晩酌派の男性必見。食事と相乗効果を発揮する「天盃」の麦焼酎で至福のペアリング体験を

「日々のご褒美に、特別感のある麦焼酎を飲みたい」「食事とのペアリングを楽しめるお酒を探している」…。そんな男性に今回ご紹介するのが、福岡県朝倉郡筑前町で麦焼酎の可能性に挑み続ける「天盃(てんぱい)」の蒸溜酒です。

天盃は、明治31年の創業から120年以上、麦焼酎への想いをひとすじに現在まで歴史を紡いできました。主軸としているのは、福岡・佐賀県産の二条大麦を使用した伝統製法の本格麦焼酎。さらに近年では、固定概念にとらわれず革新的な蒸溜酒を生み出し、多様化するライフスタイルにも寄り添っています。

商品ラインナップは食前酒・食中酒・食後酒と多岐に渡り、麦焼酎好きの男性も、麦焼酎に馴染みがない男性も、天盃を知ればきっと「味わってみたい!」「蒸溜酒って面白い!」と思える一品に巡り合えるはず。本記事では、株式会社天盃の五代目、専務取締役を務める多田匠さんに伺ったお話をもとに、蔵元の魅力や男性におすすめの蒸溜酒をお届けします。

“本格派”を好む男性に、独自製法のこだわり抜いた麦焼酎を

天盃の麦焼酎を支える二条大麦畑

本格焼酎の品質や個性は、おもに、原料・仕込み・蒸溜の違いに表れます。天盃の麦焼酎は、福岡県や佐賀県南部で生産された二条大麦を、合計31の精麦工程で磨き上げて原料としているのが特徴。仕込み水には古処山系の伏流水を使い、3段仕込み(商品によっては4段仕込み)と手間暇をかけています。

こだわりの原料と水を使い、丁寧に蒸溜された天盃の麦焼酎は、本格焼酎を嗜みたい男性にピッタリと言えるでしょう。

原料の持ち味を活かしながら磨きをかける独自技術「常圧2回蒸溜」を採用

原料や仕込みに加え、天盃の麦焼酎の個性に大きく寄与しているのが、独自技術の“常圧2回蒸溜”です。

焼酎の蒸溜方法には“単式蒸溜”と“連続式蒸溜”の2種類があり、天盃の焼酎をはじめとする本格焼酎(いわゆる焼酎乙類)は、原料由来の風味や香りを残す、昔ながらの“単式蒸溜”で作られます。

単式蒸溜にはさらに“常圧蒸溜”と“減圧蒸溜”の2種類の方法があり、常圧蒸溜は90~100℃で香気成分を生み出し原料の風味をより活かせること、減圧蒸溜は低温度ですっきりとした味わいに仕上がることが特徴。天盃の麦焼酎は、伝統的な製法の“常圧蒸溜”にこだわり、初溜器でできた焼酎をもう一度蒸溜して磨きをかける独自技術“常圧2回蒸溜”を採用しています。

さらに、活性炭素やヤシガラ炭素、イオン交換樹脂などを使った不純物を取り除く加工を施していないのもポイント。独自の製法で、原料本来の香りを楽しめる力強い味わいを生み出しています。

リラックスタイムに、食中酒に、贈り物に。幅広い年代にハマる天盃の蒸溜酒

天盃には数々の麦焼酎や麦焼酎をベースとした蒸溜酒があり、シーンや好みに合わせて幅広いラインナップからピッタリなお酒を選べるのが魅力。

例えば、しっかりした味わいを好む男性や、長年に渡り天盃の麦焼酎を愛飲する年配の男性からは、「天盃」や「博多どんたく」といった定番ブランドが人気です。食事とのペアリングを重視する男性や、流行に敏感な若い世代の方であれは、2017年から販売されている特約店銘柄「クラフトマン多田」シリーズにもご注目。

