美しい自然や独自の文化、グルメと魅力が満載の観光地・沖縄。ただ、旅行に訪れる男性の中には「観光だけじゃなく、体験や遊びも楽しみたい!」という方もいるのではないでしょうか。
そんな願いを叶えてくれるのが、沖縄県南部の南城市にある県内最大級の観光テーマパーク「おきなわワールド」です。国内最大級の鍾乳洞や、世界唯一のバブ博物館など、心躍る沖縄ならではの魅力が凝縮された施設となっています。
この記事では、施設の見どころやおすすめできる理由について、「おきなわワールド」企画広報課の宮城さんに伺ったお話をもとにたっぷりと紹介していきます。
この記事の目次
さまざまな沖縄ならではの体験ができる「おきなわワールド」
「おきなわワールド」は、那覇空港から約30分、沖縄自動車道南風原ICから約10分と、好アクセスの場所にあります。首里城や沖縄県平和祈念資料館などの主要な観光施設からも近く、旅行プランに組み込みやすいスポットです。
東京ドーム4個分の広さを誇る施設内には、鍾乳洞やバブ博物館以外にも、琉球ガラスの工芸が体験できる工房や、沖縄そばや地ビールが味わえる飲食店があります。
また、約50種類450本の亜熱帯の果樹を栽培している「熱帯フルーツ園」や、琉球王国時代の街並みを再現した「琉球王国城下町」など、豊富なアクティビティが揃っています。
気分は探検家!国内最大級の鍾乳洞「玉泉洞」で体験する“地底旅行”
▲おきなわワールドの玉泉洞にある「青の泉」。連なる鍾乳石が幻想的な雰囲気を醸し出す
サンゴ礁の海に囲まれ亜熱帯の島々が連なる沖縄には600カ所以上の鍾乳洞が現存しています。その中で、沖縄のみならず国内でも最大級の規模となっているのが「おきなわワールド」の地底にある「玉泉洞」です。約30万年もの歳月をかけて形作られた、全長5,000m(一般公開されているのは890m)、鍾乳石100万本を擁する「玉泉洞」で、地底旅行へと出発です。
薄暗い空間に、様々な形の鍾乳石が連なる景観は神秘的。30万年の歴史に思いをはせると、自然の偉大さに圧倒されるのではないでしょうか。
▲玉泉洞にある「絞り幕」という名の鍾乳石
鍾乳石のほかにも、洞窟内を流れる地下川、滴り落ちる水の音など、非日常の光景が広がっています。洞窟の環境に適したコウモリやトカゲモドキ、淡水エビなど亜熱帯の島特有の珍しい生物が多数見つかっていて、探検家気分が味わえます。
また、鍾乳洞の温度は1年を通して約21℃。夏は涼しく、冬は暖かいことが魅力です。
2月のバレンタインの時期には、特別なライトアップ。青の泉エリア・黄金の盃エリアが青からピンクに変化し「愛の泉」ピンクワールドになります。デートコースやプロポーズなど思い出の場所にいかがでしょうか。大切な方への感謝を込めて、このタイミングで訪れるのも喜ばれそうです。
さらに、夏季限定のアクティビティとして「南の島の洞くつ探検」が開催されます。
ヘルメットと探検服を装着し、玉泉洞の未公開エリアをケイビングインストラクターと一緒に探検。巨大な鍾乳石や純白の美しい鍾乳石がいたるところに垂れ下がる迫力のある景観が広がる中を、ヘッドランプの灯だけを頼りに、岩を乗り越え、地下の川をザブザブと進みながら遡り、真の暗闇を体感します。
「リアルな体験」「研ぎ澄まされる五感」「地底の異世界」「自然の驚異」をテーマに、日常では味わえない本物の冒険が体験できるアドベンチャーツアーです。
▲「南の島の洞くつ探検」の様子
■「おきなわワールド」公式サイト:南の島の洞くつ探検
夜のジャングルに飛び込む「ウワーガージャングルナイトトレッキング」
「おきなわワールド」では、沖縄本島南部の未開拓エリア「ウワーガー(宇和川)ジャングル」を夜間に歩く、人数限定のガイドツアー「ウワーガージャングルナイトトレッキング」も開催しています。
おきなわワールドの敷地内にある未公開エリア「ウワーガージャングル」。古くから「ウワーガー(宇和川)」と呼ばれるこの場所は、サンゴ礁由来の石灰岩が広がる湧水も豊富なエリアです。
