【米子市ドライブデート】花回廊から天守閣まで:伯耆富士を望む絶景スポット4選

ドライブデートにおすすめのエリアをお探しの方へ。今回は、鳥取県西部に位置する米子市の観光協会おすすめドライブコースをご紹介します。「伯耆富士(ほうきふじ)」と呼ばれる大山を望みながら、花回廊から天守閣まで絶景スポットを巡る特別なデートプランです。

中国地方最大級のフラワーパーク「とっとり花回廊」を起点に、地元で愛される名物の牛骨ラーメン、350年の歴史を持つ老舗酒蔵、そしてお菓子のお城まで。各スポット間は車で約25〜30分程度で移動でき、滞在時間を含めて4時間程度で巡れる周遊コースです。

雄大な大山の姿を眺めながら、花々に癒され、郷土の味に舌鼓を打ち、歴史ある文化に触れる。米子市ならではの贅沢な時間をお二人で過ごしてみませんか。

▼今回ご紹介する米子市ドライブスポットの見どころ

米子市ドライブスポットの見どころ

大山の絶景のもと地元グルメを巡る米子市ドライブコース

  • 出発点 米子駅
    | 約25分(13.8km)
  • スポット1 とっとり花回廊
    | 約25分(15.1km)
  • スポット2 ラーメン悟空
    | 約25分(13.1km)
  • スポット3 蔵元 稲田本店
    | 約30分(12.4km)
  • スポット4 お菓子の壽城

今回ご紹介するコースは、移動距離も適度で、各スポット間の道中も自然の景観を楽しめる魅力的なルートです。

観光だけでなく、グルメやショッピングなど多彩な楽しみ方ができるこのコースは、デートにぴったり。山陰の豊かな自然と文化を感じながら、お二人だけの特別な思い出を作ってください。

ここからは、そんな米子市が誇る魅力あふれるスポットを、順にご紹介していきましょう。

スポット1:とっとり花回廊(米子駅から車で約25分)

花のテーマパークとっとり花回廊の様子

米子駅から車で約25分。最初の目的地は中国地方最大級の花のテーマパーク「とっとり花回廊」です。季節の花々が咲き誇る色鮮やかな空間が広がります。

春はサクラにチューリップ、夏になるとヒマワリ、秋にはコスモス、そして冬になるとイルミネーションスポットに生まれ変わるなど、四季折々の楽しみ方ができるテーマパークです。園内からは鳥取県が誇る秀峰大山を望むことができ、花と山のコラボレーションはとっとり花回廊ならではの絶景ですよ。

園内の中央にあるドーム型のガラス温室では熱帯・亜熱帯の植物と約1,000株にものぼる洋ランが育っており、季節を問わず植物たちの生命力あふれる姿に出会えます。

また、とっとり花回廊はその名の通り施設全体が回廊型の作りになっています。約20分掛けて園内をぐるっと一周する「フラワートレイン」も運行しているのでゆったりと座りながら園内の景色を楽しむこともできますよ。

園内を散策し終えたら鳥取ならではのスイーツ「梨のソフトクリーム」をいただきましょう。梨の爽やかな風味は絶品です。ソフトクリーム片手に、美しい花々を愛でながら癒しのひと時を過ごしてくださいね。

施設名 とっとり花回廊
所在地 鳥取県西伯郡南部町鶴田110
駐車場情報 専用駐車場あり(無料)
営業時間 ・4月~10月 9:00~17:00 ※夜間営業日は21:00まで
・11月1日~11月中旬 9:00~16:30
・11月中旬~11月下旬 9:00~21:00
・12月~1月上旬 13:00~21:00
・1月中旬~3月:9:00~16:30

※最終入園時間は、閉園30分前まで
※夜間営業日は21:00まで
定休日 7月~8月および12月~3月の火曜日(一部開園日あり)

スポット2:ラーメン悟空(とっとり花回廊から車で約25分)

ラーメン悟空のメニュー一例

とっとり花回廊での散策を満喫した後は、米子の名物「鳥取牛骨ラーメン」を味わうべく地元の人気店へ向かいましょう。

ラーメン悟空のラーメンは昔ながらの醤油ラーメンをベースにしつつ、牛骨スープの旨みと甘みも感じられる上品な味わいが特徴です。地元では牛骨スープ本来の風味が堪能できると大人気です。

またラーメン悟空は多彩なチャーシューが特徴的。ローストビーフ風のレアチャーシューや香り高い燻製チャーシューなど、複数の種類を一度に楽しむこともできますよ。

個性豊かなチャーシューと味わい深い牛骨スープを心ゆくまで堪能してくださいね。

店名 ラーメン悟空
所在地 鳥取県米子市淀江町西原1096-3
駐車場情報 専用駐車場あり(無料)
営業時間 11:00〜16:00/17:00〜22:00
定休日 水曜

スポット3:蔵元 稲田本店(ラーメン悟空から車で約25分)

