多忙なビジネスマンに贈る爽快体験。「草木湖カヌー」「草木湖SUP」でストレスをリセット！

夏場に仕事が続いてお疲れのビジネスマンの中には、「秋になって少し涼しくなったら、疲れをリセットしたいなぁ」と考えている方も少なくないでしょう。そんな男性におススメのアクティビティがあります。

東京からも日帰りで行ける群馬県の山中に、草木湖というとても静かな湖があります。そこにはカヌーやSUPを気軽に体験できる人気のアクティビティがあり、注目を集めています。その理由は、大自然の中でとても静寂なひとときを、安心安全に過ごせること。

初めての方でも安心なのは、乗り方や漕ぎ方を丁寧に教えてもらえて、約2時間のツアーの間もインストラクターさんがしっかりと付き添ってくれるから。周囲に人工的なものがあまり見えない静かな湖上で過ごせば、都会の喧騒を忘れることができるため、リピートしたいという方も増えています。「草木湖カヌー」を運営する協会の理事長・永瀬さんに伺ったお話を基に、ご紹介します。

静寂の湖上で安らぎのひと時を過ごせる「草木湖カヌー」の体験

草木湖は、東京都心からクルマで約2時間30分の距離。群馬県の高崎から日光方面に抜ける国道122号線沿いに位置します。渡良瀬川を治水した際に建造されたダム湖です。

この草木湖で開催されているカヌーツアーの最大の魅力が、周囲に多くの自然が豊富に残されていること。湖上に漕ぎ出せば、水面を漕ぐパドルの音以外に聞こえるのは、様々な野鳥のさえずりぐらいなのです。「自然って、こんなに静かだったんだ！」と、改めて新鮮な気づきがあり、心が洗われるような感覚を得られます。

カヌーツアーは予約状況によって、早朝／午前中／午後と、1日に3回、行われます。コースとしては、草木湖のちょうど真ん中あたりにある大きな入り江をスタートして、上流にある草木橋と下流にある草木ダムの間を巡ります。

静寂な湖上からの風景はとても綺麗で、山と湖とダムとの一体感がひしひしと伝わってきます。そして「自分自身も生命力に満ちた自然の一部なんだ！」という気持ちにさせてくれます。静けさの中に佇めば、忙しい毎日の中で蓄積されたストレスが、綺麗に一掃されるような爽快感を得られるはずです。

2時間のコースの中では、どこまで行かなければならないとか、何をしなければならないといった制限はなく、のんびりと湖上で揺られながら時間を過ごせます。カヌーに飲み物やおやつを持ち込むことも可能なので、漕ぎ疲れたら湖上にぷかぷか浮かびながら一休みも。マイペースで気持ちの良い、この上ない体験になるはずです。

季節によって多様に表情が変化する山と湖の風景。ベストシーズンは春と秋

豊かな自然の中に深く浸れる草木湖のカヌーツアー、永瀬さんによれば春と秋が特におススメだそうです。秋になれば、湖畔にせり出した紅葉のトンネルに触れることができるようになり、春は春で満開の桜を愛でることができます。湖畔に咲き乱れる花桃も堪能できます。

5～6月の湖畔には藤の花が山肌を彩ります。そしてカヌーで湖畔に立ち寄り、様々な種類の野草をそのまま食べて味わう体験もできるそうで、初夏には山椒の葉っぱをかじってみる体験も。これらはすべてインストラクターさんが同行してくれて、食べられる野草と食べられないものを、詳細に教えてくれるので安心。こんな経験、他ではできませんよね。

ベストシーズンが春と秋なのにはもう一つ理由があって、夏の時期は、近辺の山間部に来る台風等による大雨に備えて、湖の水量を少なくしているそうなので、ツアーをお休みにすることが多いのだとか。ですのでぜひ、夏の間、お疲れ気味だったビジネスマンの皆さんは、秋になったら訪れてみてください。

早朝カヌーツアーでは、最も美しい湖の風景に出会うことができる

▲「草木湖カヌー」の早朝カヌーツアー。朝の日差しが湖面に反射して美しい

季節的におススメなのは春と秋ですが、時間帯でおススメなのは早朝カヌーツアーだそうです。早朝は風がほとんどないことが多いらしく、少し漕ぎ出せば、まるで鏡面のように美しい湖面に出会えるのだそう。

写り込む山やダムの風景がピタッと止まって見える様は、この世のものとは思えないほど。静まり返った湖の上でその風景の中に溶け込んでみれば、仕事や日々の暮らしの中で抱えている悩みやストレスも吹き飛ぶに違いありません。

