【20代向け】頭皮チェックのやり方|薬剤師が教えるセルフ確認ポイント

20代の頭皮チェックで大切なのは、「薄くなってから気づく」ではなく、髪や頭皮の“小さな変化”を早めに拾うことです。見た目が大きく変わっていなくても、コシ・ツヤ・指通りみたいな分かりやすい変化が先に出ることがあります。

チェックは難しく考えなくてOK。ポイントは大きく2つで、①毛質の変化(コシが落ちた/ツヤが減った/髪が細く感じる/セットが決まりにくい)と、②家族の傾向(両親・祖父母に薄毛傾向があるか)です。さらに、変化を見逃さないコツは「同じ条件で定期的に記録する」こと。スマホで月1回くらい、頭頂部・生え際・つむじ周りを同じ角度で撮って比べるだけでも判断しやすくなります。

この記事では、薬剤師の視点で、誰でもできる頭皮セルフチェックの手順と、忙しくても続けやすい記録のコツをまとめました。「気のせいかも」で終わらせず、次に何を見ればいいかが分かる内容です。

この記事で分かること

  • 20代で頭皮チェックをしておいた方がいい理由(早めに気づくメリット)
  • まず見るべきセルフ確認ポイント(毛質の変化/家族の傾向)
  • スマホでできるチェック方法(撮影場所・角度・頻度の目安)
  • 頭頂部・生え際・つむじ周りの見方(見落としやすいポイント)
  • 気になる変化があったときの次の動き(相談の考え方)
▼頭皮チェックの重要ポイント
チェックが必要な人 チェックポイント
  • 家族(両親・祖父母)に薄毛の傾向がある人
  • 最近、髪質や頭皮が気になる人

毛質の変化を確認

  • 髪のコシの低下
  • 自然なツヤの減少
  • 髪の毛自体の細さ
  • 指通りの変化
監修者:株式会社エムボックス 金澤大介さん
●監修者 金澤大介さん

株式会社エムボックス 代表取締役CEO / 薬剤師
AGAセルフケアブランド『HIX』を展開。薬剤師としての知見を活かし頭皮ケアを提唱。

薬剤師が教える「頭皮チェックのポイント」

薄毛は、多くの方が「もう手遅れかもしれない」と諦めてしまうことも少なくありません。特に遺伝的な要因が強いと言われている薄毛は、20代という早い段階からのケアが推奨されています。

本記事では、毎日の生活の中で簡単にできる頭皮チェックの方法から、最新テクノロジーを活用した方法まで、薬剤師である金澤氏ならではの専門的な知見をもとに紹介していきます。

頭皮チェックのポイント1:毛質の変化

「髪が昔と違う気がする…」。そんな何気ない違和感こそが、実は薄毛の重要なサインかもしれません。頭皮チェックで特に注目したいのが、毛質の変化です。

かつてはシャンプー後にブラシが通りにくいほどコシがあった髪が、いつの間にか柔らかくなっていませんか?あるいは、以前は自然なツヤがあった髪が、なんとなくくすんで見えるようになっていませんか?このような変化は、頭皮や髪の状態の変化として気づきやすいポイントです。さらに、髪の毛自体が細くなり、指通りが変わってきたと感じたら要注意です。

特に見落としやすいのが、頭頂部や生え際の変化。毎日見慣れた自分の姿だからこそ、気づきにくい部分でもあります。そこでおすすめなのが、定期的な写真撮影による記録です。スマートフォンで月1回程度、同じ角度から撮影し、1年前、2年前の写真と見比べてみましょう。これにより、普段は気づきづらい微細な変化も把握することができます。

興味深いことに、医療の専門家であっても、自身の頭皮や髪の状態の変化に気づかないケースは少なくありません。それほど、日々の変化は気づきにくいものなのです。だからこそ、定期的な記録による客観的な確認が、早期発見の決め手となるのです。

頭皮チェックのポイント2:家族歴

薄毛男性に家族歴についてアンケートした結果
(※)AGAに関する実態調査2025(HIX調べ)

「父親も祖父も薄毛だった…」。そんな方は、特に注意が必要かもしれません。HIXが行った「AGAに関する実態調査2025」では、薄毛が気になる男性の7割以上に家族歴があったとの調査結果(※)もあります。

そのため、自身の将来的なリスクを知る上で、両親や祖父母の髪の状態を意識的に観察しておくことが非常に重要です。特に、父親や祖父の若い頃の写真と現在を比較してみると、自分の将来の髪の状態を予測する大きなヒントとなるかもしれません。

家族歴がある場合は、症状が目立つ前から定期的な頭皮チェックを始めることを考えてみましょう。

プロが教える意外な事実:生活習慣だけで判断しすぎない

薄毛男性に栄養バランスについてアンケートした結果

薄毛男性に睡眠についてアンケートした結果

(※)AGAに関する実態調査2025(HIX調べ)