老舗酒蔵稲田本店の外観と職人、SAKEサーバーと見学通路

ラーメン悟空でお腹を満たした後は、創業350年の歴史を誇る老舗酒蔵稲田本店へ向かいましょう。

稲田本店の代表銘柄は「稲田姫」。出雲神話のひとつヤマタノオロチ退治の神話で、スサノオノミコトに助けられた出雲美人の稲田姫が名前の由来です。日本酒初心者でも楽しめる優しい味わいが特徴でお土産にピッタリ。

その他にも女性杜氏が手がけるシャンパンのような華やかな発泡性の日本酒や、地元産の梨を贅沢に使用したフルーツリキュールなど、斬新な商品も展開しています。

稲田本店では酒蔵見学を実施しています(要事前予約)。長い歴史と伝統を誇る日本酒造りの世界を覗いてみてはいかがでしょうか。

施設名 蔵元 稲田本店
所在地 鳥取県米子市夜見町325-16
駐車場情報 専用駐車場あり(無料)
営業時間 9:00〜17:00
定休日 土日祝日

スポット4:お菓子の壽城(蔵元 稲田本店から車で約30分)

天守閣が目印のお菓子の壽城。お土産にピッタリの銘菓がズラリと並ぶ

ドライブデートの締めくくりは米子インターチェンジの近くにある「お菓子の壽城(ことぶきじょう)」へ。米子城をモチーフにした荘厳な建物は遠くからでもその存在感を放っています。

館内にはお菓子工場や壽城製のお菓子が買える売店、お土産ショップ、そして展望フロアが設けられており、お菓子工場では工程見学もできます。

売店では壽城で作られたお菓子を購入できますが、嬉しいポイントは試食をしてからお気に入りを選べるところ。いろいろ試してお気に入りの一品を探してくださいね。ちなみに、壽城の看板商品は、とちの実を原材料とした銘菓「とち餅」。白と赤、そして焼きとち餅と3種類を展開しています。その他にも抹茶フォンデュにフィナンシェ、ねぎ煎餅など和菓子から洋菓子までバラエティ豊かなお菓子が並びます。

この他、お土産ショップ楽市楽座には、山陰地方の人気のお土産が所狭しと並びます。お煎餅でもポテトチップスでもない新食感が魅力の「じゃが米」や米子名物牛骨ラーメンなど、この土地ならではの厳選アイテムをここでチェックできるので、ぜひ立ち寄ってみてください。

そしてお気に入りのお菓子やお土産を見つけた後は、最上階にある展望フロア天守閣へ向かいましょう。天守閣からは大山の雄大な姿が一望できます。お土産の品々を手に絶景を眺めながら、充実したドライブデートの余韻に浸るひと時を過ごしましょう。

施設名 お菓子の壽城(ことぶきじょう)
所在地 鳥取県米子市淀江町佐陀1605-1
駐車場情報 専用駐車場あり(無料)
営業時間 9:00〜17:00
定休日 年中無休

米子市ドライブコースのまとめ

コース概要
  • 全行程:米子駅から米子インターチェンジ近くにある「お菓子の壽城」まで
  • 最適シーズン:新緑の春から紅葉の秋
  • 特徴:「伯耆富士」と呼ばれる大山を望みながら巡るドライブコース
  • 各スポット間の移動時間は程よく、ゆとりを持って観光可能
主な観光スポット スポット1:とっとり花回廊
  • 米子駅から車で約25分、中国地方最大級の花のテーマパーク
  • 四季折々の花々と展望回廊からは大山の絶景を一望
  • 約20分で園内を一周する「フラワートレイン」で効率よく観光可能
  • 売店では梨のソフトクリームが人気
スポット2:ラーメン悟空
  • 米子の名物「牛骨ラーメン」を提供する名店
  • 牛の骨からじっくり取った上品な味わいのスープが特徴
  • レアチャーシュー、燻製チャーシューなど複数種類のチャーシューを楽しめる
スポット3:蔵元 稲田本店
  • 創業350年の歴史を誇る老舗酒蔵
  • 代表銘柄「稲田姫」は日本酒初心者でも楽しめる優しい味わい
  • シャンパンのような発泡性日本酒や地元産梨を使用したフルーツリキュールも展開
  • 事前予約で酒蔵見学が可能
スポット4:お菓子の壽城
  • 米子インターチェンジ近くに位置し、米子城をモチーフにした建物が特徴
  • 看板商品「とち餅」や抹茶の和風ケーキ、フィナンシェなど多彩な和洋菓子を提供
  • 山陰地方の人気のお土産を集めた楽市楽座
  • 施設最上階の天守閣からは大山の雄大な姿を一望できる絶景スポット

米子市観光協会の問い合わせ先

名称 米子市観光協会
住所 鳥取県米子市東町161-2 市役所第2庁舎3階
問い合わせ http://www.yonago-navi.jp/cgi-bin/contact/index.cgi
公式ページ http://www.yonago-navi.jp/
編集部:竹内 彩
●編集部 竹内彩

観光協会おすすめの「ドライブデート」企画や、「プロに聞くアドバイス」企画の編集を担当。地方移住に関する取材経験が150本と豊富で、各地の名所に精通。プライベートでも週2回はドライブするほどのドライブ好き。