漫画やゲームのキャラクターのように、特別な能力を操ってみたい!幼少期にそんな夢を抱いた男性は多いのではないでしょうか。
テクノロジーの進歩により、その夢が現実となるような次世代型スポーツが登場しました。それが、AR(拡張現実)を用いた対戦型競技「HADO(ハドー)」です。
HADOでは、まるで人気アニメの主人公のように手からエナジーボールを繰り出して相手を攻撃します。シンプルなルールでありながら、チームワークや戦略が問われる奥深さも兼ね備えており、30代男性を中心に熱中する人が増加しています。
今回は、HADOの魅力や楽しみ方について、運営会社の株式会社meleapで広報を担当する緑川崇斗さんにお話を伺いました!
この記事の目次
HADOで体験!シンプルルールと無限の戦略
▲HADOの店舗・広報を務める緑川さんは、HADOを取り入れたフィットネスのインストラクターも務める
編集部
まず、HADOの魅力についてご紹介いただけますか?
緑川さん
HADOは誰でも簡単にプレーすることができる対戦型のスポーツです。
漫画「ドラゴンボール」の主人公・孫悟空の必殺技「かめはめ波」を手から撃ちたいという、弊社創業者の福田の夢をAR(拡張現実)で実現したものです。専用のヘッドマウントディスプレイをつけることで、自分の手から光る球を出して相手を攻撃するような感覚を味わえます。
緑川さん
この魔法のような体験ができるとして人気となり、これまでに世界39カ国で累計600万人のプレーヤーの方に楽しんでいただいています。幅広い年齢層の方々が楽しめるのも魅力の一つです。
HADOの基本:80秒3対3の熱戦
編集部
誰でも簡単にプレーできるということですが、HADOのルールを教えていただけますか?
緑川さん
HADOは、ドッジボールとシューティングゲームを組み合わせたようなゲームです。80秒間の試合を最大3対3で戦い、チームのスコアを競います。
プレーヤーはヘッドマウントディスプレイと腕にアームセンサーを装着します。腕を振ると、センサーがその動きを感知し、手からエナジーボールを放ったり、相手の攻撃から身を守るシールドを張ったりできます。これらの動作はすべて仮想空間内で行われます。
▲スマートフォンを挿入して使用するヘッドマウントディスプレイ
編集部
周りで見学している人に、プレーヤーが見ている光景を共有することはできるのでしょうか?
緑川さん
はい、できます。ディスプレイを装着していない人でも、HADOの競技施設に設置されたモニターを通じて、プレーヤーと同じ光景を見ることができます。これにより、観客も臨場感をもって試合を楽しむことができます。
編集部
周りの人も一緒になって盛り上がることができますね。プレーヤーの体格や力の強さは試合に影響しますか?
緑川さん
いいえ、影響しません。腕の振りの強さや速さによってエナジーボールの威力が変わるということはありません。そのため、HADOは年齢や性別に関係なくみんなで一緒に楽しめるスポーツと言えます。身体能力に左右されず、戦略や反射神経が重要になります。
チーム内の役割やパラメーター設定が勝利のカギ
▲戦略的な戦い方が求められるHADOでは、チーム内の連携が必要不可欠
編集部
プレーヤーの体格や力の強さは関係ないということですが、勝敗のカギを握るのはどのような部分ですか?
緑川さん
まずは、対戦相手が放ったエナジーボールをどうやって避けるかが大事になります。
飛んでくるエナジーボールは複数あるので、状況に応じてシールドを張ったり体で避けたりする必要があります。ただし、シールドは1回のゲームで使える回数が決まっています。
ルールはシンプルですが、戦略的な戦い方が求められるゲームだと言えます。
緑川さん
攻撃専門の「アタッカー」や、味方をシールドで守る「タンク」といった役割があり、チーム内でうまく連携することが大切になります。
また、アームセンサーに搭載されたパラメーターを操作すると、エナジーボールの「速さ」、「大きさ」、「球数」、シールドの「枚数と強度」を調節することができます。
例えば、相手がシールドを多く用いる戦法なら、こちらはエナジーボールの速さや大きさで勝負した方が良いでしょう。シールドは無敵ではなく、エナジーボールを何回も当てれば破壊できるからです。
HADOで広がる楽しみ方:ソロプレイからコミュニティまで
編集部
最大3対3で対戦するということですが、最低何人からプレーできるのでしょうか?
