【和歌山・みなべ町ドライブデート】 縁結び神社と絶景スポットを楽しむ大人の贅沢旅

ドライブデートにぴったりのエリアをお探しの方へ。今回は、温暖な気候と美しい海の景色が広がる和歌山県みなべ町をご紹介します。みなべ町観光協会おすすめのドライブコースです。

海岸線を走りながら心地よい潮風を感じ、歴史ある神社や絶景の温泉、雰囲気の良いカフェを巡るこのコースは、ゆったりとした時間を楽しみたい方におすすめです。

全行程は4~5時間ほど。みなべ町の自然や食、温泉を満喫しながら日常を忘れてリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

▼今回ご紹介するみなべ町ドライブスポットの見どころ

須賀神社やみなべ温泉などみなべ町のおすすめスポット写真

みなべ町ドライブコース

  • 出発点 南部駅
    | 約10分(4.3km)
  • スポット1 須賀神社
    | 約5分(1.0km)
  • スポット2 みなべ町うめ振興館
    | 約10分(5.0km)
  • スポット3 国民宿舎 紀州路みなべ
    | 約5分(550m)
  • スポット4 Cafe de Manma
    | 約10分(5.8km)
  • スポット5 小目津公園

和歌山県みなべ町を巡るこのドライブコースは、海沿いの美しい景色とともに、歴史・文化・食・温泉を楽しめる充実したルートです。心落ち着く神社や郷土の文化に触れられる施設、絶景が広がる温泉やカフェなど、多彩な魅力が詰まっています。

ドライブの途中には、地元の食材を活かした料理や名産の梅を使ったスイーツを楽しめるスポットもあり、ゆったりとした時間を過ごすのにぴったり。最後に訪れる小目津公園では、太平洋を染める夕陽を眺めながら、一日の締めくくりを迎えられます。

それでは、みなべ町の魅力を存分に味わえる各スポットの詳細を見ていきましょう。

スポット1:須賀神社(南部駅から車で約10分)

須賀神社、お守り、御朱印帳

南部駅から車で10分ほど山道を進むと、地域の人々に「御霊(ごりょう)さん」と親しまれる須賀神社があります。スサノオノミコトとその妻・クシナダヒメノミコトを祀るこの神社は、静かで落ち着いた雰囲気が魅力です。

特に、県指定文化財に指定された3つの本殿は見どころの一つ。熟練の職人によって修復された鮮やかな朱色の社殿が、青空に映えます。

須賀神社・本殿、菅神社の鳥居と桜、須賀神社のパワースポット

駐車場から続く参道には趣のある石畳が敷かれ、鳥居をくぐると静寂に包まれた神聖な空間が広がります。

須賀神社は古くから縁結びの神様として信仰され、専用のお守りも授与されています。また、秋祭りの時期には多くの人でにぎわい、境内が華やかな雰囲気に。朱色の鳥居は写真映えするスポットであり、春には桜が咲き誇り、四季折々の美しい風景を堪能できるでしょう。

名称 須賀神社
所在地 日高郡みなべ町西本庄242
駐車場情報 専用駐車場あり(無料)

スポット2:みなべ町うめ振興館(須賀神社から車で約5分)

みなべ町うめ振興館の外観、うめ資料展示

須賀神社を参拝した後、車で5分ほど走ると「みなべ町うめ振興館」があります。ここは、みなべ町の梅の歴史や文化を学べる施設で、3階建ての建物内には、1階に歴史資料館、2階に梅に関する展示、3階にはお土産コーナーが設けられています。

2階の資料館では、世界農業遺産に認定されたみなべ町の梅林の展示や、梅の栽培の歴史を紹介。特に、100年以上前の梅干しを実際に見ることができるコーナーは興味深く、時代ごとの梅干しの変化を知ることができます。みなべ町が梅の一大産地として発展してきた背景も、詳しい解説とともに学べます。

梅に関する資料や展示

3階のお土産コーナーでは、地元産の梅干しや梅を使ったお菓子、みなべ町の特産品の備長炭を活用した商品などが並びます。中でも人気なのが、ここでしか味わえない2種類のオリジナルスイーツ。梅の風味が楽しめる梅ソフトクリームと、備長炭パウダーを使った黒いカップアイスは、それぞれ個性的な味わいで訪れた人に好評です。

施設名 みなべ町うめ振興館
所在地 和歌山県日高郡みなべ町谷口538-1
駐車場情報 あり(45台)
営業時間 9:00~17:00(展示室の入場は16:30まで)
休館日 毎週火曜日(火曜日が祝日にあたる場合はその翌日)
年末(12月29日~12月31日)

スポット3:国民宿舎 紀州路みなべ(みなべ町うめ振興館から車で約10分)

「国民宿舎 紀州路みなべ」の外観や温泉

みなべ町うめ振興館を出て海岸線沿いを進むと、太平洋を見渡せる高台に「国民宿舎 紀州路みなべ」があります。ここでは、新鮮な海の幸、温泉、そして美しい景色を楽しむことができます。

館内のレストランでは、地元の漁港で水揚げされた旬の魚介を使った海鮮料理を提供。新鮮な刺身や、地元食材を活かした料理を味わえます。温泉「みなべ温泉」は、日帰り入浴も可能です。ナトリウム・炭酸水素塩・塩化物温泉の滑らかな湯が体を温め、リラックスできます。特に露天風呂からの眺めは素晴らしく、太平洋の広がる景色を眺めながら、心地よい時間を過ごせます。

レストランからも海を一望できるため、食事と景色を同時に楽しめるのも魅力。食後に温泉でくつろぎながら、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