▲周囲の山に朝もやがかかった光景も見られる

朝6時からスタートするツアーなので、集合時間は5時半とかなり早いですが、早起きする価値は絶対にあるはず。ツアーが終了してもまだ7時半なので、それから近辺の観光スポットを巡るのもアリです。草木湖から日光の中禅寺湖まではクルマで約1時間。途中の道も自然が豊かな風景が続くため、リセットされて澄み渡った気分でドライブすれば、気持ちも晴れ渡ります。

人気が急上昇中の「草木湖SUP」。落水もストレス発散に

草木湖では、SUPを楽しむこともできます。元々はカヌー人気の方が高かったそうですが、今年になってからはSUPの人気も高まっているとか。

SUPとは、スタンドアップパドルボードのこと。その名の通り、立ったまま水面を進むボードです。海とは違って波が穏やかな湖ですから、初心者でもトライしやすいのが魅力。

静かにのんびりとした時間を楽しむカヌーに比べて、SUPはよりアクティブに楽しむ男性が多いそう。インストラクターさんも、SUPの方ではアクティブに遊ぶことをおススメしているようで、簡単なトリックを教えてもらうこともできます。スリル満点な時間を過ごせます。

立ったまま漕ぐわけですから、バランスを崩して落水こともあります。ただ、それが楽しさでもあります。仲間大勢でワイワイと戯れることもできるので、アクティブにストレスを発散したい男性にはうってつけです。

ただ、あくまでも初心者向けなので、ガチガチにテクニカルなトリックをするというよりは、「初めてだけど面白そうだからトライしたい！」という男性向け。「泳げないからどうしても落水したくない！」という男性のために、座ったままで漕いで楽しむ方法も教えてくれます。

▲SUPツアーでは、ボードに座りながらパドルを漕ぐことも可能

SUPももちろん、インストラクターさんが同行してくれます。初心者向けなので、アウトドア派ではないカップルでも楽しめます。

SUPツアーに参加する際の服装・持ち物

落水するかもしれないSUPですから、水着で参加することが必要です。寒い日には、ウエットスーツをレンタルしてくれます。レンタル料金は500円。カヌーと違って準備するものも多く、落水するかもしれないという覚悟も必要ですが、リピートする人も増えているそうです。パーッとストレスを発散するために、一度トライしてみるのもいいのではないでしょうか。

必要なもの

あれば良いもの

カヌーやSUPを楽しんだあとのドライブもお楽しみ

人気が高まっている草木湖でのカヌーとSUP、どちらも冬の間は開催されませんが、カヌーは4月の上旬から11月いっぱい、SUPはリクエストがあれば5月の連休ごろから10月いっぱい、開催されます。

静かに心を安らげるカヌーにするか、アクティブにストレスを発散させるSUPにするか、タイプは異なりますが、豊かな自然が残る草木湖で過ごすひとときは、多忙なビジネスマンにとっての気分転換になることは間違いないはず。草木湖は温泉地ではないため、日帰りで遊びに来る方々が多いのも、逆に気軽に立ち寄れる要素になっています。

草木湖で半日過ごしたあとは、近辺をドライブするのも魅力的です。湖の反対側になりますが、クルマで5～6分の場所には、草木ドライブインというお店があり、ここの名物はよもぎ饅頭。6個入りで600円だそうですが、「草木湖カヌー」や「草木湖SUP」に参加した人は、100円引き券がもらえます。地元の名物に舌鼓を打ってみるのもいいのでは？

東京方面から草木湖に向かう途中には、レトロな自動販売機が有名で、何度もテレビ番組でも取り上げられている「丸美屋自販機コーナー」もあります。懐かしい昭和の時代を思い出させてくれる自販機では、天ぷらそば、天ぷらうどんや、ひもかわうどんを味わえます。映えスポットとして立ち寄れば、お土産話にもなるはずです。

「草木湖カヌー」「草木湖SUP」の口コミ・評判

草木湖で、カヌーやSUPを体験した方々は、どのような感想をお持ちなのでしょうか？こちらでは、体験者の方々の口コミをご紹介します。

カヌーもSUPも、初めての方が多いようですが、丁寧な説明や安心のガイドのおかげで、豊かな自然に満ちた草木湖での時間に満足した方々が多いようです。リピートしてみたいという方々も大勢いらっしゃいました。

「草木湖カヌー」「草木湖SUP」の料金

「草木湖カヌー」「草木湖SUP」の基本情報