新発田市ドライブデート:日本100名城とエメラルド色の名湯を巡る極上の1日旅

歴史と文化が薫る新潟県・新発田市(しばたし)で、特別な思い出を紡ぐドライブはいかがでしょうか。今回は、新発田市観光協会のサトウさんおすすめの日帰りドライブコースをご紹介します。

このコースでは、荘厳な歴史を誇る日本100名城の「新発田城」から始まり、明治時代の実業家・大倉喜八郎(おおくら きはちろう)の別邸「蔵春閣(ぞうしゅんかく)」を巡ります。そして旅の締めくくりには、神秘的なエメラルドグリーンに輝く硫黄泉の名湯「月岡温泉」で心身ともに癒されるひとときを味わいます。

江戸時代の城下町から現代の温泉リゾートまで、新発田の多彩な魅力を存分に味わえる極上の1日旅へ、ぜひお出かけください。

▼今回ご紹介する新発田市ドライブスポットの見どころ

新発田市ドライブスポットの見どころ

新発田市ドライブコース

  • 出発点 新発田駅
    | 約5分(1.9km)
  • スポット1 新発田城
    | 約5分(1.9km)
  • スポット2 蔵春閣
    | 約5分(2.6km)
  • スポット3 カフェ・ド・ランチ
    | 約5分(2.7km)
  • スポット4 五階菱
    | 約15分(10.7km)
  • スポット5 月岡温泉

今回のプランでは、江戸時代から現代までの歴史的建造物と、地元グルメ、温泉での癒やしを効率よく巡るコースをご案内します。また、ランチには公園のそばの開放的な空間で、豊かな自然を眺めながら味わうイタリアンをご紹介。歴史と現代が調和した街の表情を、ドライブを通してゆっくりとお楽しみください。

それでは、新発田市の魅力を堪能できる各スポットを、順に詳しく見ていきましょう。

スポット1:新発田城(新発田駅から車で約5分)

新発田城の外観
この旅最初の目的地は、「日本100名城」に数えられる名城「新発田城」。特に「表門」「旧二ノ丸隅櫓(すみやぐら)」は、江戸時代の建造物がそのまま現存し、歴史・お城ファン必見のスポットとなっています。

お城の隣には、広大な「新発田城址公園」があります。ここは市街地にありながら、新発田の季節を映し出す、自然豊かな空間。春には満開の桜が城壁を彩り、秋には紅葉が城の風格を際立たせ、冬には静かに降り積もる雪が幻想的な景色を作り出します。

城と公園が織りなす風景は、まるで時が止まったかのような穏やかな雰囲気を醸し出しています。歴史の重みと自然の美しさが調和した新発田城で、ドライブ旅の序章を心ゆくまでお楽しみください。

施設名 新発田城
所在地 新潟県新発田市大手町6丁目
駐車場情報 専用駐車場あり(無料)
開門期間 4月~11月(12月~3月は冬季閉鎖。外観は見学可能)
開門時間 9:00~17:00(11月のみ16:30閉門)
定休日 なし

スポット2:蔵春閣(新発田城から車で約5分)

蔵春閣の外観と内装

次に訪れるのは、明治時代の実業家・大倉喜八郎(おおくら きはちろう)の別邸内に、迎賓館として建てられた「蔵春閣(ぞうしゅんかく)」です。

東京から移築されたこの建物は、贅を尽くした意匠の数々が目を引きます。特に天井装飾は圧巻の一言。豪華絢爛な意匠と、細部にまでこだわり抜かれた装飾の数々は、明治期の建築美の粋を集めたものといえるでしょう。

蔵春閣では、大きな商談や華やかなパーティーがたびたび開かれ、明治期の社交場として重要な役割を果たしていました。「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一も、ここを訪れたといいます。日本の近代化を支えた実業家たちの足跡と、時代の空気感が色濃く残るこの場所で、歴史のロマンに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

施設名 蔵春閣(ぞうしゅんかく)
所在地 新潟県新発田市諏訪町1丁目9番20号
駐車場情報 イクネスしばた第2・3駐車場
※車椅子の方は、蔵春閣正面の車椅子マーク駐車枠をご利用ください
営業時間 9:00~16:00
定休日 木曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日

スポット3:カフェ・ド・ランチ(蔵春閣から車で約5分)

カフェ・ド・ランチの店内とメニュー一例

歴史スポットを巡った後は、ランチタイムにしましょう。

五十公野(いじみの)公園近くにある「カフェ・ド・ランチ」は、緑に囲まれた開放的な空間で、ゆったりとした時間を過ごせる人気カフェです。看板メニューの本格ピザは、イタリアから取り寄せた専用窯で丁寧に焼き上げられる逸品。本場さながらの味わいを堪能できます。

テイクアウトOKのメニューもあるので、お天気の良い日なら、五十公野公園でのピクニックはいかがでしょうか。

五十公野公園は、四季折々の自然が美しい広大な敷地。特に6月には、一面に咲き誇るあやめの絶景が広がります。初夏を彩る、紫や青の爽やかな花々と、美味しい料理の組み合わせは、思い出に残るひとときを演出してくれることでしょう。

店舗名 カフェ・ド・ランチ
所在地 新潟県新発田市五十公野4498-1
駐車場情報 五十公野公園駐車場を使用(無料)
営業時間 10:00~16:00(LO.15:30)
定休日 不定休

スポット4:五階菱(カフェ・ド・ランチから車で約5分)