施設名 国民宿舎 紀州路みなべ
所在地 日高郡みなべ町埴田1540
駐車場情報 あり(90台)
営業時間 【みなべ温泉】11:00~20:00(休前日は17:00まで)
※GW、夏期、年末年始は直接宿舎にお問合せください
定休日 【みなべ温泉】水曜日

スポット4:カフェ・ド・マンマ(国民宿舎 紀州路みなべから車で約5分)

カフェ・ド・マンマの店内と料理の写真

温泉でくつろいだ後は、カフェでのんびり過ごすのもおすすめです。「Cafe de Manma(カフェ・ド・マンマ)」は、大きな窓から太平洋を望む開放的な空間が魅力のカフェ。美味しい食事と景色を楽しめる場所として、多くの人に親しまれています。

メニューには、地元の食材を活かした個性的な料理がそろっています。備長炭パウダーと黒すりごまを使った黒いピザは、見た目のインパクトと香ばしい風味が特徴です。みなべ産の梅を使ったパスタは、爽やかな酸味がアクセントになっています。デザートの「和歌山ポンチ」は、梅の甘露煮とジュースを使った色鮮やかな一品で、見た目にも楽しめると人気です。

このカフェは、地元の梅事業者が運営し、郷土の食材を活かしたメニューがそろっています。美しい景色とともに、みなべ町ならではの味を楽しめるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

店名 Cafe de Manma(カフェ・ド・マンマ)
所在地 日高郡みなべ町埴田1590-40
駐車場情報 あり(無料)
営業時間 【平日】10:00〜17:00
【土日祝】9:00〜17:00
※土日祝のみモーニング(9:00~10:00)あり
定休日 水・木曜日
2月、3月、8月:水曜日

スポット5:小目津公園(Cafe de Manmaから車で約10分)

小目津公園の風景

最後に訪れるのは、絶景が見られる「小目津公園」。地元の家族連れにも親しまれているこの公園は、デートにもおすすめです。

公園内は広々とした芝生の丘が広がり、潮風を感じながらのんびり過ごせます。さらに、堤防には開口部があり、そこから砂浜へと降りることもできるので、ぜひ二人で砂浜を歩いてみてください。

小目津公園の芝生広場

公園の魅力が最も際立つのが夕暮れ時です。沈む夕陽が海を照らし、空と海がゆっくりと色を変えていく様子はとても美しく、旅の締めくくりにふさわしい景色が広がります。

また、公園へと続く坂の途中は絶好の撮影スポット。晴れた日には遠くまで続く水平線を見渡せます。

名称 小目津公園
所在地 和歌山県日高郡みなべ町山内355
駐車場情報 あり(無料)

みなべ観光協会からのメッセージ

みなべ町を巡るこのドライブコースの魅力は、太平洋の景色を楽しめることです。

道中にはフォトスポットも多く、特に小目津公園へと続く坂道からの景色は人気の撮影ポイント。ただし、写真撮影の際は安全に配慮し、周囲の人や車両に注意してください。各スポットの季節ごとの風景は、観光協会のホームページでも紹介されているので、旅の計画を立てる際に参考にしてみてください。

みなべ町の豊かな自然と歴史に触れるこのコースが、素敵な思い出となりますように。皆様の訪問を心よりお待ちしております。

みなべ町ドライブコースのまとめ

コース概要
  • 全行程:約4〜5時間
  • 起点:南部駅
  • 特徴:太平洋の絶景を望む贅沢なドライブコース
  • おすすめ時期:夕暮れ時(特に小目津公園からの夕陽)
主な観光スポット スポット1:須賀神社
  • 県指定文化財の3つの本殿を有する由緒ある神社
  • 縁結びの神様として知られ、専用のお守りを授与
  • 朱色の鳥居と桜並木が人気のフォトスポット
  • 無料駐車場完備、南部駅から車で約10分
スポット2:みなべ町うめ振興館
  • 世界農業遺産認定の南部梅林のパノラマ展示
  • 梅の歴史と文化を学べる充実の展示施設(3階建)
  • 厳選された梅干しや梅菓子などが並ぶセレクトショップ
  • 梅ソフトクリームや備長炭を使用した特製アイスなどのオリジナルスイーツ
スポット3:国民宿舎 紀州路みなべ
  • オーシャンビューのナトリウム炭酸水素塩化物温泉
  • 地元漁港直送の新鮮な海鮮料理
  • 太平洋を一望できる露天風呂とレストラン
  • 日帰り入浴可能
スポット4:カフェ・ド・マンマ
  • 大きな窓から太平洋を望む洗練された空間
  • 梅を使用した創作料理と地元食材のメニュー
  • SNSで話題の「大きな和歌山ポンチ」など特徴的なデザート
スポット5:小目津公園
  • 太平洋に溶け込むような芝生の丘が特徴
  • フェニックス並木と水平線が織りなす絶景ポイント
  • 夕陽と海が演出する幻想的な景観
  • 砂浜へのアクセス可能

みなべ観光協会の問い合わせ先

名称 みなべ観光協会
住所 和歌山県日高郡みなべ町芝742番地
問い合わせ https://www.minabe-kanko.jp/contact
公式ページ https://www.minabe-kanko.jp/
編集部:大崎 哲也
●編集部大崎 哲也

新聞記者としてスポーツ取材を中心に四半世紀のキャリアを持つ。現在は多様なジャンルの取材を手がける傍ら、大学院に籍を置きスポーツメディアや社会とスポーツの関係を研究する日々を送る。