自分の時間を楽しむアクティビティとして注目されているソロキャンプ。普段は仕事や家族サービスを優先している男性も、一人で自然の中に飛び込んでみれば気分転換ができるかもしれません。
そこで紹介したいのが、山梨県上野原市にあるフリーサイトのオートキャンプ場「緑と太陽の丘キャンプ場」です。過ごし方に応じた柔軟なレイアウトが可能で自由な時間を満喫できます。また、区画がないためソロキャンパー同士が交流を図る”ソログルキャン”と呼ばれるグループキャンプが楽しめるのも大きな特徴です。
2024年4月から平日は半額でフリーサイトが利用できるようになり、さらに男性ソロキャンパーが増えています。不定休のビジネスマンにとって費用を抑えてリフレッシュできるのは魅力的ですよね。
この記事では「緑と太陽の丘キャンプ場」の管理人・原田さんから伺った話をもとに、自由度が高い同キャンプ場だから実現できる過ごし方を紹介します。ソロキャンプデビューもしやすい環境なので、これから始めたい男性も参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
「緑と太陽の丘キャンプ場」は区画がなく過ごし方自由で男性ソロキャンパーに人気
「緑と太陽の丘キャンプ場」は、新宿から車で約1時間と都心からのアクセスが良好です。仕事終わりや週末など短期的なキャンプにも利用しやすく、首都圏からも男性キャンパーが多く訪れます。
立地の良さもさることながら、大きな魅力は何といってもフリーサイトを採用してる点。一般的にフリーサイトの運営は予約数や利用時間の動向が読みにくく、管理に手間がかかるため区画を設けているキャンプ場が多い傾向にあります。
しかし、緑と太陽の丘キャンプ場では、”好きなように過ごせる場所・交流の場を提供したい”という思いから、開場以来レイアウトの柔軟性が高いフリーサイトにこだわってきました。目的やアクティビティに合わせて好きなロケーションを選べるため、訪れるたびに新しい発見と挑戦する楽しみが得られます。
ここでは緑と太陽の丘キャンプ場の魅力を深掘り、男性ソロキャンパーにおすすめの利用方法や過ごし方を紹介しましょう。
キャンプデビューの場に!地面が平坦で初心者の男性もテントの設営がしやすい
▲管理棟やトイレ、シャワー室など各種施設が近いエリアは初心者にとって安心感が高い
「ソロキャンプに挑戦したいけれど一歩踏み出せない」という男性の中には、テントの設営に不安を感じている方もいるでしょう。設営スペースが決まっている区画サイトでは、テント本体はもちろん、テントを固定するガイロープやペグの設置にも考慮する必要があるため、キャンプのハードルが高くなりがちです。
しかし、「緑と太陽の丘キャンプ場」は設営スペースが限られていないため、レイアウトを気にする必要はありません。他のキャンパーと距離を取ればプレッシャーを感じることなく、ゆっくりと設営を進められます。また、区画サイトのような利用時間の制限もなく、キャンプを楽しんだ翌日も自分のペースで撤収できますよ。
また、起伏のない平坦なキャンプフィールドも、「緑と太陽の丘キャンプ場」がソロキャンプ初心者に向いている理由の一つ。例えば傾斜や凹凸のある地面の場合、ペグを垂直に打つにはテクニックを要します。
しかし、このキャンプ場のように平坦な地面であれば、安定性が高く比較的簡単に打ち込めます。テーブルや焚き火台などのキャンプギアも安定して配置できるため、ソロキャンプ初心者の男性でもオリジナリティ溢れるキャンプ体験ができるでしょう。
ソロキャンプデビューの際は、管理棟やシャワー室などの各施設が集結している利便性の高いエリアや、水はけがよく天候に左右されにくい砂地サイトから始めてみるのも良いかもしれませんね。
男性ソロキャンパー同士のグループキャンプが盛ん!新たなコミュニティを広げよう
▲広々とした芝生のキャンプフィールドは、汎用性が高くソロからファミリーまで幅広い層に人気がある
緑と太陽の丘キャンプ場ならではの醍醐味と言えばグループキャンプ。キャンプは仲間うちや自分一人でキャンプを満喫する以外に、その日居合わせたキャンパー同士が仲良くなり一緒に過ごすグループキャンプも人気です。