五階菱の外観、店内、プロジェクションマッピング「光の花火」

続いて訪れるのは「五階菱(ごかいびし)」。江戸時代から続く酒蔵「王紋(おうもん)酒造」が手掛ける、体験型の酒蔵リゾートです。

歴史ある酒蔵の佇まいを活かしながら、新しい文化発信の場として生まれ変わったこの施設。館内では、コンシェルジュによる利き酒や試飲、さらにプロジェクションマッピングなどの演出も楽しめ、伝統と革新が見事に融合する空間となっています。(※ドライバーは試飲不可)

もちろん、王紋酒造が誇る日本酒の数々も購入可能。そのほか、新発田市の特産品も豊富にそろうので、お土産選びにもおすすめです。

館内にはそのほか、古い土蔵をリノベーションした、アンティークな雰囲気の喫茶室も。こだわりのコーヒーと焼菓子などで、ゆったりとした寛ぎのひとときを過ごしませんか。

施設名 五階菱
所在地 新潟県新発田市諏訪町3丁目1番17号
駐車場情報 有り(無料)
営業時間 9:00〜18:00
定休日 年中無休

スポット5:月岡温泉(五階菱から車で約15分)

月岡温泉と夜の雰囲気

ドライブコースの締めくくりは、新発田市が誇る名湯・月岡温泉へ。国内トップクラスの成分含有量を誇る硫黄泉で、エメラルドグリーンに輝く湯色が特徴的です。

温泉街に立ち並ぶ旅館やホテルの中には、日帰り温泉も多数。ぜひゆったりと浸かって、旅の疲れを癒してください。

また、「歩きたくなる温泉街」としての魅力も、月岡温泉の大きな特徴です。通りには、温泉のお湯を気軽に楽しめる足湯「あしゆ湯足美(ゆたび)」をはじめ、日本酒の飲み比べができる「新潟地酒 premium SAKE 蔵 KURA」、地元産の素材を使ったスムージーやジェラートが味わえる「新潟彩果 premium AGRI 実MINORI」、おせんべいの手焼き体験ができる「新潟米菓 premium SENBEI 田」など、バラエティ豊かな店舗が立ち並びます。(※ドライバーは飲み比べ不可)

月岡温泉街にある「あしゆ湯足美(ゆたび)」「新潟地酒 premium SAKE 蔵KURA」

新潟米菓 premium SENBEI 田の外観と手焼き体験のようす

日が沈むと、温泉街は幻想的な表情を見せます。回廊をそなえた日本庭園「月あかりの庭」には、約50基もの和風灯籠に温かな明かりが灯り、ロマンチックな雰囲気を醸し出します。

施設名 月岡温泉
所在地 新潟県新発田市月岡温泉
駐車場情報 あしゆ湯足美駐車場、月あかりの庭駐車場、カリオンパーク駐車場を利用(無料)

新発田市観光協会からのメッセージ

「歩きたくなる温泉街」として進化中の月岡温泉。現在、1年に1店舗というペースで新しいお店がオープンしています。

そんなまちの中で、思わず笑みがこぼれるユニークなスポットをご紹介します。それが「源泉の杜(もり)」。全国的にも珍しい、温泉のお湯を口にできる「飲泉処」が設けられており、自称「日本一まずい源泉」を味わえます。硫黄泉として名高い月岡温泉ならではの特徴を、遊び心たっぷりに演出した観光スポットです。

小さな試飲用カップを手に取れば、いよいよ挑戦の時。強烈な硫黄の香りが鼻をつき、独特の味わいが口の中に広がります。カップルでお互いの反応を見合いながらの試飲タイムは、きっと楽しい思い出として心に刻まれることでしょう。

新発田市ドライブコースのまとめ

コース概要
  • 全行程:約6時間
  • 市街地から月岡温泉まで約40分圏内
  • 出発:新発田駅(午前10時頃)
  • スポット間:車で5〜15分程度
主な観光スポット スポット1:新発田城
  • 日本100名城の一つに数えられる
  • 表門と旧二ノ丸隅櫓(すみやぐら)は江戸時代の建造物が現存
スポット2:蔵春閣
  • 明治~大正時代の実業家・大倉喜八郎の別邸を東京から移築
  • 豪華絢爛な天井装飾など、明治期の建築美を堪能できる
  • 渋沢栄一ら財界人が集った歴史的な社交場
スポット3:カフェ・ド・ランチ
  • 五十公野公園内の近くにある、緑に囲まれた開放的な空間
  • イタリア製窯で焼き上げる本格ピザが看板メニュー
  • 6月には公園一面のあやめを眺めながらの食事を楽しめる
スポット4:五階菱
  • 老舗酒造が手掛ける、新感覚の酒蔵リゾート
  • 地元特産品や日本酒の品揃えが充実
  • プロジェクションマッピングなど現代的な演出も実施
スポット5:月岡温泉
  • 全国トップクラスの成分含有量を誇る硫黄泉
  • 現代的な専門店が充実する「歩きたくなる温泉街」
  • 「月あかりの庭」では、回廊に並ぶ和風行灯が幻想的な夜の景色を演出

新発田市観光協会の問い合わせ先

名称 新発田市観光協会
住所 新潟県新発田市諏訪町1-2-11 イクネスしばたミント館内
問い合わせ 0254-26-6789
公式ページ https://shibata-info.jp/
編集部:大崎 哲也
●編集部大崎 哲也

新聞記者としてスポーツ取材を中心に四半世紀のキャリアを持つ。現在は多様なジャンルの取材を手がける傍ら、大学院に籍を置きスポーツメディアや社会とスポーツの関係を研究する日々を送る。