暗闇の中で荒削りの地表を踏みしめ、丘を登り谷を下ります。ジャングルで五感に意識を集中させ、徐々に慣れてくると、自然と一体化し自分自身の野性の感覚が研ぎ澄まされていく、夜だけの人数限定ガイドツアーとして一部を公開しています。
出発は午後7時(日没時期により前後します)。旧型ジープに乗り込んでジャングル入口へと向かいます。スタートからワイルドな冒険へと出発。ウワーガージャングルナイトトレッキングは野生の中にいる自分の存在を全身で体感できるハラハラドキドキの新感覚没入型ナイトツアーです。
「ウワーガージャングルナイトトレッキング」は一見ハードルが高そうなアクティビティにも思えますが、森のトレイルを1キロほど歩ける体力さえあれば、トレッキング初心者でも参加できます。「必要なのは覚悟と勇気!」とのことなので、興味がある男性は、思い切ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
■「おきなわワールド」公式サイト:夜のジャングル探検 ウワーガージャングル
白熱の「ハブとマングースのショー」。思わず聞き入るコミカルなトークも魅力
▲マングースを巧みに操るスタッフ
「おきなわワールド」の大人気エンターテインメントと言えば、「ハブとマングースのショー」です。
海ヘビと表情は可愛らしいけれど獰猛なマングースが、水中を進む速さなどを熾烈に争います。また、ハブの攻撃できる範囲や毒の強さといった特徴についても、スタッフが分かりやすく解説。冗談を織り交ぜながらのコミカルなトークが繰り広げられるので、思わず聞き入ってしまいます。
ヘビと愉快な仲間たちに会える「ハブ博物公園」。40年以上前にハブの研究施設が派生してできた同園は、世界の毒蛇研究者が集う国際会議の開催場にもなるほど、世界的に注目度が高い施設です。
▲「ハブ博物公園」の外観
園内にあるハブ資料館にはハブの生態から種類や被害状況までさまざまな資料が展示されているので、恐ろしいだけではないハブの意外な一面を知ることができます。ハブ以外にも、マングースやウミヘビ、オオコウモリなど、沖縄に生息する個性的な動物たちにも出会えます。
園内では、白蛇との記念撮影(1枚1,000円)もできます。白蛇は金運をつかさどる弁財天の化身とされている縁起の良い生き物です。ぜひ、沖縄旅行の記念にしてみてはいかがでしょうか。後々、「怖かったけど、よく挑戦したよね!」などと話しながら、写真を眺めるのも楽しそうです。
自分だけの記念の一品を!琉球ガラスや紅型、機織りなどの伝統工芸体験
▲温かみのある色合いが魅力の「機織り」作品
沖縄は琉球王国時代に中国や東南アジアの国々との貿易によって海外文化の影響を受けながら、独自の伝統工芸を発展させてきました。
「おきなわワールド」では、そんな沖縄独自の伝統工芸も体験できます。南国らしいおおらかで明るい雰囲気が魅力の「琉球ガラス」、沖縄の伝統的な染め物「紅型(びんがた)」、厚みがあり、どこか素朴な風合いで唐草や魚など自然モチーフの文様が魅力の「陶芸(やちむん)」、鮮やかな色柄が特徴的な「機織り」など体験の種類も多彩です。
南国情緒あふれる自分だけの一品を作り上げる作業には、きっと夢中になってしまうでしょう。作品を家に帰って普段使いにすれば旅の思い出をいつでも振り返れそうですし、親戚や大切な人へのお土産にするのも素敵ですね。
遊び疲れたら一息。沖縄そばや地ビールが味わえる飲食店もあり
「おきなわワールド」は、飲食施設も充実しています。
施設内の「沖縄そば自慢 なんと屋」には、本ソーキそばや沖縄そば、ゆし豆腐といったメニューが並んでいます。これだけの郷土料理がテーマパーク内で食べられるのは、観光客としては嬉しいですね。