贈答用パッケージの製品もあり、自宅で楽しむだけでなく、身近な人やお世話になった人への気の利いたプレゼントとしてもおすすめです。

男性におすすめ!天盃のこだわり麦焼酎&蒸溜酒5選

天盃の蔵元外観全体像

天盃の麦焼酎を味わってみたいと思うものの、「どんな商品を選べば良いか迷う…」という男性もいることでしょう。ここからは、天盃の麦焼酎のなかでも特に男性ファンが多い商品や、蔵元の個性が光る注目の蒸溜酒を5種類紹介します。

食事とのマリアージュを重視する男性に「クラフトマン多田キャンティブラウン」

天盃の麦焼酎「クラフトマン多田」シリーズ▲食中酒として調味料や味つけとの相性を重視して開発された「クラフトマン多田」シリーズ

焼酎は蒸溜酒ながら、日本酒やワインといった醸造酒のように、食事とのペアリングを楽しめるお酒として名を馳せています。しかし、これまで料理との相性を最優先とした焼酎はなく、そこに目をつけ、調味料や味つけとの相性を追求し、料理の味わいごとに麦焼酎を選べるよう生み出されたのが天盃の「クラフトマン多田」シリーズです。

「クラフトマン多田」シリーズは4種類あり、そのなかでも特に男性におすすめの一品が“クラフトマン多田キャンティブラウン”。こちらは、蔵付き乳酸菌を培養し、もろみに添加しているのが特徴で、醤油やタレを使った料理と合わせると相乗効果を発揮する、濃厚でしっかりとした味わいです。

ロック好きの男性や、お湯割り好きの男性から好評で、ロックではキリっとした後味、お湯割りではまろやかな口当たりを楽しめます。ちなみに、お湯割りの場合は、夏場は70℃、春秋は75℃、冬は80~85℃が美味しく飲める温度だそう。

「クラフトマン多田」シリーズは、キャンティブラウン以外もすべて料理とのペアリングを前提に造られています。塩や酢を使った和食に合う軽い味わいなら“スパニッシュオレンジ”、香草系やエスニック・イタリアンには“スリープオブザムーン杉樽貯蔵”、バターを使った西洋料理には“スリープオブザムーンオーク樽貯蔵”がよく合います。

おうちディナーや特別な日のメニューに合わせて、彼女と一緒に「クラフトマン多田」シリーズを選ぶのも楽しそうです。

スッキリ爽快感を味わいたい男性にはソーダ割りに適した「天盃炎ラベルVer5.0」

麦焼酎を炭酸割りで爽やかに飲みたい男性には、ソーダで割ることを計算して開発された麦焼酎「天盃炎ラベルVer5.0」がピッタリ。二条大麦100%の旨味とキレのバランスの良さが特徴で、ソーダで割ると瓶内2次発酵のような一体感ある味わいが口内に広がります。

「天盃炎ラベルVer5.0」は、スッキリとした香りと飲み口なので、油をしっかり使った料理に最適。揚げ物や中華料理など、食べ応えがある料理とともにグイグイ飲みたいときにマッチします。

食前酒やパンチが利いた味を求める男性に「ペッパースペシャリテ」

ほかにはない、天盃ならではのオリジナリティが光る蒸溜酒をお探しの男性には、黒胡椒のスピリッツ「ペッパースペシャリテ」がおすすめ。有機栽培による新鮮な黒胡椒のスパイシーな風味とともに果実味あふれるフレッシュな味わいを堪能できます。

こちらは、「ペッパースペシャリテ1:ソーダ2」の割合で飲みやすく調整し、食前酒として口にする男性が多いそう。黒胡椒の風味が食欲を誘い、思わず肉料理を欲してしまうのだとか。食中酒とするなら、追い胡椒でパンチを利かせたステーキと、「ペッパースペシャリテ1:ソーダ1」の炭酸割りを合わせると格別なマリアージュを楽しめます。

