箱根やすらぎの森|森林浴と野鳥観察ができる芦ノ湖近くの自然スポット(森のふれあい館も)

この記事を読んでわかること

  • 箱根やすらぎの森でできること(森林浴・散策・野鳥観察の楽しみ方)
  • 森のふれあい館の見どころ(展示/木の実クラフト/ロボット人形劇/企画展)
  • ガイドウォークやクイズラリーなど、家族でも楽しめるイベントの選び方と所要感

箱根といえば温泉のイメージが強いですが、「自然の中でゆっくりしたい」「子どもと一緒に体験も入れたい」という日にちょうどいいのが 箱根やすらぎの森 です。芦ノ湖の南岸に位置し、森の空気を吸いながら散策できるだけでなく、野鳥観察や自然体験までまとめて楽しめます。

園内は広く、森林浴をしながら歩くだけでも気分転換にぴったり。さらに中心施設の 森のふれあい館 では、箱根周辺で見られる動植物の展示(写真・剥製・ミニジオラマなど)に加えて、木の実クラフトや季節のワークショップ、短時間で見られるロボット人形劇なども用意されています。展示を見てから森に出ると、「さっき見た鳥かも」「この木、展示にあったやつだ」と発見が増えて、散策が一段楽しくなります。

野鳥を見たい人は、「小鳥の広場(バードバス)」へ。望遠鏡やカメラを持った人も多く、比較的バードウォッチングしやすいスポットとして知られています。週末や連休のリフレッシュに、箱根の自然を“体験込み”で味わってみませんか。

編集部:田代 慎亮
●編集部 田代 慎亮

取材件数約200件、MIXIや白鶴酒造などを担当し、18年以上のWebマーケティング歴を持つ。Google認定資格やITパスポートを活かし、多数のメディアで専門性を発揮しながら多角的なコンテンツ制作に従事している。

動植物鑑賞や森林浴を楽しめる「箱根やすらぎの森」

箱根町立森のふれあい館の多目的ルームから見える富士山

箱根やすらぎの森は、神奈川県・芦ノ湖の南岸に位置しています。樹木や草木に包まれているため、植物や動物、昆虫をたくさん見ることができる他、駒ケ岳や富士山、芦ノ湖の眺望もよいロケーションです。

44.4ヘクタール(東京ドーム約9.5個分)という広大な敷地には、箱根の生き物を知れる「森のふれあい館」をはじめ、展望所や七つの広場などがあります。広場は芝生の管理も行き届いているため、お弁当を広げて家族でピクニックをしたり、自然を感じながらの散策や森林浴、動植物の観察を楽しんだりができます。自然公園内にはスズメバチやマダニ、ブユ、蚊なども生息しているため、肌の露出を控え、虫よけを用意しましょう。蜂を見かけても近づいたり刺激したりしないでください。

森のふれあい館の入館者を対象に、芝生の広場で使えるベンチ、ボール、バドミントンなどを無料で貸し出しています。森の中で癒しのひとときを過ごせるスポットです。

剥製やミニジオラマなど、動植物の展示で自然を学べる「森のふれあい館」

箱根町立森のふれあい館の剥製展示会場

箱根やすらぎの森の中心施設「森のふれあい館」では、やすらぎの森や箱根、その周辺でみられる動植物の写真や剥製などを展示しています。昆虫や魚の飼育展示もあり、「箱根の植物コーナー」では、植物の実物をはじめ、ボタニカルアートやミニジオラマなども展示されています。

箱根町立森のふれあい館の展示会場の植物コーナー

▲館内の「箱根の植物コーナー」

森のふれあい館の展示で箱根の自然を学び、実際にやすらぎの森を散策することで、より詳しく自然を知ることができるはず。箱根やすらぎの森に訪れた時には、ぜひとも森のふれあい館にも立ち寄って、展示を通して自然の素晴らしさ、森林の大切さを学ぶ時間を過ごしてみてください。

また、常設展示に加えて、企画展や特別展も随時開催されています。2026年の夏の特別展「生きた昆虫展」は6月27日から9月13日まで開催され、大型ケージの展示は8月31日までです。国内外のカブトムシやクワガタムシ、チョウの幼虫や蛹、バッタ類、水生昆虫、トンボのヤゴなどを観察できます。