また、「地ビール喫茶 SANGO」では、併設された工場から直送の「OKINAWA SANGO BEER(オキナワサンゴビール)」をじっくりと味わえます。「玉泉洞」の地下100mから汲み上げた水はカルシウムとミネラル豊富な水として知られています。ビールの約9割を占める大切な素材「水」にこだわりコーラルウォーターを100%使用した「OKINAWA SANGOBEER」は、世界的なクラフトビールコンテストで数々の賞を獲得するなど、国際的にも評価が高いビールです。
▲おきなわワールド内で販売されている「OKINAWA SANGO BEER」
ラインナップは、フルーティーな酸味が特徴的な「SAISON(セゾン)」、白ワインを思わせる「KOLSCH(ケルシュ)」、柑橘系の豊かな香りとホップの苦みが融合した「IPA(インディア・ペールエール)」、パッションフルーツ果汁を使用した甘酸っぱいさわやかな風味の「PASSION FRUIT(パッションフルーツ)」の4種類。ビール好きの男性は、せっかくなので飲み比べてみても楽しいかもしれません。
石垣牛を使った串焼きやハンバーグステーキなど、ビールと相性抜群なメニューに舌鼓を打ってみてください。
「おきなわワールド」の評判・口コミ
数ある沖縄のテーマパークではNO.1だと思います。涼を得られる鍾乳洞から南国の植物、沖縄の古い建造物、そして迫力満点のエイサーのショーまで、すべて素晴らしかったです!
琉球ガラス作りや機織体験、シーサーの色付けなど様々な工芸体験ができるので、物作りが好きな人にはとてもおすすめです。
那覇空港からレンタカーで30分くらいとアクセスも良かったです。
司会進行のトークが楽しいハブとマングースのショーや、白い大蛇を首に巻く体験ができ、沖縄の生き物を身近に感じられました。
日常ではできない体験ができて1日楽しく過ごせたという声がたくさん見受けられました。また、雨の日でも楽しめるという声や、沖縄に旅行に行くたびに絶対に訪問するというリピーターも見られました。
「おきなわワールド」の料金
「おきなわワールド」の料金は以下の通りです。
大人(15歳以上) | 2,000円 |
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小人(4~14歳まで) | 1,000円 |
※料金は税込み
なお、「おきなわワールド」では施設をより楽しんでもらえるように、下記を貸出ししています。
貸出一覧 | ◆車いす 無料 ◆ベビーカー 300円 ※車いす、ベビーカーの数には限りがございます。ご了承ください ◆雨天時の傘・日傘 無料 ※保証料必要(雨天時の傘:500円、日傘:1,000円)傘返却後に保証料は返金 |
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※料金は税込み
基本情報
所在地 | 沖縄県南城市玉城字前川1336番地 |
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電話番号 | 098-949-7421 |
営業時間 | 9:00~17:30(最終受付16:00) |
ホームページ | https://www.gyokusendo.co.jp/ okinawaworld/ |
アクセス | 那覇空港から約30分、沖縄自動車道南風原ICから約10分 |
施設規模 | 東京ドーム4個分の広さ |
主な施設・アトラクション |
- 玉泉洞(全長5,000m、一般公開890m) - ハブ博物公園 - 熱帯フルーツ園 - 琉球王国城下町 - 伝統工芸体験(琉球ガラス、紅型、陶芸、機織り) - 飲食施設(沖縄そば自慢 なんと屋、地ビール喫茶 SANGO) |
特別イベント |
- バレンタイン時期の特別ライトアップ - 夏季限定「南の島の洞くつ探検」 - ウワーガージャングルナイトトレッキング |
入場料金 |
大人(15歳以上):2,000円 小人(4~14歳):1,000円 |