物づくりが好きな男性へ。夢幻庵備前焼工房の陶芸体験で土と向き合うひとときを

忙しい毎日を忘れてストレスを発散したい、家族や恋人と何か特別な体験がしたい、と思っている男性におすすめなのが岡山県備前市伊部（いんべ）にある「夢幻庵（むげんあん）備前焼工房」の陶芸体験です。

夢幻庵備前焼工房では初心者から経験者まで、誰でも気軽に陶芸を楽しめる体験コースを実施。完成した作品は手元に届くので、作る楽しさだけでなく、作品が届くまでのワクワク感も味わえます。

土をこねて成形し、思い思いの作品を作る過程は、男性の創作意欲をかきたててくれるはず。恋人や家族とオリジナルの作品を作る体験を共有すれば、絆がさらに深まるでしょう。

男性が無心になって楽しめる夢幻庵備前焼工房の陶芸体験

岡山県備前市の伊部地区を産地とする備前焼は、「日本六古窯」のなかでも最も古い焼き物です。一般的な陶磁器は、表面に「釉薬（ゆうやく）」というガラス質の膜を塗りますが、備前焼には釉薬は使用しません。

また、絵付けも一切行わないため、土の風味がそのまま表れます。シンプルな美しさが楽しめる焼き物で、素朴で重厚感があるため特に男性に人気です。

そんな備前焼の魅力を幅広い世代に伝えていきたい、という思いのもと「窯元+体験工房」というスタイルを取り入れているのが夢幻庵備前焼工房。緑豊かな山里の中にある工房です。

ここからは、夢幻庵備前焼工房の陶芸体験の魅力について、ご紹介しましょう。

自然を感じながら作品を作ることでストレス解消！童心にかえって夢中になれる

夢幻庵備前焼工房の陶芸体験は、広大な敷地の中にある工房で行われます。自然に抱かれながら土と向き合う時間は、日々の忙しさを忘れられる貴重なひとときです。非日常の空間に身を置いて芸術活動を楽しむ時間で、心も体もリフレッシュできるでしょう。

また、陶芸の成形は粘土遊びにもよく似ています。子供のころ、粘土で怪獣や飛行機などを作って楽しんだ、という男性は多いのではないでしょうか。土をこねていると、そんな幼少期の懐かしい思い出がよみがえってくるはず。

特に毎日タスクに追われるビジネスマンは、心地よい滑らかな土の感触を楽しみながら、童心にかえって作品作りに没頭することで、仕事のストレスが少しずつ解消されるのを感じるでしょう。

作家によるマンツーマン指導なので陶芸初心者の男性でも安心！

夢幻庵備前焼工房の陶芸体験は、作家が講師となってマンツーマンの丁寧な指導をしてくれます。プロがじっくり教えてくれるので「陶芸に興味があるけれど、難しそう…」と思っている男性も、気軽にトライできるのではないでしょうか。

陶芸体験では、まず工房にある完成品を参考に、講師と作るものを相談します。ちなみに、0.5㎏の土でお茶碗程度の大きさの器が1つ、1㎏では2つ作れるのだとか。自分へのご褒美を作るのか、家族やパートナーへの贈り物を作るのか、作品選びの時間も楽しめそうです。

作りたいものが決まったら、講師によるデモンストレーションを見学。実際に作る工程を見学できるので、その後の過程がイメージしやすいでしょう。

実際に作る工程を見学した後は説明や注意事項を聞いて、いよいよ成形スタート。うまくいかなくても講師が手直しをしてくれたり、うまく成形するためのアドバイスをくれたりするので、「思った通りに作れなかった」という心配はいりません。成形が終わり、サインをしたら体験終了。作品はおよそ2か月で手元に届きます。

こだわりの作品を作りたい男性におすすめ！陶芸体験では成形＆焼き方が選べる

陶芸体験では、ろくろを使わずに自分でろくろ台を回す「手びねり」と、ろくろ台が自動で回る「電動ろくろ」のいずれかの成形方法を選びます。

手びねりはろくろ台の回転スピードもゆっくりで、回すタイミングを自分で決められるため初心者向け。一方電動ろくろは回転のスピードが速いので、慣れるまで少し時間がかかります。陶芸教室に通ったことがある、という腕に覚えありの男性は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

また、成形したものを焼く「焼成（しょうせい）」も、2つのコースから選べます。ひとつは「小窯＜薪窯＞焼成コース」。薪を使って焼成するコースで、灰によって生まれる「桟切（さんぎり）」と呼ばれる独特の焼き色が特徴です。白や黒、黄色のまだら模様はとてもシックで男性的な風味を醸し出します。

もうひとつのコースが「ヒダスキ焼成コース」です。作品に藁を巻いて焼成することで、緋色のタスキをかけたような色合いにする焼成方法で、温かみのあるどことなく神秘的な緋色模様が特徴です。