緑と太陽の丘キャンプ場は、区画のないフリースタイルに加えて男性ソロキャンパーの利用が多いため、男性ソロキャンパー同士でグループキャンプを楽しむ姿も多く見受けられます。
キャンプという共通の趣味を通して、「このギアは使いやすいよ」「あのキャンプ飯はおいしいよ」と情報交換をしたり、料理をおすそ分けし合ったりと交流を深めているようです。グループキャンプを機に新しいコミュニティができて、後日一緒に訪れるケースも珍しくありません。
ソロキャンパーに限らず、カップルやグループ同士のグループキャンプも少なくありません。敷地内の走り回れる芝生エリアや水遊びができる川で童心に返って遊び、交流につながることも多々あるようです。テントエリアは約40張分収容可能なため、カップル同士や大人数のオフ会にも利用できます。
仕事の付き合いが優先されて新たな人間関係を築く機会が減っているビジネスマンにとって、グループキャンプは良い刺激になるでしょう。楽しみながらストレス発散ができますね。
キャンプ場奥の緑に囲まれたプライベート空間で自分だけの時間を楽しむ
▲奥側に位置した緑に囲まれたフリーサイト。静かな自然の中プライベートな時間を堪能できる
ソロキャンプは日常から離れられる絶好の機会。「自分と向き合う時間が欲しい」「プライベートな時間を確保したい」など、多くの男性がリフレッシュ目的でソロキャンプを始めています。
緑と太陽の丘キャンプ場は秋山地区の山間に位置しており、周囲には都会のようなネオンや高層ビルは一切なく、そこにあるのは自然の静寂のみです。
特にキャンプ場の奥にある緑に囲まれたフリーサイトはプライベート感たっぷり。騒音や人の気配などのわずらわしさから解放された癒しの空間が広がります。山々の雄大な景観を眺めながら、お昼から好きなお酒を一杯ひっかけたり、鳥のさえずりや吹き抜ける風を感じながら読書などの趣味に没頭するのも良いでしょう。
仕事や家庭でプライベートな時間が後回しになるとストレスが蓄積してしまいます。自分を労うためにも、太陽の丘キャンプ場で秋山の自然を感じながら自分の時間を過ごしましょう。
パパ必見!ファミリーや団体利用に便利なバンガローも併設
緑と太陽の丘キャンプ場は、フリーサイト以外に団体利用に便利なバンガローも併設されています。
他にも、団体向けの大型宿泊施設も1棟設置されています。室内は多目的に使いやすい清潔感のあるフローリングで、大きな窓からはたっぷりと日差しが差し込みます。
男性がハマる季節は秋と冬!紅葉・冬の外気による”整い”・星空を体感しよう
▲キャンプ場付近は高い建物がなく、晴れた日の夜は大パノラマの星空を一望できる
どの季節も景観が美しいですが特におすすめの時期は秋と冬。上野原市と合併する以前の地名である「秋山村」の名を象徴するように、秋になると地域の至る所で紅葉を見ることができます。
雄大な山々に囲まれている緑と太陽の丘キャンプ場は、市内の紅葉スポットとしても有名で、10月下旬〜11月中旬になるとあたり一面が艶やかな紅葉で彩られます。紅葉シーズンを狙って癒されに来るソロキャンパーも珍しくありません。
肌寒くなる冬もまたキャンパーに人気の季節。冬は薪ストーブでガンガンに温めたテントと、ひんやりとした外気の温度差が心地良く、冬を選ぶソロキャンパーも多いのだとか。サウナの”整う”に似た感覚に近いため、サウナ好きな男性ははまってしまうかもしれませんね。
そして、冬の澄んだ夜空に輝く星も楽しめます。緑と太陽の丘キャンプ場では、夏でも晴れた日の夜に美しい星空を観賞できます。一方で、感覚が研ぎ澄まされる冬の澄んだ空気と静寂の中で眺める星空は格別。自然と一体になるように星の輝きをより強く感じられるでしょう。秋山の自然が織りなす美しい景色の中、プライベートな時間を楽しんでください。
男性のソロキャンプをより快適に。上野原市の併せて立ち寄りたいスポット
緑と太陽の丘キャンプ場周辺には、秋山の魅力が詰まったスポットが満載です。中にはソロキャンプの快適性やオリジナリティを高めてくれるスポットもあります。
ここでは、キャンプと併せて利用したい買い出しスポットと常連キャンパーに親しまれている温泉を紹介します。
「上野原IC」付近の特色豊かな地場スーパー。グルメな男性はジビエはいかが?