緑川さん
2対2や1対1でも対戦できますし、3人の場合は2対1の組み合わせも可能です。人数に応じて柔軟に対戦形式を調整できます。
また、コンピューターと対戦することができるので、ひとりでふらっと遊びに来ても楽しんでいただけます。
編集部
ほかのグループの人と仲良くなって一緒にプレーすることもあるのでしょうか?
緑川さん
はい、よくあります。ひとりで来場した方たちがHADOを通じて仲良くなり、HADOを楽しむコミュニティを作ることもあります。なかにはHADOをきっかけに知り合って結婚したカップルもいます。
編集部
結婚したカップルまでいるんですね!グループはもちろん、ひとりで来ても十分楽しめるのがHADOの魅力だと感じました。
幅広い世代で楽しめるHADOやゲーム
▲HADO ARENA お台場店では、ファミリー向けの体験プランも提供している
編集部
幅広い世代が一緒に遊べるスポーツでもあるHADOですが、ヘッドマウントディスプレイの重さはどのくらいあるのでしょうか?
緑川さん
ディスプレイ自体はスマートフォン1台分くらいで、非常に軽量です。プレーする時はそこにスマートフォンを装着する必要があるので、全体の重さはスマートフォン2台分ほどになります。
バンドで頭にしっかり固定するので、この程度の重さでは首に負担がかかりませんし、激しく動いてもずれることはありません。
編集部
HADO以外にもお子さんが遊べるゲームはありますか?
緑川さん
目の前に現れたモンスターを倒す「HADO モンスターバトル」や「HADO シュート!」があります。どちらも、HADOと同様にARゴーグルとアームセンサーを装着して手から攻撃を出します。
▲「HADO モンスターバトル」では、子どもたちが協力してモンスターを倒す姿が見られる
緑川さん
お子様向けのゲームは出張イベントなどで体験してもらうことが多いのですが、一部のHADO会場では、ご家族向けに通常のHADOとモンスターバトルなどがセットになったファミリープランを用意しています。これにより、家族全員で楽しむことができます。カップルから家族になった際はぜひ利用してくださいね。
HADOで企業イベント革命:チームビルディングの新手法
編集部
HADOを体験できる「HADO ARENA」は東京・お台場など全国に数店舗ありますが、それ以外に社内交流などのイベントでもHADOが活用されているそうですね。
緑川さん
その通りです。HADOコートを設置できる大きさのお部屋があれば、全国どこへでも出張しています。
イベントの出し物のひとつとしてご利用いただくこともあれば、HADOだけを楽しむイベントとして体育館などを使って大人数で参加していただくこともあります。法人イベントの場合、15名程度から200名近くまで対応可能です。大人数を収容できる会場がない場合は、HADO ARENAを貸し切りにすることもできます。
編集部
法人イベントの反響はいかがですか?
緑川さん
皆さん汗だくになって盛り上がってくれますね。ルールがシンプルですし、HADOインストラクターによる実況もあるので、プレーする人だけでなく観戦する人も楽しんでいただけます。
チームビルディングを目的として社内イベントに取り入れていただくケースも多く、試合前に戦略会議の時間を設ける「チームビルディングパッケージ」というプランも用意しています。連携プレーが求められるHADOで生まれたチームワークは、お仕事にも活かせると好評です。
HADOの隠れた効果:全身運動でダイエットにも
編集部
HADOは、一人当たり何試合程度プレーするのでしょうか?
