3人制バスケ「3X3」のプロチーム「TOKYO DIME」。迫力プレーが男を熱くする

ストリートバスケットボールから派生した3人制バスケ「3X3(スリー・エックス・スリー)」をご存じでしょうか。

コートの広さは5人制バスケの約半分。攻守が目まぐるしく入れ替わるスピード感が魅力で、2021年の東京オリンピックでは正式競技に採用されました。

今回はそんな「3X3」のプロチーム「TOKYO DIME(東京ダイム)」をご紹介します。東京都渋谷区を拠点に2014年、5人制バスケの現役選手である岡田優介さんとバスケ好きお笑い芸人の麒麟・田村裕さん、大西ライオンさんの3人により設立された同チームは、日本最高峰リーグ「3X3.EXE PREMIER(スリー・エックス・スリー・エグゼ プレミア)」で戦っています。

「TOKYO DIME」の試合では、国内トップレベルの選手たちが見せる迫力満点のプレーが堪能できます。また、指導者と選手の二足のわらじを履くプレーヤーなど、チーム一人一人のバックグラウンドにも要注目です。

この記事では、「TOKYO DIME」が男の心を熱くさせる理由について、チームの代表を務める岡田さんに伺った話をもとにまとめました。

男女ともに国内トップレベルのプレーを見せる「TOKYO DIME」

「TOKYO DIME」は男子と女子でそれぞれのチームがあり、男子は2014年に始まった「3X3.EXE PREMIER」で初代グランドチャンピオンを獲得。2020年には日本バスケットボール協会主催の「JAPAN TOUR EXTREME FINAL」で優勝し、世界大会「FIBA 3X3 World Tour Masters」にも出場しています。

2018年に創設された女子チームも「3X3.EXE PREMIER」の女子カテゴリーでグランドチャンピオンに輝くなど、その実力は折り紙付き。男女ともに、国内の「3X3」をリードする存在と言えるでしょう。

「TOKYO DIME」は目標として「世界一の3X3チームになること」「オリンピック選手を輩出すること」を掲げています。応援をしていけば、チームがさらなる高みに登り詰めていくサクセスストーリーを目の当たりにできるのではないでしょうか。

試合会場はショッピングモールや駅前。バスケに詳しくない男性も無料でお気軽観戦

観客の間近で行われる「3X3」の試合の様子▲観客の間近で繰り広げられる「3X3」の試合。通りすがりの人も思わず見入ってしまう

「TOKYO DIME」が所属する「3X3.EXE PREMIER」の試合会場は、体育館やアリーナだけではありません。「アーバン(都市型)スポーツ」と呼ばれるように、コートはショッピングモールや駅前にも設けられ、MCによる軽快な実況や、DJが流す音楽とともに試合が進みます。バスケに馴染みがなかった男性も、雰囲気だけで楽しめそうです。

また、「3X3.EXE PREMIER」は無料(※)で試合が観られます。ふらっと立ち寄った買い物客やビジネスマンが、思わず見入ってしまうこともありそうですね。
(※)一部無料席、その他有料席

ルールも特徴的で、攻撃側がシュートを打つまでの制限時間は5人制の半分の12秒。1試合の試合時間は最長でも10分間と、短い時間の中に白熱の攻防が凝縮されるので観戦しやすいです。

子ども向けバスケスクールのコーチを務めながら活躍する“未来の日本代表”

迫力あるダンクシュートを見せるアドネシー・ジョシュア・ブラマー選手▲アドネシー・ジョシュア・ブラマー選手による迫力抜群のダンクシュート

「TOKYO DIME」には、ぜひとも注目しておきたい選手がいます。例えば、男子ではアドネシー・ジョシュア・ブラマー選手。203センチの長身と身体能力の高さを活かしたダイナミックなダンクシュートは迫力満点です。

女子では髙桑利加選手です。全国屈指の名門・岐阜女子高校を「自分らしくバスケがしたい」と中退し、2024年現在は、通信制高校に通いながら、「TOKYO DIME」の子ども向けスクールのコーチを務め、主力として試合でも活躍する“三刀流”の選手です。

シュートを狙う髙桑利加選手▲シュートを狙う髙桑利加選手

178cmの上背がありながら、脚力や高いシュート力も備えるマルチプレーヤーで、岡田さんによると将来「3X3」の日本代表になるポテンシャルも秘めているとのこと。

「ドロップアウトした選手の受け皿となり、再び最前線で活躍できるよう支援することが存在意義」とする「TOKYO DIME」にはほかにも、5人制バスケの元プロ選手や、日本代表経験者で高校のコーチを務めながらプレーする選手など、さまざまな背景を持った選手が活躍しています。

個性豊かな選手それぞれの人となりやバックグラウンドを知ると、バスケのことをよく知らなかった男性も、思わず応援したくなってくるのではないでしょうか。

選手とファンの距離が近い!シニア男性も応援に熱

「TOKYO DIME」の試合を観戦する観客

「TOKYO DIME」の試合には若者向けだけでなく、年配の男性・女性まで幅広い世代が訪れます。

コアなファンは「個人サポーター」となり、年会費を払ってチームの運営を支えつつ、限定グッズの配布やイベントへの参加権、選手とのチェキ撮影など、より充実したサービスを受けています。ちなみに、「個人サポーター」は、40〜50代の男女が多いそうです。

また、野球やサッカー、5人制バスケなどと比べ、「3X3」はまだそれほど知名度の高い競技ではないこともあり、ファンと選手の距離の近さも魅力です。中には、ファンの顔と名前を一致している選手もいるのだとか。ファンとしても、選手が自分のことを覚えていてくれれば、ファン冥利に尽きますよね。

ファンは試合会場をチームカラーの緑に染め、盛り上がりを演出する!