緑と太陽の丘キャンプ場の最寄りIC「上野原IC」付近には、コンビニや酒屋、ホームセンターがあり、買い出しに困りません。特に地場スーパーは特色豊かなため立ち寄ってほしいスポットの一つ。
グルメな男性キャンパーはジビエを味わってみてはいかがでしょうか。「上野原IC」からわずか1分ほどの距離にある地場スーパー「公正屋」では、狩猟の村として有名な丹波山村のジビエ商品も扱っています。ヘルシーな鹿肉をはじめソーセージなど加工品もラインナップ。その他、山梨県の特産品や契約農家が作る新鮮な野菜・果物も揃います。
他にも、産地直送の魚介類を豊富に扱う「いちやまマート」、山梨ワインや甲州上野原産じゃがいもを100%使用した本格芋焼酎『芋大明神』などの地酒が買える酒屋「近江屋ながおか」もあるため、食を通して山梨県の魅力を堪能してみてはいかがでしょうか。希少性の高い新鮮食材で作るキャンプ飯は、日々頑張っている自分へのご褒美にも最適ですね。
36℃のぬる湯が働く男の疲れをリセット。源泉かけ流しの「秋山温泉」
緑と太陽の丘キャンプ場から車でわずか5分ほどの場所に、源泉かけ流しの温泉「秋山温泉」があります。約36℃のぬる湯はいつまでも浸かっていたくなる心地良さ。じっくり入浴できるためリラックス効果が高く日頃の疲れを癒すのに最適です。
温泉には屋内外に年中遊べる4つのプールも併設されています。流れるプールや水深の浅いプールなどに加え、レストランも入っているためチェックアウト後に立ち寄るお客様も多いようです。
なお、キャンパーの中にはキャンプ場のシャワー代わりに、温泉を利用する方も少なくありません。17:00以降は入浴料が約半額となるため、お昼にテントを設営して17:00に温泉に入り、キャンプ場へ戻って夕飯を楽しむというように、効率良くスケジュールを立てる常連もいるとのこと。
緑と太陽の丘キャンプ場では、時間帯に関係なく市民料金で秋山温泉を利用できる入浴クーポン「まるで上野原市民券」を配布しています。詳しくはキャンプ場へお問い合わせください。
緑と太陽の丘キャンプ場の口コミ
仕事仲間たちのファミリーと一緒にオートサイト宿泊を利用しました。区画がないためファミリーカーを停めても広々使えるのが嬉しいですね。
首都圏からのアクセスが良く、定期的にソロキャンプでリピートしています。ICを降りるとコンビニやスーパーがあり、食料の買い出しなどにも困らず快適ですよ。
周囲は自然に溢れていて夜は星空がよく見えます。自然の中でゆったりと仕事の疲れを癒せました。
緑と太陽の丘キャンプ場は区画がなく自由に設営できるため、ソロキャンプからグループキャンプまで、目的に合わせて利用できる点に魅力を感じている方が多い印象です。
また、リピーターが多いのも特徴の一つ。ソロキャンパー同士が仲良くなり新たなコミュニティが生まれるのも、緑と太陽の丘キャンプ場ならではの醍醐味と言えるでしょう。
緑と太陽の丘キャンプ場の入場料・各設備利用料金
入場料 | 大人550円・子ども330円(3歳〜小学生) ※入場料は宿泊日数分 |
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持ち込みテント (5人まで) |
3,300円(平日はソロテント半額) ※追加1人につき550円加算 ※キャンピングカーと車中泊も1張分で換算 |
デイキャンプ | 入場料+駐車場代 ※例)大人3名・車2台:入場料1,650円+駐車場代2,200円=3,850円</br />※チェックイン9:00・チェックアウト17:00 |
バンガロー | 5,500円~ |
大型簡易宿泊施設 | 22,000円~ |
駐車場代 | 車1,100円・バイク550円 ※テント1張につき1台無料 ※バンガローは2台・大型バンガローは8台まで無料 |
※料金はすべて税込みです。
※2024年6月時点。最新の情報や詳細は公式ページにてご確認ください。
2024年7月を目安に割引サービスを開始する予定です。秋山地区にある3つのキャンプ場「緑と太陽の丘キャンプ場」「slow moutain akiyama」「sacco sagazawa」をすべて回ると市民料金で利用できるという内容です。この夏からソロキャンプがさらにお得に楽しめそうですね。
緑と太陽の丘キャンプ場の基本情報
施設名 | 緑と太陽の丘キャンプ場 |
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所在地 | 山梨県上野原市秋山5030 |
開設期間 | 定休日:火曜日 ※火曜日でも営業出来る日あり・要連絡 |
問い合わせ 予約先 |
080-7493-0268 ※予約受付時間は9:00〜19:00 |
アクセス | 【車】 ・中央自動車道「上野原IC」より約20分 【電車】 ・JR「上野原駅」よりタクシーで約20分 |
公式ページ | https://www.midoritotaiyounooka.com/ |
※2024年6月時点。最新の情報や詳細は公式ページにてご確認ください。