囲まれながら、ゆったりと流れる時間は、ふだん忙しく働く男性の心や身体の疲れを取り除いてくれそうです。

もともと芸術に興味がある男性はもちろんのこと、リフレッシュ目的で箱根を訪れる男性にもおすすめのスポットですよ。

収蔵数は4000点以上。季節ごとの企画展を通して、日本画の魅力を紹介

成川美術館所蔵、平山郁夫「ガンジスの夕」

▲平山郁夫「ガンジスの夕」。数多くの実力作家たちの日本画が貯蔵されている。

成川美術館は、昭和63年4月に開館して以来、現代日本画に焦点を絞って展示を行っているユニークな美術館です。

「日本の発展とともに芸術として深化を遂げてきた戦後の日本画のすばらしさを広く伝えたい」という目的で設立したこの美術館には、館長によって集められた、4,000点を超える日本画の名作・大作が収蔵されています。

その中には、文化勲章受章画家である平山郁夫・加山又造・山本丘人をはじめとする著名な実力作家たちの作品群はもちろんのこと、まだ世にあまり知られていない将来有望な画家たちの作品も数多く含まれているのだそう。日本画の伝統や歴史を感じるとともに、個性溢れる作品の数々から、これからの日本画の発展も垣間見ることができそうです。

なお、成川美術館では作品の常設展示は行われておらず、年に4回ペースで展示される作品が変わります。毎回異なるテーマで企画展が開催されていますので、訪れる時期によって、違う角度から日本画の魅力を感じることができますよ。

訪問を検討されている方は、開催中・開催予定の企画展の内容を公式サイトで確認してみてくださいね。

作品を間近で鑑賞できる、広々とした展示室が魅力

成川美術館の展示室の様子

▲柱がなく、解放感を感じる展示室。すぐ近くから作品が鑑賞できると好評です。

美術館は、展示されている作品はもちろんのこと、その建物自体の美しさや雰囲気も楽しむ対象になりますよね。

成川美術館は現代的な和風建築の建物で、日本画がよく映える、落ち着いた和の美しさを有しています。展示室は柱のない広々とした空間となっており、「静かな場所ですぐ近くから作品を楽しむことができる」と、口コミでも高い評価を得ています。

周囲を気にすることなく、穏やかに作品と向き合ったり、パートナーとの時間を楽しんだりすることができそうですね。

彼女からの評価もアップ!?知られざる絶景スポットあり

成川美術館の展望ラウンジから見る景色

▲晴れた日には富士山も見える、展望ラウンジからの大絶景。

もうひとつ、成川美術館には、来館者たちの心を動かす大きな魅力があります。それは、館内から見渡す、箱根・芦ノ湖の大パノラマ。晴れた日には芦ノ湖の向こう側に富士山、秋には紅葉も目の前に広がります。

美術館内にある展望ラウンジは一面ガラス張りになっていて、そこから見る景色はまるで絵葉書のよう。晴れた日には、その美しさに来館者たちの歓声が上がるほどなのだそうです。

こんなに素晴らしい絶景が見られるスポットですが、美術館の中ということもあり、あまり多くの人に知られていません。ゆっくりと絶景を堪能できる、穴場の絶景スポットとも言えるでしょう。彼女や奥さんと一緒に訪れれば、「こんなスポットを知っていたなんて」と驚かれるかもしれません。

館内には、同じく芦ノ湖を展望できる、ティーラウンジ「季節風」もあります。スイーツや軽食をいただきながら、作品鑑賞後のゆっくりとしたひと時を過ごすことができますよ。息をのむ絶景と、工芸家が手がけたお洒落な食器。そして、可愛くて美味しいスイーツ。女性が好きな要素が詰まっているので、彼女や奥さんも喜ぶこと間違いなしです。

成川美術館のティーラウンジで提供されている和菓子

▲ ティーラウンジでは、見た目にもこだわった美味しいドリンクやスイーツを楽しめる。(公式サイトより引用)

ちなみに、このカフェの横には、NHKのお天気カメラが設置されているのだとか。朝の情報番組でおなじみの光景を見ることができるのも楽しみの1つです。

成川美術館の口コミ・評判

成川美術館の展望ラウンジから見る景色

展示作品は日本画で、親しみやすさと懐かしさを感じ、心落ち着く時間が過ごせました。広々とした空間で、お気に入りの絵の前でじっくりと鑑賞することができました。

日本画の巨匠たちの素晴らしい作品もさることながら、大きな窓から望める景色が素晴らしく、それ自体がまるで芸術作品のようでした。

日曜日で箱根の観光地が混み合う中、成川美術館の広い門の中は、ひっそりとした雰囲気がありました。エスカレーターを乗り継いでのぼっていくと、そこはもう別空間。ゆっくりと日本画を鑑賞することができました。

作品を鑑賞したあと、ティーラウンジを利用。芦ノ湖と富士山、箱根神社、海賊船を一度に見ながら食事が楽しめました!陶芸家の三上亮先生が作った器でいただく、お抹茶と和菓子。幸せな時間でした。

ゆっくりとした時間を過ごすことができた、景色に感動した、という口コミがとても目立ちました。作品鑑賞だけでなく、その絶景を一目見ようと、訪れる方も多いようですよ。

成川美術館へのアクセス・施設概要

箱根・成川美術館の入り口

成川美術館へは、車、バス、遊覧船でアクセスすることができます。

最寄りのバス停は、徒歩2分のところにある「元箱根港」で、箱根の玄関口「箱根湯本」からはバスで直通、所要時間は30分程度です。

芦ノ湖を周遊する海賊船や遊覧船の乗り場もすぐ近くにあるため、時間に余裕がある方は船で移動するのも、より風情があっていいかもしれません。箱根ロープウェイの終着駅最寄りの桃源台港からは、海賊船でおよそ25分。優雅な時間が過ごせそうです。

所在地 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根570番
アクセス ■車
【東京方面から】
東名高速『厚木』IC→小田原厚木道路→根新道→元箱根
【名古屋方面から】
東名高速『御殿場』IC→国道138号線経由芦ノ湖方面→元箱根

■電車+バス
小田原駅/箱根湯本駅(箱根登山バス/伊豆箱根バス)→元箱根港

■観光船/遊覧船
箱根観光船「元箱根」乗り場前/伊豆箱根遊覧船「元箱根」乗り場徒歩3分
営業時間 9:00~17:00
料金 大人:1,500円
大学生・高校生:1,000円
中学生・小学生:500円
幼児:無料
電話番号 0460-83-6828
公式ページ http://www.narukawamuseum.co.jp/

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