JR九州の高級寝台列車「ななつ星in九州」で採用の「コーヒースペシャリテ」

食後酒を嗜む男性には「コーヒースペシャリテ」はいかがでしょうか。こちらは、JR九州の高級寝台列車「ななつ星in九州」でも提供されている一品。コーヒーと麦焼酎を掛け合わせた天盃オリジナルの大人なリキュールで、ストレートやロックで美味しく味わえます。

「コーヒースペシャリテ」は誕生の背景にもドラマがあり、コロナ禍に輸出がストップし、困窮していた中米ホンジュラスのコーヒー豆生産者を支援するプロジェクトから生み出されました。ダイレクトトレードを行う焙煎所のオーナーと天盃でクラウドファンディングを実施し、その返礼品として開発されたのがキッカケです。

ちなみに、集まった支援金は、更に高い品質のコーヒー豆を生産するために現地で役立てられ、消費者に美味しい製品が届くという形で循環しています。

原価度外視の最高ランク蒸溜酒「ディスティラリーコレクション」

天盃には、焼酎蔵では類を見ない常圧2回蒸溜ならではの、高い度数(60度以上)のハイプルーフ酒もラインナップ。「ディスティラリーコレクション」と名付けられ、造り手・飲み手の双方がわくわくするような商品が毎年リリースされています。

原価を度外視した、樽貯蔵でも長期貯蔵でもない、蒸溜酒の世界観が広がる商品かつ、購入できるのは選ばれた店舗のみなので、憧れを抱く男性ファンも多いそうです。

天盃の口コミや評判

ここからは、天盃の麦焼酎や蒸溜酒の口コミを見ていきましょう。

“クラフトマン多田キャンティブラウン1815”は今まで味わった焼酎の中で1番好きです。芋焼酎派の人も、麦焼酎は気に入ると思います。

天盃には色々な焼酎がありますが、まずはスタンダードをおすすめします。飲むと、鼻から抜ける香りに麦畑を感じますよ。

麦焼酎が好きな知人にプレゼントしたら、とても喜ばれました!また贈答用で購入したいと思います。

福岡の筑前町に、ここまで美味しい麦焼酎を作る蔵元があるとは知りませんでした。最高の麦焼酎です。

このように、天盃の麦焼酎は飲んだ人々から大変高い評価が寄せられており、芋焼酎やほかのジャンルのお酒を愛飲している人も虜になる味わいであることが伺えます。また、「プレゼントにしたら好評だった」という声も目立ち、上司や親族といったお酒にこだわりを持った方へのギフトにもおすすめです。

天盃の蒸溜酒の購入方法

天盃の蔵元外観

天盃の焼酎や蒸溜酒は、蔵元の直売所やオンラインショップで購入できます。

蔵元直売所 福岡県朝倉郡筑前町森山978 (平日9:00~17:00)
※休日営業の場合もあり。詳細は公式ページのスケジュールをご参照ください。https://www.tenpai.co.jp/company_profile.html
蔵元オンラインショップ https://www.tenpai-shop.jp/index.htm

天盃の直売所は蔵元の事務所に併設されており、足を運ぶと200年前にタイムスリップしたかのような、趣きある風景に出会えます。直売所で販売されている麦焼酎はひと通り試飲可能。蔵元オンラインショップで取り扱いがない、特約店銘柄のクラフトマン多田シリーズやディスティラリーコレクション、数量限定の企画商品なども手に入ります。

また、容器持参で蔵の仕込み水を汲めるサービスや、蔵の旬の情報を記載した手書き通信の配布、購入金額に応じた手作り品のプレゼントといった特典も充実しています。天盃の本格焼酎を味わってみたい男性は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

天盃の基本情報

運営会社 株式会社天盃
所在地 福岡県朝倉郡筑前町森山978
問い合わせ先 0946-22-1717
営業時間 9:00~17:00
公式ページ https://www.tenpai.co.jp/
※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。