「毎日の食事に気を付けて、しっかり運動もしているのに…」。

薄毛に悩む方からよく聞かれる言葉です。髪の毛を健康に保つ方法と聞いて、多くの方がまず思い浮かべるのが、生活習慣の改善ではないでしょうか。確かに、バランスの取れた食事、質の良い睡眠、禁煙などは、健やかな頭皮環境を保つための大切な要素です。一方で、薄毛や抜け毛には体質、家族歴、ホルモンの影響、頭皮トラブルなど複数の要因が関わることがあります。

「薄毛の場合、生活習慣の改善は重要ですが、それだけでは十分でない場合があります。男性ホルモンの影響など、他の要因も考慮する必要があります」と金澤氏は言います。日本皮膚科学会のガイドラインでも、男性型脱毛症には遺伝と男性ホルモンが関与するとされ、診断では家族歴や脱毛の経過、視診などが確認されます。セルフチェックで変化に気づくことは大切ですが、原因の判断は自己判断だけで決めつけないことが重要です。

特に、家族歴のある方や、すでに髪質の変化を感じている方は要注意です。もちろん健康的な生活習慣は大切ですが、抜け毛の急な増加、頭皮の赤み・かゆみ・フケ、薄毛の進行が気になる場合は、皮膚科などの医療機関や専門家に相談することも選択肢の1つとして考えておくと良いかもしれません。

頭皮チェックもアプリを使えば手軽でカンタン!

頭皮チェックのアプリ画面

「定期的な頭皮チェックが重要」とわかっていても、実際にどうやってチェックすればよいのか悩む方は多いのではないでしょうか。そんな方々から注目を集めているのが、スマートフォンで頭髪や頭皮の状態を記録しやすいAGA管理アプリ『HIX』です。

HIX公式では、撮影した頭髪画像をAIで解析し、薄毛の進行度合いや乾燥・フケ、炎症などの頭皮状態をチェックできると案内されています。なお、ヘアチェックは毛髪診断士がAIを使って確認する仕組みで、結果は平日日中で1〜2時間程度、夜間・休祝日は翌日になる場合があります。

では、具体的にどのように活用すれば良いのでしょうか。効果的なセルフチェックのポイントは、決まった場所を同じアングルで定期的に撮影し、記録を蓄積することです。

特に注意が必要な撮影ポイントは以下の3つ。

  • 頭頂部:鏡では確認しづらい場所だからこそ、定期的な撮影で変化を見逃さない
  • 生え際:額の形が変わっていく可能性があるため、正面からしっかりと記録
  • つむじ周り:頭皮の状態が変化しやすいエリア

このように、アプリを活用すると頭皮や髪の状態を記録しやすくなります。ただし、セルフチェックは医師による診断の代わりではありません。抜け毛の急な増加、かゆみ・赤み・フケなどの頭皮トラブル、薄毛の進行が気になる場合は、皮膚科などの医療機関への相談も検討しましょう。

サービス名 HIX(ヒックス)
公式ページ https://www.hix-selfcheck.com/
提供会社 株式会社エムボックス
※詳細は公式ページでご確認ください

この記事のまとめ

専門家プロフィール 金澤氏
  • AGAセルフケアブランド『HIX』を展開する株式会社エムボックスの代表
  • 薬剤師としても活躍
薄毛の現状 国内の実態
  • 日本皮膚科学会ガイドラインでは、日本人男性の男性型脱毛症の発症頻度は20代で約10%、30代で20%、40代で30%、50代以降で40数%とされています
  • 男性型脱毛症には遺伝と男性ホルモンが関与するとされています
  • HIXの「AGAに関する実態調査2025」では、薄毛が気になる男性の7割以上に家族歴があったとされています
早期に気づくポイント 毛質の変化
  • 髪のコシの低下
  • 髪のツヤの減少
  • 髪の毛自体の細化
  • 指通りの変化
  • 頭頂部や生え際の変化
セルフチェック方法 定期観察のポイント
  • スマートフォンで月1回程度、同じ角度から撮影
  • 1年前、2年前の写真と比較
  • 頭頂部、生え際、つむじ周りを重点的に確認
  • 必要に応じて頭皮チェックアプリ『HIX』などで記録・確認する
重要な注意点
  • 20代から髪や頭皮の変化を記録しておくと気づきやすい
  • 家族歴がある場合は特に変化を見逃さない
  • 生活習慣は大切だが、薄毛や抜け毛の原因は自己判断で決めつけない
  • 抜け毛の急な増加、頭皮の赤み・かゆみ・フケ、薄毛の進行が気になる場合は医療機関への相談も検討する
編集部:竹内 彩
●編集部 竹内彩

観光協会おすすめの「ドライブデート」企画や、「プロに聞くアドバイス」企画の編集を担当。地方移住に関する取材経験が150本と豊富で、各地の名所に精通。プライベートでも週2回はドライブするほどのドライブ好き。