箱根町立森のふれあい館の水槽展示

初めてでも簡単。思い出づくりに「木の実クラフト」が人気

箱根町立森のふれあい館で体験できる木の実クラフト

森のふれあい館では展示の他にも、様々なワークショップやイベントに参加できます。ハロウィンにはクルミを使ったワークショップや、クリスマス時期には松ぼっくりでのクリスマスツリー作りなど、季節に合わせたワークショップもあります

来館者に人気なのが「木の実クラフト」です。森のふれあい館の入館者を対象に、1個200円から体験でき、木の実を使った自分だけのオリジナル作品が作れます。

木にひまわりの種、小豆、インゲン、大豆、トウモロコシなど、色とりどりの自然の素材を接着して作品を作ります。木の実以外にも目玉などの手芸パーツも用意されているので、動物やキャラクターを作ることもできます。

作るものに決まりはなく、マグネットやキーホルダー、貯金箱、ペン立て、ボードなど、自分の作りたいものを自由に作れます。見本や作り方もあるので「何を作ればいいかわからない」と戸惑うこともないので安心です。簡単な工作なので、工作が苦手な女性でも楽しめます。

制作時間は30分程度が目安で、工作受付は9時から15時30分までです。最後に職員がニスを塗る流れになっているため、時間に余裕を持って参加しましょう。

楽しく森林の大切さと保護を学べる「ロボット人形劇」

箱根町立森のふれあい館で行われている人形劇の様子

館内のファンタジープラザでは、映像と森の動物たちの人形によるロボットシアター「妖精パックと森の仲間たち」を鑑賞できます。森のふれあい館のキャラクター”妖精パック”が、森林の大切さと保護を呼びかける内容となっています。

上演時間は15分程度で、ストーリー性のあるファンタジックなミュージカルのため、楽しく学ぶことができるでしょう。

「小鳥の広場(バードバス)」でバードウォッチングや野鳥撮影を楽しむ

箱根町立森のふれあい館で見られるオスのキビタキ

▲オスのキビタキ

箱根やすらぎの森はたくさんの草木に囲まれているロケーションのため、散策や森林浴を楽しんでいるとたくさんの野鳥の姿を見かけたり、鳴き声を耳にしたりします。バードウォッチングが趣味の方や野鳥を写真に収めたい方も多く訪れ、望遠鏡やカメラを持ちながら探索する男性の姿がよくみられるスポットです。

やすらぎの森の中には「小鳥の広場(バードバス)」という、野鳥観察がよくできる場所があります。また、芦ノ湖の湖畔沿いの川では水辺の鳥を観察でき、冬はカモ類などもみられます。バードバスと芦ノ湖で生息している野鳥の種類は異なるそうなので、芦ノ湖の方まで足を伸ばしてみるのもおすすめです。

箱根やすらぎの森では、キツツキの仲間であるアオゲラやアカゲラ、コゲラを年間通して観察することができるそうです。人にとっては害虫とされるカミキリムシ等を餌として食べ、森林保全の役割も担うような鳥たちです。箱根町の鳥にも指定されているので、ぜひ観察してみてください。

箱根町立森のふれあい館で見られるアカゲラ

▲アカゲラ

他にも、シジュウカラやヒガラ、ヤマガラといったカラ類、カラスの仲間であるカケスもよく見ることができる野鳥なのだそう。比較的容易にバードウォッチングができるので、女性と一緒に足を運んでみるのもお勧めです。

箱根町立森のふれあい館で見られるヤマガラ

▲ヤマガラ

箱根でみられる野鳥の種類は森のふれあい館で展示されているので、先に目を通しておくとより野鳥観察が捗ることでしょう。

自然に触れ、自然を学べるイベント3選

箱根やすらぎの森の「森のふれあい館」では、入館者を対象に様々な体験学習やイベントを開催しています。ここでは楽しく自然を学べる体験学習・イベントをご紹介します。

専門家と回る「ガイドウォーク」で新たな発見を楽しもう

森のふれあい館で実施しているガイドウォークの様子

「ガイドウォーク」では、箱根やすらぎの森を解説員と一緒に散策し、昆虫や植物、動物を観察します。自分たちだけでは気付けなかったような昆虫や動物の生態、観察の視点を知ることができますよ。