好きな焼成を選べて、自分の世界観や好みをデザインに落とし込めるので、自分が使う食器にはこだわりたいという男性にうってつけです。

このように手厚いサポートを受けながら好きな成形・焼成方法を選べる夢幻庵備前焼工房の陶芸体験。手軽にオリジナルの陶芸作品を作れるとあって、ひとりでふらりと訪れる男性客も多いそうです。

カップルやファミリーでも楽しめる！夢幻庵備前焼工房の陶芸体験コース

一人で陶芸を楽しむのもいいけれど、せっかくなら恋人や家族と一緒に体験したい、と思っている男性も多いのではないでしょうか。そこでここからは、カップルやファミリーで楽しめる夢幻庵備前焼工房の陶芸体験コースを紹介します。

陶芸体験＋カフェがセットになった「cafe MUGENAN+ ドリンク付きコース」

カップルのデートプランとして好評なのが、夢幻庵備前焼工房併設のカフェ「cafe MUGENAN+」のドリンクやスイーツがセットになった体験コース。陶芸体験のあとに、カフェでのんびりティータイムが楽しめるコースです。

「cafe MUGENAN+」では、味わい深いコーヒーや手作りの絶品スイーツを備前焼の器でいただけます。

スタイリッシュな空間の中、美しい備前焼で提供されるメニューはどれもSNS映えバツグン。彼女もきっと大喜びするでしょう。また、陶芸体験の後に「どこかでお茶でも…」とリサーチする手間や移動の時間を省略できるのも嬉しいポイント。スムーズなデートで充実した1日が過ごせます。

店内では備前焼の食器の購入も可能なので、デートの記念に彼女とペアの食器を買うのもおすすめですよ。

もちろんおひとりさまでもカフェとセットになったコースは利用可能。味わい深いコーヒーを求めてやってくる男性客も少なくありません。

陶芸体験を通してSDGsを学ぶ「備前焼リサイクルものづくり体験コース」

ファミリーで陶芸を楽しみたい、というパパにおすすめしたいのが「備前焼リサイクルものづくり体験コース」。備前焼の陶芸体験を通じてSDGsについて学べるコースです。

こちらのコースでは、まず備前焼や埋め立てゴミ、リサイクルについてのビデオを鑑賞し、その後に陶芸体験を行います。

陶芸体験で使用するのはリサイクル土。使えなくなったり要らなくなったりした備前焼を回収し、粉々に砕いたものを既存の備前の土に練り戻した土です。リサイクル土は通常の土よりも焼き上がるときに縮みにくくなるため、割れにくいというメリットもあるのだとか。

▲使い物にならなくなった備前焼がリサイクル土として新たな生命に生まれ変わる

リサイクル土を使用することで、資源循環について学び、環境について考えるきっかけづくりができるこちらのコースは、夏休みの自由研究にもおすすめです。

家族で思い出作りをしながら宿題も済ませられるなんて、子供にとっては一石二鳥。パパの株が上がること間違いありません。

備前焼工房の陶芸体験は作った後も楽しめる

できあがった作品が手元に届いてからも、まだまだお楽しみは続きます。

まずは、経年変化をじっくりと堪能するのも備前焼の醍醐味です。備前焼は釉薬を使用していないため、最初はざらざらした肌触りです。しかし、使い続けるうちに角が取れ、ツルツルとした感触へと変化します。

滑らかな手触りになるように育てていくのが楽しい、というコレクターも多いそう。使えば使うほど表面に艶が出て、美しくなるのも備前焼の特徴です。

お酒好きな男性は、陶芸体験でビアマグやビールジョッキを作ってみてはいかがでしょうか。備前焼の表面にできる非常に細かな凸凹が、ビールの泡をきめ細かくクリーミーにしてくれますよ。

コーヒー好きの男性は、ぜひコーヒーカップ作りにチャレンジしてください。表面の凸凹がコーヒーの苦みを取り除き、まろやかな味わいにしてくれるので、いつものコーヒーと違った味わいを楽しめます。

また、備前焼は空気を通すので、備前焼で作った花瓶に花を活けると水が腐らず長持ちする、といわれています。お花が好きなパートナーにオリジナルの花瓶を作ってプレゼントするのも粋ですね。

夢幻庵備前焼工房の口コミ・評判

ここからは夢幻庵で陶芸体験を行った人たちの口コミを紹介します。

体験した人からは、しっかりサポートしてもらえるので思い通りの作品ができた、という声が寄せられています。皆さん満足できる作品が作れたようで、「またぜひ行きたい」という声も多く見られました。

この体験を機に備前焼の魅力に目覚めた、という人も多数。夢幻庵備前焼工房の陶芸体験は、陶芸の楽しさや備前焼のすばらしさを体感できる施設だ、ということがよくわかります。

夢幻庵備前焼工房陶芸体験の価格・予約方法

夢幻庵「陶芸体験」

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