「TOKYO DIME」のチームカラーの緑色Tシャツで応援する観客▲「TOKYO DIME」の試合では、チームカラーの緑色Tシャツを着たファンが声援を送る

「TOKYO DIME」は、さまざまなグッズを取りそろえています。中でも、ファンの“証”となっているのが、チームカラーの緑のTシャツです。

チームは緑のTシャツを着たファンを集め、試合会場を緑色で染めるプロジェクトにも取り組んでいます。一体感を持って熱く盛り上がる会場の光景が目に浮かんできますよね。

グッズはほかにも、タオルや手首につけるシリコンバンド、うちわなどがあり、試合会場だけではなくオンラインでも販売しています。選手のトレーディングカードも好評だそうで、一人の選手につき複数のパターンが用意されているため、コンプリートを目指すファンもいるそうです。

現役選手が小中学生らに指導するバスケスクールを開催

子ども向けのバスケットボールスクール

「TOKYO DIME」は、現役選手がコーチを務める子ども向けのバスケスクール「DIME Basketball School」も開いています。通っているのは小・中学生を中心に、幼児や未就学児も合わせ男女約300人。スキルアップが主な目的で、スクールでチームを組み大会に出場することはないため、小学校の少年団チームなどと並行して通う子どもが多いそうです。

一方で、「DIME Basketball School」が重視しているのは、バスケのスキルだけではありません。「自らの頭で考える」「多視点で見る」「よく聞き理解する」の3つの理念を掲げており、人間力の育成も大切にしています。

この3つの理念のもと、子どもたちは自分の意見を述べること、コーチや仲間の気持ちを考えること、受けた指導を自分なりに解釈して成長につなげていくことなどを学びます。

チーム名にある「DIME」は、バスケ用語で「とても良いアシスト」を意味します。どんな状況でもチームメイトへの思いやりと助け合いの精神を忘れないことをうたう方針は、保護者からも好評を得ているようです。

■TOKYO DIME公式サイト:DIME BASKETBALL SCHOOL-スクール紹介-

女子のユースチームは東京都大会を制覇。有望な子どもを募集中

TOKYO DIME」は12〜18歳の女子選手でつくるユースチームも抱えています。ユースにはU15とU18があり、初年度はいずれも一緒に練習をしております。

コーチは「TOKYO DIME」女子チームの元選手が担当。渋谷区内や都内近郊での週3、4日の練習で、ハイレベルな手ほどきや栄養指導を行い、子どものキャリア相談にも乗っています。

入会にはトライアウトの受験が必要で、受験基準は5人制バスケで都道府県大会出場レベル相当の競技力を持っていること。5人制チームとの掛け持ちができるので、バスケに打ち込む娘さんのいるお父さんは、受験をすすめてみてはいかがでしょうか。

■TOKYO DIME公式サイト:https://dime-3x3.com/school/staff/

スクール入会をきっかけに親子で「TOKYO DIME」を応援!

スクールでコーチによる実技指導

「TOKYO DIME」の試合には、スクールの生徒とその保護者が一緒に観戦に訪れることも多いそうです。子どもに指導をしているコーチが全力プレーで試合に臨んでいるとあれば、親としても興味がわきますよね。

観戦は親と子どもの話の種にもなっていて、中には地方開催の試合に、家族旅行を兼ねて足を運ぶ親子もいるそうです。

親子で一緒のチームや選手を応援できれば、親子の仲も深まるはずです。子どもにとっても、バスケに取り組むモチベーションアップにつながることでしょう。

「TOKYO DIME」が参加する主要大会の観戦情報

「TOKYO DIME」は、全36チームで競う「3X3.EXE PREMIER」を含めた3大会を主要大会として位置付けています。いずれも優勝を果たせば、世界大会への出場につながる大会です。

各大会の公式サイトから、試合日程や会場がご覧いただけます。「TOKYO DIME」の試合観戦に興味のある方は、ぜひご確認ください。

大会名 公式サイト
3×3.EXE PREMIER https://3x3exe.com/premier/
3×3 JAPAN TOUR https://3x3japantour2024.japanbasketball.jp/
3×3 日本選手権大会 https://3x3japanchampionships2024.
japanbasketball.jp/

「TOKYO DIME」の基本情報

運営会社 株式会社東京ダイム
所在地 東京都渋谷区神宮前6-23-4桑野ビル2階
問い合わせ https://dime-3x3.com/contact/
公式サイト https://dime-3x3.com