専門家から直接お話を伺えるため、自然や生き物が好きな方にとって非常に貴重な体験となることでしょう。

野生だからこそ、観察のたびに違う動植物、違う発見ができるので、何度足を運んでも楽しめます。所要時間は1時間~1時間30分、参加費は無料(入館料別)、定員は15名程度です。開催日の1か月前から前日まで電話予約を受け付け、定員に空きがあれば当日参加もできます。開催日は公式ページで確認してください。

学芸員と行う「森づくり×自然観察~学芸員とつくるやすらぎの森~」

森のふれあい館で実施しているイベント「森づくり×自然観察」の様子

「森づくり×自然観察~学芸員とつくるやすらぎの森~」では、学芸員と一緒に、やすらぎの森が豊かになるような取り組みとして、森づくり作業や生き物の観察スポットづくりなどの体験学習を行います。

過去には、シカから植物を守る手作り植生保護柵づくりや、ノネズミの観察スポットづくりなどが行われています。実施内容は開催回によって変わり、森づくりの作業とミニ自然観察を組み合わせて学べます。

公式の現行案内では隔月第3土曜日に開催され、所要時間は1~2時間、体験料は無料(入館料別)です。各回2組(10名程度)までの先着順で、開催日の1か月前から前日までに電話での事前予約が必要です。開催日程や内容は公式ページで確認してください。

季節ごとで異なる内容の「クイズラリー」で楽しみながら自然を学ぶ

園内の植物や動物を知ることができるクイズラリーも開催されています。箱根やすらぎの森を散策しながら、動物・植物・昆虫・気象など自然に関するクイズを解いていくアクティビティです。

クイズラリーは森のふれあい館の入館者が対象で、冬季を除く毎日実施されています。クイズを解きながら園内を散策する内容で、実施状況は当日の案内も確認してください。

箱根やすらぎの森の口コミ・評判

ここでは「箱根やすらぎの森・森のふれあい館」を訪れた方の口コミや感想をご紹介します。

花や鳥を探したり、森を散歩したりと、自然をのんびり楽しむのにピッタリの場所です。

植物や虫が大好きな人にお勧めです。工作も好きなので、クラフトにも挑戦でき満足です。

箱根の地元の自然に触れられます。昆虫や小動物の展示、クラフト手作り体験なども楽しめました。

クイズラリーもあり、楽しんで生き物の勉強ができる施設です。

ガイドツアーに参加して、先生と一緒に施設周りの森の中を散策しながら植物や生き物のマメ知識を教えてもらえました。木の実などを使った工作も楽しめました。

展示やワークショップ、自然体験に満足している様子が伝わる口コミが見受けられました。森の中を散策したり、森林浴したりすることで、普段は味わえない自然を全身で感じられ、リフレッシュできているようです。

森のふれあい館の入館料

箱根やすらぎの森自体は無料で入園できます。園内の「森のふれあい館」に入館する場合にかかる料金は以下の通りです。

大人(中学生以上) 650円
小学生 400円
園児以下 無料
※上記は個人料金です。団体料金(20名以上)は公式ホームページにてご確認ください。

箱根やすらぎの森・森のふれあい館の基本情報

所在地 神奈川県足柄下郡箱根町箱根381-4
公共交通 箱根町港で熱海行きまたは三島行きのバスに乗り換え、「箱根やすらぎの森」下車
※箱根町港から徒歩20~30分(未舗装路あり)
駐車場 無料(乗用車80台、バス20台)
※閉館後は施錠。森のみ利用する場合も森のふれあい館へ要連絡
問い合わせ先 TEL:0460-83-6006
FAX:0460-83-6003
e-mail:morifure@town.hakone.kanagawa.jp
開館日 年中無休
※冬季期間は臨時休館日あり
営業時間 【春~秋期(3月1日~11月末日)】
 9:00~17:00※入館は16:30まで

【冬期(12月1日~2月末日)】
 9:00~16:30※入館は16:00まで
公式ページ https://www.hakone.or.jp/morifure/

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