緑川さん
法人プランの場合は参加人数によって2試合〜4試合程度です。一般のお客様がHADO ARENAでプレーする場合は、6試合くらい遊ばれる方が多いですね。
編集部
1試合が80秒とはいえ、動き続けるので6試合もするとかなり疲れそうですね。
緑川さん
HADOを始めたばかりの方はエナジーボールを繰り出して点を取りたいという気持ちが大きく、夢中になって腕を振るので、「腕が疲れた」という方が多いです。
何試合か体験してコツを掴んでくると、今度はしゃがんで攻撃をかわしたりするようになるので、全身を使った動きになります。そのため、また違った疲れ方を感じると思います。
緑川さん
女性のプレーヤーさんの中には、HADOを1ヶ月プレーしたら体重が5キロ減ったという方もいますよ。それだけ全身を使う運動になるということですね。
HADO:忙しいビジネスマンの新たな趣味として最適
編集部
最後に、HADOに興味を持った方にメッセージをお願いします。
緑川さん
HADOは最先端のテクノロジーに触れながら、気軽に楽しめるスポーツです。事前に準備したりルールを覚える必要がありませんので、忙しいビジネスマンでも始めやすいスポーツだと思います。装置を装着するだけで、すぐにゲームを楽しむことができます。
新しい趣味が欲しい方やコミュニティに参加したい方、運動して汗をかきたい方、ぜひHADOに挑戦してください!年齢や性別を問わず、誰でも楽しめるスポーツですので、気軽に体験してみてください。
編集部
緑川さん、貴重なお話をありがとうございました!
HADOの評判:実際の体験者の声
ここからは、HADOを体験した人のインターネット上の感想をご紹介します。
ルールがシンプルなので初心者でも楽しめました!2回ほどプレーすればコツをつかめます。
拡張現実を使ったスポーツを初めて体験し、エナジーボールを出す瞬間に感動しました。想像以上にたくさん汗をかき、良い運動になりました。
家族で体験しました。指導員の方が丁寧に教えてくれたので、初めてでも楽しく遊べました。
思った以上に体力と頭を使うゲームでした。奥が深く、とても楽しかったです。
初心者でも楽しめるという声や、たくさん汗をかいて良い運動になったという感想が多く寄せられています。HADOは幅広い年齢層の方々に楽しんでいただけるようです。
HADOの体験施設・プラン予約方法
HADOは、東京・お台場をはじめ全国に7店舗ある「HADO ARENA」で体験できます。さらに、法人向けのイベント出張サービスも提供しています。
各店舗でプランや料金が異なるため、詳細は各店舗のWebサイトでご確認ください。予約の際は、利用を希望する店舗のLINEアカウントを友達登録し、LINE上でプランと時間を選択してください。
店舗一覧はこちら:
https://hado-official.com/hado-arena/store/?id=gg
予約方法はこちら:
https://hado-official.com/hado-arena/facility/reservation-method/?id=gg
法人向け出張イベントや店舗イベントはこちら:
https://hado-official.com/experience-hado-group/
HADOの基本情報
運営会社 | 株式会社meleap |
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店舗所在地 | 東京:お台場店、東京ソラマチ店 北海道:小樽店 群馬:アクエル前橋店 大阪:エコール・いずみ店 熊本:カリーノ菊陽店 沖縄:豊見城店 ※詳細な店舗一覧は公式サイトでご確認ください |
問い合わせ先 | https://hado-official.com/hado-arena/ contact/?id=gg |
営業時間 | 各店舗により異なります ※詳細な営業時間は公式サイトでご確認ください |
予約方法 | 各店舗をLINEで友達登録し、メッセージで予約 ※詳しい予約方法はこちらをご覧ください |
公式ページ | https://meleap.com/meleap/public/ index.php/jp |
※最新の情報は公式ホームページでご確認ください。