【三重・津エリアドライブデート】100基の風車群と源泉かけ流し温泉を巡る上質な旅

ドライブデートにおすすめのエリアをお探しの方へ。今回は、三重県津市の魅力的なスポットを巡る日帰りドライブコースをご紹介します。津市観光協会の角谷さんおすすめのルートです。

このコースは、日本唯一のお菓子テーマパークから始まり、地元で愛される老舗のうなぎ店、100基を超える風車群が立ち並ぶ青山高原（あおやまこうげん）、そして1500年の歴史を誇る榊原（さかきばら）温泉まで、異なる魅力を持つスポットを効率よく巡れます。各スポット間は15分から60分。

体験・グルメ・絶景・温泉と、デートに欠かせない要素が詰まった充実のコースを、風景を楽しみながら、じっくり、ゆったりとお楽しみください。

▼今回ご紹介する津市ドライブスポットの見どころ

体験・グルメ・絶景・温泉を効率よく巡るドライブコース

近鉄名古屋線「久居（ひさい）駅」を起点に、約8時間かけて巡る津市の魅力。二人で楽しむ体験型アクティビティからスタートし、三重県ならではのうなぎ文化に触れ、「関西の軽井沢」と呼ばれる青山高原では壮大な眺望を満喫。最後は由緒ある温泉でゆったりと過ごす、バラエティ豊かな一日をお過ごしいただけます。

それでは、このドライブコースで訪れる4つのスポットの魅力を、順にご紹介していきましょう。

スポット1：おやつタウン（近鉄名古屋線「久居駅」から車で約15分）

久居駅から15分ほど移動し最初に訪れるのは、開業から6年足らずの日本唯一のお菓子テーマパーク「おやつタウン」。子供向けの施設というイメージがありますが、実は大人のカップルでも十分に楽しめる体験型施設なんです。

施設内では、人気商品「ベビースターラーメン」の“自分だけのオリジナル味”を作る体験ができます。二人で協力しながら、好きな味付けやトッピングを選んで、世界に一つだけのベビースターラーメンを作り上げる体験は、カップルの素敵な思い出作りにぴったり。会社の研修旅行でも人気のアクティビティです。

また、施設内にはいくつかのアトラクションがあります。アクティブな体験を求めるカップルには、ハーネスを着けて楽しむ屋内の巨大アスレチックがおすすめ。大人でも十分に楽しめる、施設の目玉アトラクションの一つです。また、施設内には大きなベビースターラーメンのオブジェやキャラクターが各所に配置されており、SNS映えするフォトスポットとしても人気です。

そして、おやつタウンに来たなら忘れてはいけないのが、お土産選び。おやつタウン限定商品が豊富に揃っており、特におすすめは4種類展開される「ベビースターラーメンふりかけ」です。地元でも人気の商品で、日常使いにもぴったりの美味しさです。

スポット2：うなぎ料理「はし家」（おやつタウンから車で約25分）

おやつタウンの次に向かうのは、うなぎ屋「はし家」。実は三重県はうなぎの消費量が全国でもトップクラスで、かつて養鰻場が4万ヶ所もあり、養鰻加工が盛んだった歴史を持つ土地です。そんな三重県のうなぎ文化を代表する店の一つが「はし家」です。

特筆すべきは、東京や名古屋と比べてもリーズナブルな価格設定。なんと並盛でも2,000円以内とお手頃にもかかわらず、ボリュームも十分あります。この美味しさだけではないコスパの良さが、地元の人々に長年愛されている理由の一つでしょう。

一般的なうなぎ店といえば平屋の和風建築を想像しがちですが、はし家は趣深い4階建てのうなぎ専門ビル。1階は座敷、2階はテーブル席と、フロアごとに異なる雰囲気で食事を楽しむことができます。

スポット3：青山高原（はし家から車で約60分）

はし家でお腹を満たした後に向かうのは、「関西の軽井沢」とも呼ばれる青山高原。標高800mに位置する雄大な高原で、南北約25kmにわたって広がる高原には、100基を超える風力発電用の風車が立ち並びます。その圧巻の光景は観光客からも評判がよく、全国でも有数の、風車群が広がる景勝地として知られています。

高原へと続く道は、絶景を楽しむドライブコースとして人気を集めています。山頂付近まで続く道からは、壮大な高原の眺望と風車群のパノラマビューを楽しむことができます。

また、標高が高いことから、真夏でも涼しい避暑地としての魅力も。ドライブやツーリング、ロードバイクなど、さまざまな形で訪れる人々を魅了する人気スポットです。景色を堪能しながらのドライブは、カップルの思い出作りにぴったりです。

スポット4：湯本榊原館（青山高原から車で約35分）

旅の締めくくりに向かうのは、約1500年もの歴史を持つ由緒ある温泉地「榊原温泉」。ここは、かつては伊勢神宮への参拝客が旅の疲れを癒すために立ち寄った温泉として知られています。中でも「湯本榊原館」は、源泉100%かけ流しにこだわる温泉旅館として人気を集めています。

温泉は弱アルカリ性で、肌にやさしくしっとりとした触り心地が特徴。豊富な湧出量を誇り、源泉から直接肌で感じることができる贅沢な温泉です。

館内では、榊原温泉の源泉水を使用したオリジナルのミネラルウォーター「湯禊水（とけいすい）」も販売。口当たりの良さで好評を博しています。

さらに、温泉街のすぐそばには榊原温泉神社があり、湯本榊原館から徒歩5〜6分ほどの距離に位置しています。榊原温泉神社は、「湯ごり」という清めの儀式で知られる神社。古来より、榊原温泉の温泉水は浄化作用があるとされ、心身を清めることができる特別な場所とされてきました。縁結びのご利益もあるとされ、入浴前や湯上がりの散策コースとして、カップルでのお参りもおすすめです。温泉と神社巡りを組み合わせることで、より思い出深い旅の締めくくりとなることでしょう。

津市観光協会からのメッセージ

青山高原の風車群は、全国でも屈指の規模を誇ります。約100基もの風車が立ち並ぶ景観は、他の風車群と比べても規模が大きく、圧巻の眺めを楽しむことができます。

また、地元の方々に愛される銘菓もご紹介したいポイントの一つ。特にうなぎの名店「はし家」近くにある老舗和菓子店の蜂蜜まんじゅうは、1個70円という手頃な価格ながら、一つ一つ丁寧に手作りされています。こし餡に蜂蜜を練り込んだ優しい味わいは、地元の方々も月1回は必ず購入するという、愛され続ける銘菓です。

ドライブコースをより楽しむには、はし家でうなぎを堪能した後、蜂蜜まんじゅうを購入して青山高原へ向かうのがおすすめ。絶景を眺めながらのおやつタイムを楽しんだ後は、榊原温泉で温泉と散策を楽しむという流れです。季節を問わず楽しめるコースですが、特に避暑地として人気の青山高原は、夏場のドライブデートにおすすめです。

津市ドライブコースのまとめ

津市観光協会の問い合わせ先